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NPOカタリバの本。
私が高校生の時に、こんなNPOがあったらよかったのに。
高校生の多感な時期にこういった試みをしているNPOがあるのは心強い。もっと広がってほしい。
客観的に書かれてる文章も好感度UP。
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高校生に対して授業するnpoカタリバ。彼らがどの様にして、活動を収益化させていったかをインタビュー形式でまとめた一冊。自分のNPOとの対比ができて、とても参考になる一冊。
□メンバーのモチベーション管理
□役割分担
□収益化
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読みやすい。ぐんぐん引き込まれる。オトナになったからこそ理解できるのかもしれないが、こういう考え方をしてくれたヒトたちが、かつて自分のまわりにいてくれたら・・・と思ってしまう。
「キャリア形成」の現場で積極的に取り入れていって欲しい、この手法を。あらゆる教育機関、そして企業にいたっても有効かもしれない。
そしてアジアンカンフージェネレーションの「さよならロストジェネレイション」という曲が連想された。
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大学の図書館にあったので思わず借りて読みました。沖縄の「かたやびら」が主催する高校企画に何度も参加しているので、カタリバのプログラムで高校生が変わっていく瞬間は何度も見て来ました。
そして、この高校生を笑顔にするプログラムは誰が作ったのか、いつも疑問に感じていましたが、この本を読んで、カタリバの歴史が紹介されていて、たくさんのtry and errorがあってこのプログラムができているということがわかって、やはり何度も失敗を重ねて磨きあげていくんだな。と思いました。
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「カタリバ」の実践の中で起きていることを記述した本というよりは、「カタリバ」というNPOがいかにできて、どのように展開してきたかという本だった。新たな学びの場のありようを提起する内容ではなく、いかに社会起業するか、NPOとしてどのようにマネジメントを展開してきたか、という話なので、教育や学習に関心のある人よりも、社会起業やNPOに関心のある人びとに向けられた本なのかもしれない。
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自身の活動の参考に一読。それだけを専門にしかも3年以上かかって本格稼働したという大変さを知り、活動へのコミットメントや信念の深さなど生半可ではできない厳しさを感じた。
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高校生と大学生のコミュニケーションの場を提供するNPO[カタリバ」について。
たしかに、いろいろ悩む高校生にとって、少し先輩、の知らない大学生が自分のことを話したりすることはとても貴重な機会かもしれない。
その二者に限らず、おどろくほどに普段のコミュニケーションの場は限定されている。
カタリバは大学生にもボランティアとして輝ける舞台を用意するし、生徒のモチベーションに悩む教員、中退者の多い大学、退職看護師の多い病院などにも内外のコミュニケーションの場を提供する。
いくらNPOとはいえ一応それで食っていけるほどの収益は得ている、高校から、教育委員会から、大学から、病院から。
目には見えないけれど、ものが過剰供給されている世界にも、圧倒的な供給不足に陥ってるサービスがあり、それがコミュニケーションだというわけだ。
それを発見する過程、洗練する過程がよく書かれていておもしろい、普通に起業物語としても得るものは大きいと思う。
まああえて自分に言い聞かせておきたいことは、社会を変えるために、カタリバのように個人のコミュニケーション機会・能力を増す以外にも、直接的に社会を捉える視座をもっておかなければならないということ、か。
ミクロの世界がそのままマクロの世界に通じるかどうかは分からない。
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ナナメの関係から気付きの場を創るNPOカタリバの成長記録をまとめた一冊。カタリバは東日本大震災被災後の、女川向学館のコラボスクールに参画するなど、教育環境作りを広く手掛けるNPO。現在進行形である事業型NPOとしての収益基盤確立の章が特に心に響いた。メモ。(1)言語化されていないニーズをきちんと掘り起こし新しい価値として提案し収益に繋がる価値とすること。参加者(特に大学生のキャスト)を受益者とし、フツーの高校生のハートに火をつける、というコア事業を変えずに、他事業(大学企画や研修)などで収益を稼ぐというのは、事業領域にある資源を有効活用した事例だと思う。(2)社会を変える子どもは進路多様校の中にこそいる。…少し背中を押してあげるだけで既存の発想を超えた社会を変えられる人材じゃないかと思う。子どもは大人の合わせ鏡。僕らがどれだけ相手の背中を押してあげているか、関わり度合が問われていると思う。(3)視野の広いカッコイイを与えていくこと。ラベルを剥がすこと。
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ずっと読みたかった本
高校生と大学生をナナメの関係でつなぎ、高校生が日頃悩んでいることを聞いたり、将来に向けて希望を持たせることなど、機会と教育の場を設ける取り組みは素晴らしい。
私も高校生の頃にこんな仕組みがあれば少し違う人生になっていたのではと思うところがあった。
代表の今村さんによると、これは20年かかるという。カタリバに触れた高校生が今度は自分の子供が高校生になった時にも続いていなければならない。
会話を増やすことが、社会を変えることにつながるということ、子供は大人の鏡というフレーズは共感できる。
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教育者を目指すべき自分として、また自分が中学生や高校生の時にこのような活動に出会ってたら生徒の可能性は広がるなーと思った本。
ナナメの関係と呼ばれる利害関係が発生しにくに関係のコミュニケーションを取る事で、本来言いにくいことも言える環境を作る。
火がついた人は自分で目標設定して行動していけるが、火がついてない人を行動をおこさせるには仕掛けが必要。
大学生をキャストとしてその人生を語らせることによって、高校生達は有名人などの遠くの存在の憧れではなく、近い存在の成功体験や失敗体験を触れる事ができる。それによって当事者意識を持ちやすくなるのではないだろうか。
収益性を考えるのが事業継続をしてうえで必須。
カタリバも収益モデルを確立するのに苦労しておられたが、設立当初のカタリバの目的から外れないことが、最終的にはそこから収益モデルを作って行く事になった。
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大学の図書館でたまたま見つけた一冊。
平日は大学の授業があるのでなかなか参加できていないですが、この本を読んではやく高校生のみんなの役に立ちたいなと思いました。
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「自分が高校の時にこんなカタリバがあればよかったな」
学校には、勉強ができるかスポーツができるかの二つしか自分を評価するものがない。ディスカッションやグループワークで自分の存在を認識していく場が必要ではないか。そんな自分と向き合う時間を提供するカタリバ。
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「カタリバ」
大学生−高校生という、利害関係が伴わない”ナナメの関係”を利用して、
高校生は自分の目指すべき目標を見いだし、大学生は自分たちの価値を
見いだす、そんな場所。
これが広がれば、きっと日本の教育は良くなるはず。
そして、教育だけでなく、企業自体も良くなるはず。
教育に携わる人、人事に携わる人にはぜひとも読んで頂きたい1冊。
何よりも、対話は誰にだって必要なこと、それを改めて再認識。
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引き込まれて、一気に読んでしまった。
文章と、あちこちに挿入されているカタリバ関係者の言葉の流れがとても自然で、読みやすく、惹き付けられる。
本当に地道に試行錯誤を重ね、積み上げてきて、今のカタリバがあるのだということを初めて知り、衝撃的だった。私もこういう姿勢で仕事してみたいと思った。
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レールからはみ出すことがゆるされない日本の教育環境では高校・大学で自分のやりたいことが見つけられず、見つけられないことにも気づかず多くの学生が苦しんでいる。そういう「火のついていない人に火をつける」活動を身を焦がして事業化し軌道に乗せた有名なNPOカタリバのドキュメント。
とても刺激的で手元においておこうと思う一冊。