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再読。
電車の中で読もうと思って持って出掛けました。
外出先で読む場合、途中になってしまうと続きが気になって仕方がないので、一遍読み切りの短編集は重宝します。
ホームズの短編集は、ぱぱっと読めるうえに、面白い!
そして、何度読んでも飽きが来ない!
最高です!!
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シャーロック全編完読。叡智の中の短編は、初期から後期まで含まれており、関連性がないが時代の変遷を感じさせる。特に、技師の親指は、オススメ。
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「観察」という情報収集力に加えて、想像力を働かせて、論理的にストーリーを構築する。
これこそがシャーロック・ホームズのシャーロック・ホームズたる所以だと感じる。
技術や飛び道具的な内容での解決ではなく、ごくごく地味な、泥臭い活動から結論を導き出す。
普段との違いは何か、可能性の排除の連続。そして残ったものが真実。
同じものを見ていても違うものが見えている。
これは蓄積していくと大きな差になるんだろう、継続していくことが重要だと感じる。
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読んでいる時は面白いのだが、短編ミステリーは読み終わった端から内容を忘れていく自分の悪い癖が、顕著になってしまいます。
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「緋色の研究」を読んだ後に読んでみました。短編集なのであっさり読めました。が、少しあっさりしている印象で、私には長編の方が向いているのかな、と思いました。
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原作には「シャーロック・ホームズの叡智」というタイトルはなく、新潮文庫が諸般の事情で他の文庫に載せきれなかった短編の寄せ集め。聖典60作品を読むにあたっては出来るだけ発表順に読む事にしたので、この「叡智」を通して読んだわけではない。推理の過程はもちろん、ワトソン博士とのやりとりや当時のロンドンの街並み等、総じて面白く読む事が出来た。
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シャーロックホームズ最終巻、やはりシャーロックホームズシリーズは推理モノというより冒険モノだったと思う。
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新潮社から出ているシャーロック・ホームズシリーズの最後の短編集。「ページ数が多くなるので読者に迷惑をかけるという考慮から」それぞれの文庫で割愛された短編をまとめておさめている(「冒険」から二作、「思い出」から一作、「帰還」から三作、「事件簿」から二作)
新潮社版ホームズシリーズのネックは古風な訳とこの余計な配慮であるわけだが(世の中にはとんでもなく分厚い文庫はいくらでもある)、まあそれは最初からわかっていたことなのでまだいい。
それでも「冒険」の表紙にでも「当時の刊行順に読みたい読者にはおすすめしません」とでも書いておいてほしいが。
しかしいくらなんでも、割愛する短編くらい選べと言いたい。
私は「帰還」を読んだ時、説明なくしれっとホームズと同居生活を再開したばかりか医院の仕事をしている様子のないワトスンに「???」となった。そのあたりの事情を説明してくれないなんて、ドイルは不親切だなあと思ったくらいだ。
しかし!本書「叡知」に収録されている「ノーウッドの建築士」にはそこのところの経緯がばっちり書かれているではないか。しかもあとがきによると、これは本来「帰還」の二番目におさめられているはずの作品なのだ。
つまり、ドイルは悪くない。ちゃんと説明していた。
悪いのは新潮社だった。
どういう基準で選んだのかは知らないが、いくらなんでもキャラクターの前提情報が書かれている話を削るのはいかがなものか。
新潮社版でホームズシリーズを揃えた私だが、古風な訳も味があって好きになってきたところだったが、すっかり白けてしまった。
これからホームズシリーズを読んでみようと思っている人には、はっきり言って新潮社版はおすすめしない。
でも内容は良かったので、その分星2にした。
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文庫として最後のホームズシリーズ。訳者によるとボリュームから、これまでのシリーズから抜粋してまとめたとのこと。他の短編同様おもしろく楽しめる。2019.2.28
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シャーロックホームズ最後の短編集
8編のストーリーをまとめた一冊で、親指を失った奇妙な男の話やテストの問題の解答が盗み見された事件など
短く楽しめる話が多くて良かった。
これで新潮文庫では読み終わったので他の文庫でもホームズシリーズを読みたいと思う。
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巷間に流布しているホームズ譚の短編集は『~冒険』、『~帰還』、『~思い出』、『~最後の挨拶』、『~事件簿』の5冊が通例だが、新潮文庫版においては各短編から1、2編ほど欠落しており、それらを集めて本書を編んでいる。従って衰えの見え始めた後期の短編集よりも実は内容的には充実しており、ドイル面目躍如という印象をもってホームズ譚を終える事になろうとは計算の上だったか定かではない。
本作においては冒頭の「技師の親指」など結構読ませる短編が揃っており、個人的には「スリー・クォーターの失踪」がお気に入り。
最後の「隠居絵具屋」はチャンドラー、ロスマク系統の人捜しの様相を呈した一風変わった発端から始まるが最後においてはポーの有名作品を思わせる仕上がりを見せるあたり、なかなかである。
しかしホームズ譚を全編通じて読んだ感想はやはり小中学校で読むべき作品群であるとの認識は強く、少年の頃に抱いた輝かしい物語のきらめきの封印を無理に抉じ開けてしまった感があり、いささか寂しい思いがする。色褪せぬ名作でもやはり読む時期というものを選ぶのだ。
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対ワトソンには厳しいのに、他人の前でワトソンのことをベタ褒めするホームズ、ツンデレかよ。最高。
これで全部読んでしまったのかと思うと寂しい。再読しよう。
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本作は、原典から新潮文庫に収録する際、省略した物語を集積したもの(巻末解説より)。1892年から1927年にかけての作品で、ホームズが事件に関与し、探索が行き詰まるかに見せ、隠れていた事実をホームズが見つけ出して解決するという展開の多いものになったのか? しかし、ついつい惹き込まれてしまう。「緑柱石の宝冠」では壊された宝冠の始末がどうなったかが気になってしまった。「ノーウッドの建築士」のカラクリは脱税にも使われそう。最も印象に残ったのは「ショスコム荘」だった。
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牧師の親指
緑柱石の宝冠
ライゲートの大地主
ノーウッドの建築士
三人の学生
スリー・クォーターの失踪
ショスコム荘
隠居絵具屋
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必ずも鮮やかなで爽快な結末があるとは限らない。だがそれもまた面白いと感じることができた。これにてシャーロックホームズならびに相棒のワトスン博士の活躍を全て読んだわけだが、すっかり虜にされた。コナン・ドイル没後100年を企画して様々なイベントがあることであろう。その時を心待ちにし彼の作品に親しみを持ってもう一度読みたいと思う。