投稿元:
レビューを見る
初めて中島京子さんの作品を読んだ。
問題ばかりの家庭をユーモラスに描いていて、面白かった。
普通なら深刻な問題のはずなのに、、、
全てが丸く収まる感じも、読んでいて心地よかった。
投稿元:
レビューを見る
それぞれどこか欠けている。けど、家族として集まると、なによりも素晴らしい世界に一つだけの作品になるのだと思った。面白くて、あったかい気持ちになれます。
投稿元:
レビューを見る
みんなそれぞれ問題も抱えて厳しい状況。
でも、そんななか希望の光も見えてきて・・・
そのためにはなにか行動おこさないと。
時間はいつも過ぎていき待ってくれることはない。
昔のことに後悔しても戻ることはできない。
あのとき、ああしておけばよかった思う前に、手遅れになる前に。
そうトロッポ・タルディしないように。
今できることをやるんだ。
投稿元:
レビューを見る
カバー買い(?)してしまった本.TVの「○○さん家大家族」ってのにはあてはまらない大家族のお話.安易なドラマ化は反対です...
投稿元:
レビューを見る
娘が次々と出戻ってきて、史上最高の収容人数となった緋田家。それぞれが問題を抱えているけれど、みんなで解決しよう、なんてことには一切ならない。そこがいい。家族ってそういうもんだ。悩む過程での気付きを得る瞬間がなんとも痛快で暖かい。中島京子ってほんとうまい。
投稿元:
レビューを見る
ほのぼの家族小説。
大人になったって、独立したって、子供は子供。
色んな問題を抱えた子供たちと両親のお話です。
ほんわかします。
投稿元:
レビューを見る
すばらしい!
現代的な家族像を見事に落とし込んでいます。それぞれの視点で語られる世界は、本当にそれぞれの世界観で、中島さんの筆力は日本の小説会においてナンバーワンなんじゃないでしょうか!
エピソードもほんと気が利いていて上手で、いいです!
投稿元:
レビューを見る
大家族、それぞれの視点で語られていく。
現代の問題を各々抱えた、まさに「平成」の大家族。皆深刻な問題を抱えているが、軽く読めて読後感はほんわか。
投稿元:
レビューを見る
たくさんの人たちが、一章ごとに入れ替わる。
人物の視点が変わるのでせわしなくなるはずだが、
そこは家族の物語。
家族は必ずそれぞれの視点の中にいる。
それが、物語を360度深くさせている。
サザエさん的なものが昭和の大家族の典型的な形なら、
こちらはまさに平成の世が体現してしまった家族の形であろう。
ひきこもり息子に、離婚、不倫、リストラ、認知症とさまざまなトラブルを抱えてひとつの家に集う大家族。
とても重たいテーマだがあっけらかんと軽いタッチで描かれ、ハッピーエンドの読後感も心地よい。
しかし軽さのその核を支えてるのは、皮肉にも昭和バリバリの大黒柱としての父親であるのかもしれない。
そういった意味では、この物語がどこか牧歌的な雰囲気を醸し出せるのはこの父親の存在あってこそなのかも。
投稿元:
レビューを見る
初めて中島京子さんの作品を読みましたけど、
ホントにおもしろいですねぇ。
読みながらくすっと笑ってしまったり、
そんな中にも現代の家族像を考えさせられたり。
現実問題として明日にも体験するかも知れない自分の未来の姿かも?
各章が問題を抱えた9人それぞれの目線で描かれる全11章。
短篇としても楽しめる作品です。
読みやすくて実におもしろい。
書き方が実に上手いなぁと感心しました。
各章のなかでも「時をかける老婆」というタイトルには笑ってしまった。
この作品で一気に中島ファンになりました。(^o^)
投稿元:
レビューを見る
実際、家族に自分の悩みや思いを打ち明けるのって
難しいよなあ。親子や兄弟なんてねえ。
大家族なのに、みんなで揃って食事をしたことない、
誰の事も、よく分からない、
これぞ、平成大家族。
勘違いや思い違いかもしれないけど、
家族は繋がってるんだなあ。
フアミーリアフェリーチェですね。
投稿元:
レビューを見る
三十路のひきこもり息子と90歳過ぎの姑と共に、静かに暮らしていた緋田夫婦。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、4世代8人の大所帯に! 物置に閉じこもる孫、離婚後に妊娠が発覚した次女、戦中の記憶と現在を混同する姑...平穏を愛する当主・龍太郎の思いをよそに、次から次へと騒動が押し寄せる。悩み多き一家の姿を軽妙に、時にシニカルに描く痛快家族小説。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通りの平成大家族。吾輩は猫である…なわけもなく。身勝手な子供たちにイライラさせられるも、そこはそれ。血のつながった子供だからこそ、邪険にすることもできず。ステレオタイプな家族の幸せにこだわると不幸せに見えるかもしらんが、枠をとっぱらったら、いい家族だな。と、思ったりもする。まぁ、面倒くさいんだけどさ。血のつながりなんて目に見えない縛りがある分。
投稿元:
レビューを見る
昔図書館で借りたことのある本ですが、今回文庫になっていたので買っちゃいました。
緋田家の面々が一人ずつ主人公になって話しが進むのだけれど、テンポがよくておもしろい。
タケさんの回が一番好き。
投稿元:
レビューを見る
中島京子さんはこの作品が初めて。
すきだなあ、この話。
ひとりひとりに意味があって、味があって、問題があって、でもいとしいな、と思う。
かっつんの話が一番和みました。
川島先生もなかなか素敵。
とても読みやすい本だと思います。