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病に侵された妻は、夫のために物語をつむぎ続ける・・・
号泣しましたよ。えぇ。SideAでね。
でもSideBになってから・・・・ちょっともう違和感が付きまとっちゃって。
私ダメなんだよなーこういう・・・・「で、実は・・・」みたいな展開。
この人の文章は相変わらず好きだけどね。
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やっぱり、有川さんの本はすごいです。
有川さん独特のストーリー展開ですごくドキドキしました。
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アンソロジー『Story Seller』で発表されていたものを「Side:A」とし、
この単行本を出すにあたって「Side:B」を書いたとのこと。
「Side:A」は作家である妻が、
「Side:B」は逆に作家の妻を支える夫が、
それぞれ亡くなってしまうお話。
ふたりが出逢い、惹かれ、結婚し、生活していく甘い部分と
死別への道という残酷な部分を描いた物語。どちらもね。
有川さん、好きだなーと再実感。
必ず「救い」があるところが特に。
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It took me all night and a full box of tissues to finish this novel.
It was SO worth it.
As soon as I found out that it was in the Kinokuniya bookstore by my home, definitely went out to get it. Very good buy.
It was simple and so beautiful. Thank you 有川浩 for allowing us, readers, to bring such a wonderful piece of literature into our lives.
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★4.5くらいかな。
SideAは文句なしに★5!
ラストで涙腺が大決壊してマジ泣きしたわ…。
SideBは有川さんが旦那さんに「君はいつか作家になるよ」って言われてたというエピソードとか、「彼女」が有川先生のイメージにかぶるとこがあって、本当どこまでが本当なんだろうという感じ。
「理屈っぽいのにロマンチスト」って彼女の作風も、まんま有川先生のイメージなんですがー…。
BはAがあって成り立つ話だし、こちらも好きなのだけれど、だがしかし。
Aの方だけ読みたかったなあ、というのが正直な感想かなあ…。
読んだ時の感情の振れ幅が全然違うんだもの。
それが一冊の本に入ってるとどうしても同等のものを要求してしまうと言うのか、贅沢な話でごめんなさいね。
流れるような文章や、テンポの良い会話は相変わらず読んでいて心地良いです。
物語に「愛された人」から、物語を「愛する人」へ。
色んな飾りを取っ払って、まっすぐ紡がれた言葉がどんだけの力を持って心に響くのか、どうぞご自身でご体感くださいませ。
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どこかの短編集に入るものだと思っていたら、SideBがついて一冊の本になるとははうれしい驚きでした。このタイトルは何となく作者のこれからの意気込みを感じるというか、もちろん作者の一面が作品に反映されてはいるんだろうけど、今後のそしてこれまでの作品とは一線を画して新たなステージに進化したような気もします。とはいえ、初期の自衛隊三部作図書館戦争に見られるような銭湯たっぷり、SFたっぷりの物も大好きなのですが…本好き男子のある意味夢の結婚生活が二家族。こんな巡り会い良いなぁ…
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スタバで読んでて泣くのをこらえてましたww
特にAsideは何度も泣きそうになった。。。
引用をするために99ページを見ただけで涙があふれたよ。。。
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StorySellerでSide:Aはすでに読んでた。
普通は買うことを迷うとこかもしれないけど、迷わず購入。
Side:Aを初めて読んだのは仕事帰りの電車のなか。
仕事終わった後で良かった。この気持ちで普通に仕事はできないわ。
で、なんか忘れられず2回目を家でゆっくりと読み直したとき、涙が出た。
これでもかってくらい。
そして、今回で3度目。
それでも、泣いてしまった。
ダメだ。この話はどストライクすぎる。
Side:BはSide:Bで、切り離したものとして気持ちが落ち着いたときに
もう一度読もうと思います。
話の内容に触れてないけど、言葉がまとまらずまともに書ける自信がないので、このへんで。。
