幼少期の価値観や世界観に多大な影響を与えた方の本
2021/08/06 08:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:empath - この投稿者のレビュー一覧を見る
1959年から31年間続いた長寿番組『兼高かおる世界の旅』。父が欠かさず見ていたこの番組を、「世界にはこんな人達がこんな暮らし方をしているのか!」と幼心にワクワクしていたのを懐かしく思います。報道ニュースとは全く異なり、身の丈サイズで伝わってくる世界の生身の情報に、どれだけ刺激や影響を受けたか計り知りません。
移動距離-地球180周分、取材した国-150。本書では、その番組制作を一人で何役もこなしてきた兼高かおるさんの生き様が綴られています。
その兼高さん、番組で海外を周った後、実は国内を旅していたことを本書で初めて知りました。
様々な国の様々な人々の暮らしをレポートしてきた彼女の言葉に、次のように書かれていたのが印象的です。
「やはり日本は美しい」
と。
人に勧めたい本です
2020/02/24 18:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「これしかない」はダメ。人生に二度の道。人との出会いから大きな運。
「人を楽しませる」話術。クルーズは楽しさに忙しいと。日本(人)は昔からPR下手。確かに「男が話すことはみっともない」なんて最近まで言われてたしなぁ
論語等を素読せよ。三高プラス?料理、掃除、マッサージ……だから結婚したがらないのもわかるよね、
遊芸の大切さ=儒教の悪い部分かもね
42歳で定年すれば。確かにフランスでも定年が50歳から51歳になるだけで大規模なストが起きた。でも日本は70歳定年になろうとしても誰もストしねーしなぁ。無理だろうね
遺書書こう……イギリス紳士の基本でもあるしね。でも日本だと死を穢れと見る思考がずーーーーーーっと続いているから無理かな
英語、仏語の音読はボケ防止にもなる
戦前はピアノ弾くだけでスパイ容疑……でも検閲は戦後のが酷いんよね
魯迅「いばらの道を行くも良し、行かずに済めばもっと良し」
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やはり兼高かおるさんは素敵!50年も前から海外で自分で全て企画し取材していたとは。何事にも、まずは飛び込む姿勢は見習いたい。
わたくしが本から学んだこと―世界は一つではない。みな違う。その違いを認め合うことから平和は生まれるのだ。だからそれを知る旅は楽しいのだ。
勤続10年以上の人に年に1回3週間休ませるべきとの意見に賛成!心が休まると頭が動き出す。そのためにはやはり3週間は必要。
そして日々の生活においても、リタイヤしてから趣味をと考えるのは間違い。今から1日2時間(これはかなりハードル高いが)自分の時間を取って取り組むべきだ。
これは、高島郁夫さんの「遊ばない社員はいらない」にセレンディピティ。
ホテルや食事をケチってはいけない。贅沢ではなくいいものに接して初めて文化がわかるのだ。
心の余裕が文化を生みだし、楽しみ、ほかの人を思いやる心が生まれるのだ。
あ~私も心の余裕を取り戻すべく海外旅行に行きたい。
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1959年から31年間続いた長寿番組『兼高かおる世界の旅』。父が欠かさず見ていたこの番組を、「世界にはこんな人達がこんな暮らし方をしているのか!」と幼心にワクワクしていたのを懐かしく思います。報道ニュースとは全く異なり、身の丈サイズで伝わってくる世界の生身の情報に、どれだけ刺激や影響を受けたか計り知りません。
移動距離-地球180周分、取材した国-150。本書では、その番組制作を一人で何役もこなしてきた兼高かおるさんの生き様が綴られています。
その兼高さん、番組で海外を周った後、実は国内を旅していたことを本書で初めて知りました。
様々な国の様々な人々の暮らしをレポートしてきた彼女の言葉に、次のように書かれていたのが印象的です。
「やはり日本は美しい」
と。
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旅によって、人生を豊かにする方法を学ぶ為に、手に取った1冊。
◆自国のマナー、他人種のタブーを知る。
◆かつての旅先を再訪する楽しさ
人生経験を積むことで、旅した地を年齢なりの味わいで何度も楽しむ事ができる。
◆来客が文化と子供を育てる
「内と外」の区別を学び、お行儀を覚える。
http://bushido-cast.jugem.jp/?eid=264
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「兼高かおる世界の旅」よく観てたな~大好きだった。今でも未知への探究心、勉学の向上心を持ち続けている彼女は素敵。海外を旅すると自分が日本のことを知らない事実に気づく。もっと日本について勉強せねば。嗚呼、旅がしたい!!
