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好きじゃありませんでした。「僕はギョーカイジンなんだ、凄いでしょー?」と「僕の親戚は有名人や歴史上の人物が多いんだ、凄いでしょー?」だけ気がしました。
「女性はお腹で子供を育てるからはじめから母性があるけど僕はオムツ替えるの苦手~」とか。「立会い出産なんて戦中産まれには無理~」とか。
前時代的な頭の硬い、若干女性蔑視の入ったおじいさんである、と思う。
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人生は何が起こるかわからない。だから、生きることは未知の冒険だ。この本は、仕事人としてのプライド、親の温かさが伝わってくる。
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タイトルの意味は第1章で判るが、鶴ではなく鳩。控えめなところがよろしい。映画「最後の忠臣蔵」が良くて、つい買って読んでみたが、国民ドラマ「北の国から」を撮り続けた著者だけに、日常とオーバーラップするドラマの情景が、ズルイよな~と思わせる。というか、そんな日常が、あのドラマのワンシーンに成ったのか、という逆読みも面白い。
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親子ほども歳の離れた女性と結婚するなんて!
(新しい奥さんは、前妻との間の息子より若い)
まあ、お幸せなこと。
・・・と、思いながら読んでみたら、あ・・いや、大変なんですね。歳の離れた女性と結婚するのは。。。
まあ、いろんな困難やら苦悩やら、もちろん私が今まで知る由もなかった世界が描かれています。(小説じゃなくて事実ですが)
そして随所随所に、「北の国から」の裏話がちりばめられていて、嬉しくなったり、地井さんのエピソードではやっぱり号泣しちゃったり。
しかし、一番驚いたのは、苦悩しながらも困惑しながらも、子供3人!!!
そして、毎年作者が出したという年賀状の文面。
長いよ!!!年賀状にあんな長文!!!読まないよ!
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フジTV「北の国から」を二十数年にわたって演出してきた杉田成道氏。
57歳にして30歳年下の医学生と結婚しました。
倉本聰氏に「犯罪」と言われた年の差カップルは、二十年の付き合いがありました。
家族ぐるみの付き合いで、一緒にスキーによく行った友人の長女が、7歳のエリさんだったのです。
長じて銀行員となったエリさんは、父親より年上の杉田氏と結婚すると心に決めます。
数年前に妻を亡くし、その後は亡妻の母と同居する杉田氏の家に入り浸り、既成事実を作ろうとします。
勤めていた銀行を辞め、一年浪人して医学部を再受験したのには遠大な計画がありました。
「お父さんと出会わなければ、絶対こんなこと思わなかったな。私、結婚願望強かったし、普通の奥さんになりたかったし。絶対、そうなると信じていた。でもね、お父さんとじゃ成り立たないよね。自分がなんとかならなきゃ、無理だって思うのよね。また、そういう女じゃなきゃ、お父さんは興味持たないと思うのよね。それって、真実だと思う……。だから、ホント。感謝してます……」
結婚しても杉田氏は、近い将来退職し、収入の道が途絶える。そして、先に死ぬ。
医者になれば、経済的に自立できる。
自分は経済的にも、精神的にも、家族の支柱となって生きていかなければならないのだ。
「ちょうど医者になるころは、お父さんは年金生活ね。これで介護も十分ネ」
いつまでも煮え切らない態度を続ける杉田氏。柔軟なエリさんに押し切られた形で結婚しましたが、一男二女を授かり、遅れてきたイクメンとなります。
なんといっても、妻は多忙な医師ですから、定年を過ぎても役員待遇で演出家を続ける杉田氏は、おじいちゃんと間違えられながら保育園の送り迎えを担当します。
人生のクロージングを考える時期に、前妻との間の息子より若い妻を娶り、三人の子どもに恵まれる。
毎日がドラマのシーンのような生活です。
父は喘息気味の息子の苦しい呼吸を聞きながら、小さな紅葉のような手を握り、その耳元につぶやきます。
「俺が、お前のために美しい日本を作るんだよ。お前が悲しむことのないような、そんな世界を作ってやるんだよ。そのために俺は、あとわずかな時間を精いっぱい、生きるんだよ」
杉田家の家族が、とても愛おしくなりました。
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「北の国から」の演出家。50歳で妻をなくし、57歳で30歳年下の医学生と再婚、あれよあれよという間に3児の父になる・・。
妻は長男より年下、義父も彼より年下って、オモシロイですが、もう孫としか見られない幼児の世話もきちんとする。愛する家族のための苦労は、愉しさ喜びにもみえる。
綺羅星のような交友関係と育児・・。そんな生き方もあり!!