もう一回読み直しつつ、好きなセリフを登録しよ。
絶対に忘れられない作品です。
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あっという間に、読みおわってしまいました。
あたまの中に、かってに映像かうかんで、まるで映画を見ているようでした。
いままで、ぜんぜん知らなかった方なので、図書館で大量に、予約しちゃいました。
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重くて、苦しくて、厳しくて―――でも、優しい。
ああそうか、読書というのはこんなに心に響いてくるものだったと改めて感じさせてくれる本でした。一切名前が登場せず、「彼」と「彼女」という代名詞だけで進むところも、この本の魅力を倍増させています。
装丁や帯も素晴らしいです。私はどちらかというと小説を「愛する側」ですが、それでも、無性に文章が書きたくなるなあと心の底から思いました。
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「StorySeller」というアンソロジーに収録されていた「StorySeller」という中編に、対となる中編が書き下ろされた小説。それぞれSide:AとSide:Bという扱いでした。
Side:Aの方はすでに読んだことがあったけど、また引き込まれてしまった。最初に読んだときに凄い中編だと思っただけに、Side:Bが書き下ろされての単行本化は嬉しい。
Side:BもSide:Aときちんと対をなすようにできていて、どこまでが本当かわからないまま余韻を残すラストが抜群だと思う。
有川浩の恋愛小説はどこまでも幸せな話が多いけど、この物語はいつもとは違う着地をしている。その着地が心地よくもあるけど居心地が悪い感じもしないでもないかな。
登場人物たちは相変わらず素敵だし間違いなく名作なんだけど、有川さんにはひたすらハッピーな話を書いて欲しい気もする。
しかし、有川さんの作品はクオリティが高いな〜と思った。
次回作も楽しみにしてます!!
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著者初読。気になっているブログでおススメされていたところ、なんとなく手に取った一冊(装丁もきれいなので久々の単行本)だったのですが、一冊丸ごと好みでノックダウン。
言葉一つ一つが、ぴったりはまって、まるでside-Aの「彼」のようにぐんぐんとひきこまれてしまいました。
フィクションとノンフィクションのどちらなのか。本を読んでいるのに、「なんだ物語か」と安心したくなるくらい、彼と彼女、夫と妻の心情が細やかに描かれていました。
恋の始まり方がとても好きな作家だなぁとも思いました。自然で、それでいて胸の高まりが伝わってくる、そんな素敵な出会い。
今まで読んだことがなかったことが勿体ない!と思えてなりません。さて、次は何を読もうかな。
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有川浩先生の新しい一面を見た、そんなお話でした。読み終えた今は、これがオールフィクションであることを祈るばかりです。
のっけから重い話題だったはずなのに、すぐ後の数ページであっと言う間に幸せな気持ち、恋してる、きゅぅっていう感情で心が満たされて、流石有川浩って感じでした。
言葉ってすごい。と素直に思ったし、言葉ってこわい、と初めて思いました。有川先生の言葉の選択が大好きです。あんなにスラスラ怒りを言葉に出来たら、どんなに気持ちがいいだろうと思います。
愛が溢れてる。それでいて、切ない。
いつも必ずあった後書きが無いことで、ゾッとした終わりになっています。
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久しぶりに本を読んで泣いた。
読み終わって感じたのは、有川さんはどんな思い出この本を書いたのだろう・・・ってこと。
「書ける側」の人間でありながら、その書ける側の人間としてこの話を書いた気持ちって一体どんなだろう。
ただこの本は今すぐにでもまた読み返すべきなんだと思いながら、
ちょっと今の精神的気力からはどうしても力が足りなくて読み返せそうにない。
気の向いた時にパッとまた開いて、読み返したい。
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8月末に新刊が出るのを忘れていて、本屋で平積みの本で「装丁超奇麗!」と思ってよく見たら有川浩でした。
もともとクジラの彼の装丁に惹かれて読んでハマったのが始まりなので、つくづく装丁に恵まれた人だなぁ~と感じる。(徒花スクモとのコンビとか。
このひとのものの書き方?話の持って行き方?鼻につく時が時々あるんだけれど(おもに最近の作品だけんど)圧倒的な勢いにいつもすべてごまかされるwww
ほんとどこまでが虚構なのか。
あとがきのさいごにfinってついてるからすべて虚構だと思うんだけれど。
こうやって考えている時点でしてやられているんだろう。
2010.09.01