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テレビ番組『兼高かおる 世界の旅』に人生のほとんどを捧げた31年間。そこから見えてきた世界、日本、そして人生――。
日本人として、女性としての心構えの勉強になりました。
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海外旅行がまだ一般的でない時代から世界の回ってきたこと。
女性の活躍がまだまだだった時代から、第一線で活躍してきたこと。
兼高かおるさんの本には、旅をしなくても学べることが多い。
そして文字が大きくて文章も短めで読みやすいので
若い方にぜひ読んで頂きたい御本です。
わたしが素敵だなと思う、すこし年上の女性が
「兼高かおるに憧れた」というのも納得します。
80歳を過ぎてもとってもお綺麗^^
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年配の方の考え方に興味があり 手に取った本のひとつ。
1928年 昭和3年生まれの兼高かおるさん。
今は想像もつかないくらい、女性が活躍するには大変な時代を
パワフルに生きてきた 先駆者。
約30年間を海外取材番組の制作(ナレーション、ディレクター兼プロデューサー)として
地球180周 150か国を旅してきた方。
前向き パワフルで 好奇心旺盛 強気 タフな女性。
わたしとは全く違う女性だけれど かっこいい!
----引用----
「これしかない」
わたくしはこの言葉が好きではありません。
断定的でいかにも強そうですが、このような発送は考えの幅が狭く
いざというときには、臨機応変に対応できない上に
自分の可能性をとことん試そうとしていないのです。
自国のマナー、多人種のタブーを知り
海外では常に親善大使のつもりで
その国の人たちにとって神聖な場所に行ったときには
現地の人以上に敬意を持ってふるまうこと。これもまた礼儀です。
あとは笑顔。
とにかく笑みが女性最大の武器です。
微笑みで心と心を通じ合わせ、ジェスチャーで意志の疎通をはかります。
上手に断りたいときはてを合わせるポーズをよく使いました。
若い時というのは、それが当たり前と思っているので
「若さ」の価値をわかっていないものです。
でも「若さ」というのは絶対に取り返しがつかないもの。
ぜひ大切にしてほしいものです。
仕事に熱中して、わたくしは家庭を作ることをしませんでしたが
そんな自分を棚に上げて、他人には
「できるときにしておけ。産めるときに産んでおけ。」
と言っています。
年を重ねると時間とお金はあると思っている人が多いと思います。
では、何がないかといえば健康。
ここまでは想像ができました。
でも実際に高齢者になってみて気がついたのは友人だったのです。
今でも本当は犬や鳥がそばにいてくれたらと思います。
でも「わたくしが先に死んでしまったら」
と思うと飼えないのです。
わたくしはとにかく体験主義。
自分で納得するまで確実と思わない。
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「兼高かおる世界の旅」を知ってますか?
海外旅行が夢だった昭和34年~平成2年まで32年間続いた「旅番組」のはしり。世界中を飛び回る美しい兼高さんの姿は憧れでした。150数カ国を旅して82歳になった現在。今も自分自身の旅を続けている彼女のエネルギーに感動!80歳にはこうありたいという目標の人です。最後に兼高さんは「究極の幸せは、信じる人に愛されること」と言います。世界中を旅した彼女が辿り着いた人生の結論が「愛」だったということは、私にとっては何だか嬉しい。
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お父さんのことが全く出てこない
母と兄のことは出てくるし、今亡くなられたあとも毎日お供えをされているのに・・・・
かってな推測で間違っていたら申し訳ないが,家族内にかなりの葛藤があったのかもしれない
世界の旅が旦那様という記述もあったかと思う
世界の旅と結婚した人生の背景にこのこともあるのではないだろうか
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彼女のゆっくりとした穏やかな口調が今でも耳によみがえる。「タシケント、という町でございますのよ」そう、私はこの番組で中央アジアの国々を知り、首都を覚え、地図で追った。
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「飛んでる」人だな、と思いました。
いちいちなんだか鼻につく一冊。
でも、兼高かおるという人はスゴイと思います。
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自分の生活と仕事の両立
コミュニケーションの楽しさ
知ることの楽しさ
外国を知ることによって日本を知る
自分が日本の事を知らなさすぎる
説明ができないことのもどかしさ
いいおばあちゃまになったなあ
素敵な人
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購入:三木(2011.4.5)
最近、旅行に関心が向いており、かつ人生の先輩である年配の方が書いてある本ということに惹かれて購入しました。
旅の番組を作るために世界中を旅されてきた方なので、現地の文化や風習を体験する素敵な旅行をされています。私も、有名なスポットを回って買い物に走るだけの旅ではなく、事前に文化を調べてそれを検証できるような旅行がしてみたいなーと思いました。また、オーバー80歳の筆者が感じる現在の生活体験がためになります。語り口調は、飾らず卑下せず等身大の感じが出ていて、品の良さが感じられます。
貸出:佐藤(2011.7/11) 返却(2011.7/18)
私も旅行が大好きなので、こういう職業『旅人』的な感じにあこがれます。
きっと職業にしてしまうと、楽しいだけではないのでしょうけど・・・。旅の醍醐味は現地の人と話すことというのにはすごく共感できました。
この作者の人ほどは多分無理かと思いますが、生きてるうちに30カ国回るのが私の夢だったりします。
貸出:片岡(2011.11.28) 返却(2011.12.6)
作者を何かのテレビで見たことがあったのですが、兼高さんは本当に年齢を感じないほどパワフルでお元気でやっぱり旅行で各国を回ることで色々なエネルギーがもらえるのかなと思いました。
僕も旅行が好きなのですが、少しでも兼高さんに近づけるほどこれからも海外に行きたいなと思いました。
圧倒的に数が違いますが…