紙の本
拝金主義者
2019/07/27 03:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやー、別に拝金主義者と罵られてもいいんじゃないの、と思ったりも。まあ、自分の言い分はこうなんだ! と主張しておきたいだけの一冊という感じでした。
投稿元:
レビューを見る
この本を読むまで、著者に対して、ニッポン放送やプロ野球買収からライブドア事件に至る一連のマスコミ報道の影響から、「世間を騒がせる時代の寵児」以上の印象は無かった。
また「拝金」を読了した後もその印象は変わりなく、
「何が彼をここまで(金儲けに)駆り立てるのだろうか」
とずっと心に引っかかっていた。
しかし、この本を読んで、その認識は完全に改まった。
「あとがきにかえて」にある、「堀江君は企業家ではなく、社会変革者だ」という言葉がまさにぴったり来ると思う。
ブログ等でロケット開発についてよく語られているので、「ITの次は宇宙かー」なんて普通に思っていたが、まさにその夢のために全てがあったのだと知って、何が著者を駆り立てていたのか、非常に納得できた。
また、この認識を持って著者の為そうとしたこと(フジテレビの子会社化、球団買収など)を振り返ると、非常に惜しい思いがする。
ここ2、3年、テレビはほとんど見なくなってしまったが、著者のやろうとしたことが実現できていたら、テレビも今よりは面白くなっていたのだろうか。少なくとも、何かが「変革」していたに違いない。
ライブドア事件についての記述は、正直心を痛めた。本書に書いてある内容が全て正しいかは分からないけれども、検察がライブドアを摘発したのは、今の日本の暗い雰囲気を考えると、やはり間違いだったように思える。
あの事件がなかったとしたら、著者がどんな世の中を作っていたのか、考えずにはいられない。
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンの立場はよくわかった。
マスコミが嫌いになったのも、よくわかった。
しかし、なぜ日テレの記者だけ実名を?
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンの著書。
最近彼の本にはまってます。
考え方にすごく共感できる。
世間では拝金主義とか、犯罪者扱いされているけれど、現実をしっかり捉えながら夢を追い続けている姿勢がすごい。
この本では逮捕のきっかけから、検察との戦い、拘留生活が書かれている。
佐藤優の国家の罠やこの本を読んでいると、検察の恐ろしさを説に感じる。
そしてそれを煽り、書きたてるメディアの恐ろしさも。
自分の生き方を考えると同時に、メディアに対する考えや正しさとは何かについて考えさせられました。
短いし読みやすいので、お勧め。
投稿元:
レビューを見る
ものごと違った角度から見て判断しないとアホになるなーと考えさせられた。
この事件の結末が出るまでにはまだまだ時間がかかるんだろう。
それはこの本で表現力されている既得権益層の人達が次の世代と交代する時なのかなとおもう。
投稿元:
レビューを見る
知らない事実の連続でショックだった。
一般人が知るライブドア事件とは何だったんだろうか。
もちろん、情報はあらゆる角度で見るべきなので、ホリエモンの本を丸呑みはできないかもしれない。
けど、直に手に入らない情報というものが歪曲された形で流れてくる可能性があるなら、
当人が事実だと主張する情報より事実に近い情報はないんじゃないだろうか。
特捜部が持つ権力の怖さもあるが、一般人の私としてはマスメディアが放つ情報の質に
もっと疑問視をしなければいけないと思った。
深く正しく知ろうとする姿勢を大事にしたい。
投稿元:
レビューを見る
ライブドア事件とは何だったのか?強制捜査を受け、刑事事件になるような事をしたのか?マスゴミの悪意、検察の悪意、何が本当なのか確かめましょう。
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンが逮捕だれる直前から逮捕後の動きが書かれてえいる。
拘置所の中にいるときの出来事や、ライブドア内の動きが細かく書いているので、読んでいて飽きない。
現在の検察がどういった事をしているのかも詳細に書かれている。
彼は検察と徹底的に戦うということを決め、今もなお裁判の真っただ中にいる。
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンが検察嫌いになった歴史書的な(笑
同じ事件でも立場や見方を変えるとどのようにでも捉えられるので気をつけたいものです。
投稿元:
レビューを見る
主に裁判での堀江氏の主張が書かれている。
簡単に言えば検察とは前面対決。
だが、裁判での堀江氏が罪とされるさ罪状についての言い分は、難しい用語も出てきていて自分には、あまり理解出来なかった。
堀江氏の細かい言い分が気になって、この本を購入したのに。
しかし、逮捕され拘置所での暮らしや、釈放後の生活についても書かれていて、自分としては、そちらの方が読んでいて楽しかったという結末。笑
投稿元:
レビューを見る
ニッポン放送株の買収の発端から、逮捕・拘留、本人の視点から見た事件の全体像などが語られている。拘置所内の描写は、佐藤優「獄中記」の詳細さには敵わないかも知れないけれど、独自のユーモアと切迫感を併せた記述は、内部の辛さを伝えてくれる。
ライブドア事件について批判した人達が事件前後にあまり知られていないどんな行動を取ったのか、本人が何を目的に行動し事件をどう捉えているかなどが、かなり正直に書かれていると思う。最後の30ページくらいは特に。
投稿元:
レビューを見る
読み通すのには2時間くらいだったかな?テレビでは強烈なキャラばかりが目立っていまし たが、これを読むとやはりというか意外と彼の繊細な一面なども垣間見えます。完全にヒールになってしまったまま、今はよくわからない活動をしている刑事被 告人という身の彼ですが、時代の潮流に乗ったつもりが巻き込まれてしまった、と言うのが結果的にはすべてなんでしょうね。正直、書いてあることをすべて100%真に受けられるとは思ってませんが、当事者でなくては語れなかったであろう逮捕の裏事情であったり、同様の 他の犯罪と比較したときに異常に重い判決が下っている点など、真実だけがすべてを凌駕するわけではないのだな、ということを痛感させられます。愚直なまでにまっすぐだったんでしょうね。きっと。最高裁も実刑出しちゃうのかな・・・
投稿元:
レビューを見る
面白い。
ホリエモン収監ということで、
一連のライブドア事件とは一体何だったのか知りたくて購入。
この本を読んでさらに理解が深まったのが、
司法という世界には恣意的な面が多分に含まれているということ。
考えてみれば当たり前だが、
裁判官も検察官も弁護士も、
誰一人として同じ能力を有した者はいなくて、
優劣はつけられないが、
所詮一人間であるという点を忘れてはいけないと思った。
また、結成された当初の目的からズレた組織、
あるいは時代の潮流についていけない組織は退場すべきであるという点も
非常に重要なことであると感じた。
(本書では特に特捜を挙げている)
投稿元:
レビューを見る
当時、ライブドア事件をほとんど追っていなかったので「こんなことがあったんだな~」という程度
国家権力おそるべし
投稿元:
レビューを見る
ライブドア事件の概要、どのような流れで判決まで至ったがよくわかった。堀江さんの事件、検察への思いが詳しく表現されていた。