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亡くなった奥さんの家系や数奇な人生は、かなり驚きもの。再婚後生まれたお子さんたちのほのぼの語録は、まあ、普通かな……と。オットに「どんな本?」と訊かれて、「『北の国から』の演出家が30歳年下の人と再婚して、60代になってから3人の子どもを育ててるエッセイ」と説明したら、「人の家のことなんて読んで面白い?」と言われてしまった。あなた、それを言っちゃあ、小説なんて読んでられないよ!
(図書館で借りた本)
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表紙に描かれた家系図がまず印象的だ。著者本人を中心に上へ伸びていくご先祖様には、歴史上の人物から著名な芸能人も、さらには怪しげな人物もいらっしゃる。ユニークなのは下に伸びていく先だ。著者自身の家族以外に、何と多くの芸能人たちの名前が記されている。著者は国民的ドラマ「北の国から」シリーズで知られたフジテレビの名演出家であり、この本を執筆するきっかけとなった「年の差結婚」でも注目された人物でもある。 昨年の12月に刊行され話題となっていた作品で、すぐに飛びつくのはいかにもミーハーぽく敬遠していたのだが、先日たまたま毎日新聞でのインタビューで、さりげなく子育てするご本人の様子を拝見して気が変わった。(毎日新聞のウェブコラム「楽コレ!」のインタビュー。) さすがに名演出家と思える実に洒脱な文章で、世間的には恥とも犯罪とも呼ばれかねない30歳もの年齢差がある結婚生活を、そのなれ初めから現在まで赤裸々にそしてユーモラスに(人によって自嘲的と言うのかも)綴っている。何しろ結婚した当時、医学生であった奥様はまだ27歳になりたてで、ご本人は57歳だったのだ。(結婚後10年を経て、いまやお子様が3人(9歳、7歳、3歳)。還暦を過ぎての子育てに一生懸命だ。)最終章で明かされるこの物語誕生の経緯が泣かせる。
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おかんが、新聞の書評を読んで借りてきた。
30も離れた年の差カップルのおじさんの話w
最初はなんだこりゃと、思いつつ面白くてあっという間に読了。
結婚式をしぶるところから、始まりw
なんというか、さすがテレビ業界の人、面白く書くなあという感じの始まり方。「北の国から」の演出をしていたひとだけあって、ドラマの裏エピソードもちらほら。
「北の国から」は好きなドラマだったので、なおさら面白く。
純の語りのような文章。
最初のほうは、おかしくよんでいたけれど、だんだんシリアスな話も。
自分のルーツとかについて考えさせられるし、いろんな愛の形があるのだと思う。
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鶴は連れ合いが死んでも再婚はしない。鳩は再婚はするが、つがいの間は決して離れない。願わくは・・・は、「北の国から」演出家である著者が、再婚を決めた時に思ったこと。もっと続きが見たかったなぁ、北の国からの・・。
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『願わくは、鳩のごとくに』杉田 成道
扶桑社 2010年12 月
『北の国から』の演出家杉田 成道 の著作。
『北の国から』撮影のなかであった俳優やスタッフたちのドラマ、
杉田成道の家庭で起こったドラマの両方を知ることが出来た、面白い本であった
p119(師匠の倉本聰について)
この人はたいへん厳しいところと、たいへん繊細なところの両方を併せ持っていて・・・
という記述がある
これに習って書くと
杉田さんはずうずうしく、強引、無神経なところと
たいへん繊細なところとを併せ持っていて・・・
演出家という仕事はこうでなくてはできないだろうなと思いました
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さすが山田太一が薦めるだけあって良書。面白かった。
言わずとしれた”北の国から”の演出家。
60近くになって30歳年下の女性(自分の息子より若くてお嫁さんの両親よりも年上って)と結婚してそっから3人の子どもに恵まれるなんて、そりゃあ、連れてたらお孫さんって言うよね。
そのエピソードを面白く、ねずみの攻防は気味悪く面白おかしく、いとこの女性が変死した話しは感慨深く、(会津藩の
山川姓ここに途絶える)と亡妻の育ての母の生き方の立派さ。最期の死に方は胸をうったわ。自分から食事を断って自分の意思で逝ったこと。神々しく尊厳ある最期だったと医師にも言わしめたエピソードには泣けた。
森繁久弥、三木のり平、地井武男、いろんな人のいろんな面が読めて面白かった。
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自らのための備忘録
気恥ずかしいからなのか、必要以上におちゃらけた表現だったのが残念でした。先祖自慢や交友自慢もふんだんに取り入れながらも、全人生を投入して書かれたものだと感じました。
年をとって子どもを持つのも悪くないなと思う内容でした。若い妻が大変魅力的に感じました。