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退院し京都の父の残した館に住み始めた飛龍想一。叔母であり育ての母である池尾佐和子。身体の一部が無くなったマネキンたち。怪しい館の住人達。又従兄弟で作家の辻井雪人、あんまの木津川、学生の倉谷。想一のアトリエに対する嫌がらせ。想一を告発する手紙。何者かの放火での佐和子の死。連続する児童殺害事件。想一の過去に隠された秘密。友人・島田、架場に助けを求める想一。道沢希早子との出会い。
2010年8月13日購入
2010年8月16日読了
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十数年ぶりの再読。記憶、全く蘇らず…。やっぱり人形館のわりに「人形」の存在感が希薄なところが原因かも。
自分の好みではないですが、当時は斬新だったろうなぁということで★3つ。
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体の一部がないマネキンがもっと意味あるかと思ってたけど、意外にあっさり解明ー。
でも犯人はびっくり!
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ただの囁きシリーズw 本格ミステリと銘打つならこのトリック…トリック?は狡いと言われても仕方ないけど、わたしはけっこう面白く読みました。
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9月4日~9日
飛龍想一が京都、北白川に建つ「人形館」に越してきた時、驚天動地の終結(カタストロフィ)へ向けて秒読みは始まった。屋敷には父が遺した異形のマネキン人形たちが佇み、付近では通り魔殺人があいつぐ。そして彼にしのびよる姿なき殺人者。名探偵・島田潔の登場と奇矯な建築家・中村青司の影。……シリーズ最強最深のショック!
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また、やられた。くそう!
この方法もあるって知ってるのに、綾辻さん、性格悪いよ、でも読んでて面白いから只管悔しくもある。
でも面白いんだよ。そこが悔しい。
密かに表紙の木の中央の顔に吃驚した。
そしてやっぱり島田潔の名前の由来はそこだったか。その部分のところで思わず「ああああ!」と叫びたくなるほどに嬉しい吃驚だった。まあ、最初の人形の件であれ?って思うけど。
館物は綾辻さんは最早私的に定説となりました。
時計館の新装版はいつ出るのだろうか・・・
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え、まさかこれってこのオチ?と最後まで疑いながら読んだけれどやっぱり思った通りだった・・・マジで〜?(;・∀・)
当時は斬新だったんだろうけど。
館シリーズとはいえ、まったく味が違うミステリーでしかも簡単に読めすぎ。
がっかりでした。
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「館シリーズで異彩を放つ作品。」と紹介されていて「なにが?」と思っていたら、最後の最後で納得です。でも、ちゃんとシリーズに収まっています。
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できることなら発表当時に読みたかった。
今読んでも、最早使い古された手法のように感じる。
シリーズを一貫して物語に引き込む魅力は感じるが、
果たしてこのオチで本格かどうかといわれると疑問符。
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館シリーズとしてはどうかと思うけど、ストーリーは面白かった。なんとなく感じていた違和感が最後ですっきり。
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王道基本トリックを順々に読んでいっている気がする。
20年くらい前だから初出もあったんだろうから、リアルタイムで読みたかった。
十角→叙述
水車→入れ替わり
迷路→生きてる死体
人形→分裂
だね。
時計→???
過去と現在の叙述とか??ww
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綾辻行人の館シリーズ4作品目。主人公飛龍想一の周りで起こる出来事と彼の回想を中心に物語が進む。最後には驚きの結末が待ち構えている。帯に書かれているとおりの異色作であった。
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久々の館シリーズ読了。シリーズ中、ひときわ異彩を放つ…って書いてあったから、どんな異彩なのかと思って読んだら。やっぱり、いろんなレビューでも見るけど、わたしもミステリーの中の人格崩壊って邪道というかなんていうか。そりゃないだろう、と思うわけです。でもこれ20年近く経ってるお話だもんね…そのへんは仕方ないよね。そんな感想。でも、わたしギリギリまでどういうことなのか、だれか犯人なのかよく分からなかった。種明かしされて、ああなるほど!あれはそういう意味だったのか!と。騙された感はあったなあ。でも、なんかいつものどんでん返しがないように感じました。面白かったけど。
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異色の館シリーズ
主人公は、実父が亡くなったことをきっかけに、養母と一緒に生家に戻ってきた。
そこで起きる事件。
始めはただのいたずらだと思っていた。
それが段々とエスカレートしていき、
さらには・・・
最後に訪れる衝撃の真実!
感想・・・
衝撃の真実は結構早い段階で気づきます。
趣向を凝らしすぎた感が否めない
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図書館から。
中盤で、若干先が読めてしまった。
人物が不明のまま繰り返されるモノローグ、その不在が、かえって真犯人の意外性をあおってしまっていたように思う。
名探偵が最後の最後までその姿を現さず、
名探偵が好きで作品を読んでいるふしのあるわたしとしては不満だった。
「十角館」も騒がれているほどには意外性を感じなかったし、
この人形館もさほど驚くことはなかった。
綾辻先生は日本の新本格ムーブメントを担ってきた存在だし、すごい先生だと思うけれど、さすがに初出から20年弱たっているものを現在読んで度肝を抜かれるということは、綾辻先生の御作に限らず少ない。それくらい、探偵小説というのはナマモノなのだろうなということを改めて思った一冊である。