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立ち読み:2010/9/18
・コラーゲンを経口摂取しても肌のコラーゲン量が増えるわけではない
・水を大量に飲んでも美容に効果はない
・そのときどきの流行をうのみにして顔や体に取り返しのつかないダメージを与えてしまった女性たちの末路
- ボツリヌス注射で表情がなくなってしまった
- 埋没法で二重にしたら「以前の100倍ブスになった」「切ったらもう終わり。元には戻せない」
不安と劣等感を煽って儲けるコンプレックス産業はいつまでもなくならない。
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確かにコワ~イ内容ばかり。
特に美容整形は危なすぎる。
ドラッグ並みに恐ろしいことがわかります。
しかし、フツーに使っている日焼け止めや化粧品、洗顔料などにも、危ないものが入っていたり注意が必要だったりというのはあまり知られていないのでは?
あと、要注意は水飲みダイエット。
1日3リットルの水を飲むといい、なんてのは、結構常識に近いぐらい知られていることだと思うのに、実は人間は1日1.5~2リットルの水が理想的で、むやみに飲むと低ナトリウム血症でヘタすると死ぬ!んだそうです。こわ~い!!!
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広告に携わっていると、ある程度知っていることばかりなのだけれど、そうでない方からすれば新鮮な情報なのかな?
今は消費者も賢いし、ネットも発達しているので、ここに書かれているほど、安易に妙なものに引っかかる方もあまりいないような気もします。
次々と新しいものが出てくる美容業界。まず飛びつく前に情報を集めるのは鉄則だと思いますが、情報収集の一環としてこういう本に目を通すのも有りかな。大事な自分の体のことですからね。
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タイトルから(一体どんなことが書かれているんだろう)とこわごわページをめくります。
雑誌を開けばたくさんの美容情報が掲載されていますが、だからこそ美容のことでマスコミに情報統制が敷かれているのならば、知りたいところ。
まずはダイエットチラシ。写真が加工されているなどといった話は聞きますが、体験談がほとんどスタッフの創作というのは驚きでした。
いくら体験した人でも、素人ではいい体験談が書けないからだそうです。
鵜呑みにしてはいけないのですね。
高額キャンセル料を設け、前日でも数万円かかるようなエステや美容外科もあると知りました。
ドタキャンを防ぐために取った措置でしょうけれど、本当に体調が悪い人でも、キャンセル料を考えて、無理に手術に望む人もいるかもしれない、と本著では警鐘を鳴らしています。
期限内チケットは、お得に感じられても、いつでも満員で予約が取れないうちに期限切れになるという話。
語学学校でも聞いたことがあります。
カラコンは不良品を常用すると目の中で色素が溶け、失明の危険性があるのだそう。恐ろしいことです。
中でも震え上がったのが、この前自分が行ったばかりのまつげパーマについて。
エクステよりもいいかと思ってのことでしたが、実は薬事法上「まつげパーマ液」として承認されているものはなく、頭皮用の刺激が強いものを使っているのだとか。
つまり眼球の真上の短く細い毛に、ヘアパーマをあてるのとほぼ同じ作業を行っていることになるため、うっかりすると接触性皮膚炎となって皮膚がただれたりまぶたが腫れることもあるのだとか。
確かに施術中は「今目を開けたら、パーマ液が流れ込んでくる」と必死に目をつぶっていましたが、自分が思っていた以上に危険度が高いものだと認識しました。
いろいろともてはやされるダイエット法や美容サプリはあれど、科学的根拠がなかったり効果が不明なものも多いのだとか。
読んでいくにつれ(これほどまでに美容の問題は多いのか)と恐ろしくなりました。
ただ、一大消費分野であるため、マスコミが触れないところもあるのでしょう。
この本は消費者センターに寄せられた被害者の声と内部告発をまとめたもの。華やかな美容業界の裏の面が明かされています。
「美しくなりたい」というのは永遠の女性の願いで、そうした気持ちを後押ししてくれる良心的なサロンは多々あるのでしょうけれど、大きなお金が動く産業だけに、悪質なサロンも存在するとのこと。
綺麗になるのも楽じゃないなあ、と改めて思いました。
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装飾に一生懸命な一方で衛生観念がないネイリスト。弱酸性をうたうボディソープが、実はお肌を洗う洗浄力が弱いために界面合成活性剤を配合していて、本当に肌に優しいのかどうか疑問とか。人工甘味料アステルパームを摂取すると、カロリーは確かに低いが、結果的に太るという統計。自然派化粧品はオーガニック成分が0.3%含まれていればOKで、合成化学物質が入っている場合もあるとか。防腐剤パラペンフリーは、パラペンは確かに入っていないが、その変わりによりたちの悪い(あるいは評価が定まっていない)防腐剤が入っている。
別冊宝島編集だけに、ちょっと煽って編集されている部分もあろうけども、参考知識として知っておいたほうがいい。