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紙の本
異色!
2023/02/18 23:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズ初めての方はこの作品から入っちゃダメです笑
素晴らしい作品が多い中この作品だけが異色なんです!
名探偵の登場も少ないしっ
この敢えて少し外した作品を4作目に持って来たのは
先生さすがだなぁ。
電子書籍
私の好みじゃない
2018/12/18 09:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズの第4作ですが、先行3作品とは趣を異にしており、島田潔の大学時代の友人だという飛龍想一の一人称で語られます。飛龍想一の父高洋が亡くなり、彼の生前住んでいた京都の屋敷に叔母で育ての母である池尾沙和子と住むことになります。離れの洋館は「緑影荘」というアパートになっており、そこには管理人夫婦と3人の間借り人が住んでいます。父高洋は彫刻家でしたが、自宅ではマネキンを製作していたらしく、屋敷内にもアトリエにも一部の欠けたマネキンが置かれており、遺言によってそれらは動かしてはならないことになっていました。これらのマネキンが「人形館」の由来なわけですが、このシリーズでお馴染の奇矯な建築家中村青司の手掛けた家かどうかは不明です。
ストーリーは想一が、彼に過去の罪を思い出させようとする脅迫状を受取り、様々な嫌がらせ(マネキンに血のような赤絵具が塗られる、郵便受けにガラス片が入れられる、猫の死骸が庭に置かれるなど)を受けながら、自分の「過去の罪」とは何かを思い出そうとすることで進行していきます。想一以外入れないはずのアトリエが荒らされ、鍵をかけたはずの母屋の叔母の寝室の石油ストーブから出火して叔母が亡くなり、さらに想一の又従兄弟にあたるアパートの住人の一人が「密室」で殺されます(警察では「自殺」として処理)。これらのことすべてを行う脅迫者「—」とは誰なのか、それがこのミステリーの焦点です。
ご存知の方にはネタバレになってしまいますが、この作品は夢野久作の『ドグラ・マグラ』の系譜に連なるものですね。あまり好みでないタイプです。
紙の本
ある程度、予想はできた
2017/05/04 10:28
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投稿者:くまぜみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
結局、島田潔の・・・・
紙の本
変化球的作品
2016/02/13 01:38
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投稿者:ヒロユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズ4作目に当たる作品ですが、1作目の『十角館の殺人』がストレートの豪速球だとすれば、ちょっと変化球的な作品なので、館シリーズのファンであっても人によってはガッカリするかも知れません。
また、クライマックス前でも読み進む内、真相にたどり着いてしまう人もいると思います。
真相が予測可能だから面白くないとは思いませんが、やはり『十角館』や『迷路館』に比べるとパワーダウンしている感は否めないと思う。