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白川静の世界 入門講座 2 文学 みんなのレビュー
- 立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所 (編)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:平凡社
- 発行年月:2010.9
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紙の本
漢字学だけでなく文学や歴史に関する著作も読んでおきたい
2010/11/21 17:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三巻からなる入門講座「1文字、2文学、3思想・歴史」の第二巻である。白川静の初志である『万葉集』と『詩経』に関する研究論文を中心に、『楚辞』や中国神話、民衆歌謡、漢詩、についての著作の内容紹介と解説である。
ここにとりあげられている著作の中では、『中国の神話』だけしかまだ読んでいない。が、研究論文だけではなく、一般向けに書かれており文庫版や新書判で発行されているものもある。白川静の本来の研究目標であった『万葉集』と『詩経』の比較研究結果について書かれた文庫本だけは読んでおこうと思う。漢字の語源に関する著作だけではなく、論文はおいておくとしても、すくなくともそこまで読み進める必要はあると思う。なにしろ白川静の学問はは間口が広く奥が深い広大なものである。しかもその内容は、それぞれが有機的な関連をもち組織的である。一部の分野を読むだけでなくそれぞれの分野の著作も読んでおかないと、全体像が分からないだけでなく、一分野についての理解も浅いままにおわるだろうから。
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