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日本の季節感を
植物のモチーフや水の色、模様を手掛かりに
抽象化してお皿の上にぽっと現れる 和菓子
紫陽花の花をリアルに似せて作るのではなく、そこに現れる美しさや風情、みずみずしさ、はっと美しさに気づいた時の人の嬉しさまで表現しようとしている。
紫陽花一つとってみても、濡れた紫陽花、晴れ間の紫陽花、光る露を葉の上に乗せた紫陽花、色づき始めた紫陽花などさまざまな
ベースはこの形、色を変えることで種類を増やす
みたいな作り方ではなく、
元となる頭の中にあるイメージに頼るのではなく、
モチーフ一つ一つをじっと見つめることで、モチーフにさまざまな表情を取り出して、抽象化してから、実際の和菓子の姿に落とし込んでいく。
予想だが、すごい和菓子職人には、ただ和菓子を作る技術かあるだけでなく
日常にある美しさを感じ取れる才能が必要があるのちゃうかな。
職人との会話
これが本当の意味での心を満足させる趣味であろう。
これが日本文化ちゃうか?まじか。海外にもこんな文化あるんか?気になるわ
紫陽花ぬれる
感動した。