投稿元:
レビューを見る
・時間と空間は一緒に伸縮するため、「時空」という物理用語が使用される。
・自然界の最高速度がだれからみても同じになるように時空が伸縮する。
・自然界の最高速度で進むものとは、質量がゼロのもの。よって光子や重力波が該当する。光の速度が最高というよりも、質量ゼロのものが最高速度で、たまたま光子が質量ゼロということ。しかも、もしかしたら光子には質量があるかもしれないから、これが自然界の最高速度ではなくなるかもしれない。
・同じ場所で同時に起きた出来事はどんな観察者にとっても同時。「異なる場所」で起きた二つの出来事が同時かどうかは観察者の立場によって異なる、というのが正しい説明。
・Aにとって現在、空間的に離れた出来事が、Bにとっては時間的に離れた出来事になる。つまり、時間と空間が入り混じることになる。
・宇宙空間は膨張しその力は人の体を構成する原子にも作用するが、当然原子内部の力のほうが圧倒的に強いから原子は膨張しないし、同じように太陽系、銀河、銀河団は膨張しない。銀河団の間の空間が防諜していく。
・特殊相対性理論と量子論はすでに融合できており、「相対論的場の量子論」という。
・原子のようなミクロのサイズでは「時空」すらゆらいでいる。
・ある人にとって「遠い」出来事が別の人にとって「過去の」出来事となるといっても、因果律が変わるわけではない。
・光速に近い宇宙船から見ると空間が縮み、一方、宇宙空間は膨張しているが、これらは同じ種類の伸縮か。違う。前者は特殊相対性理論、後者は一般相対性理論に基くもの。
・光速に近くなると、空間の伸縮、時間の遅れ以外に、光行差によるテレル回転と呼ばれる現象が起きる。