紙の本
華子ちゃん
2021/06/23 05:42
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天才柳沢教授も孫の華子ちゃんの前では「おじいちゃん」という扱いになっちゃうんですよね。孫と祖父、という関係性がたまりません。
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華子が成長して、教授夫妻が老いて、そうしていつか死んで行くという、当たり前で、でもフィクションの中では忘れていたい事に、静かに悲しくなった。
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『天才 柳沢教授の生活』がずっと気になっていて、買おうかどうしようか迷っていた。
そんな時にこの本をみかけて、可愛い表紙にふらふらと吸い寄せられ、これが面白かったらちゃんと全部読むんだからと自分に言い訳しながら購入。
華子ちゃん、めっっっさ可愛い!
柳沢教授が大好きで「おじいちゃんみたいになりたい」と頑張る華子ちゃんは、とっても元気でとってもいい子。
そして柳沢教授はすごく素敵な大人。
華子ちゃんは人を見る目があるなぁ、素晴らしい!と思いながら読んだ。
単行本を探しに本屋さんに行こうと思う。
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柳沢教授のイメージそのままの、チョコレート色の重厚ながらもおいしそうな表紙に
白抜きの元気な華子の勇姿が飛び交う、お話にぴったりの意匠にひとめ惚れ♪
この白抜き華子ちゃん、切り抜いてオーナメントにして飾りたい可愛らしさです。
(もちろん切り抜いたりはできないけど。。。あっ、カラーコピーすればいいんだ!)
おじいちゃんが好きで好きで、
おじいちゃんを真似ることにとにかく一生懸命で
ぱっちりおめめをわざと細めて、眉間に皺を寄せている華子が微笑ましい♪
そして、けっして大人の都合のいいように誘導することなく
華子の突飛な振る舞いをおおらかに見守り、
折に触れて「死」や「生きるよろこび」や「お金」や「労働」を
華子の目線に降りてレクチャーする
柳沢教授が、惚れ惚れするくらい素敵です!
華子たちに滅茶苦茶にされた書斎の様子を見ても怒りもせず
カムフラージュの粘土製のヘッドフォンや
キャラメルやガムで作ったPCのキーボードに
子どもの創造性を見出して感動し
他に「作品」はないかとわくわくしながら捜しまわる教授に
胸がきゅん♪とする、素敵な1冊です。
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おじいちゃんに憧れて経済学書を持ち歩く華子。華子のために買った絵本を真剣に読む教授。どちらも人間として、愛らしい。