ま、悪くなかったけど、特には。。。。
2017/05/11 22:11
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校の数学教師が 新しい学校の赴任した時にアマチュア オーケストラのコンサートを聴き、 大学時代にちょっとやっていたバイオリンを持ち出し、 自分のアマチュアオーケストラにはいろうと思う。 実はその街にはよく似たような名前のアマチュアオーケストラがふたつあって ひとつはとても野望に満ちた(実はもうひとつのオーケストラから分離してできた)オーケストラと置いてけぼりをくった あまり上手ではない とても高齢の音楽家の集まりのオーケストラがあった。 当然主人公は間違った方のオーケストラと関わってしまう。
二つのオーケストラの確執。 古い商店街の店とチェーンの大型店との闘い。 それにロシアの世界的な有名な指揮者がからみ、 その上 スパイ話。 主人公の同僚の先生への淡い恋心に、高校生の恋愛。。。。といろいろあって、 まあおもしろく読めたけど だからといって特にどうってほどでもなかった。 テレビでちょっとおもしろいドラマを見て良かったね。という程度。 悪くなかったけど 読み返そうとは思わないかな。
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投稿者:うさっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シニアの方達によるドタバタコメディかと思いきや、ロシアのスパイが絡んだりしてきて少し意外でした。映画を観てから読んだらもっと面白かったかも。
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うわー厳しいな、これ。スパイ話はさすがに風呂敷広げ過ぎじゃなかろうか。この作家さんて「ちょんまげプリン」でもそうだったけど設定は面白いのに話を大きくし過ぎて少し白ける。スパイ話を上手くアレンジして映画で観たい気はする。こっちの方が「ちょんまげ」より映画の原作に向いてそう。
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うーん。最近こういう、軽いタッチでテンポよくストーリーが進み、最後にはさわやかな感動を残す。っていうタイプのものをよく目にすることが多いです。
でも。きちんとしたものを書けるんだけど、あえて軽いタッチで書いている人と、軽いタッチでしか書けないから軽くなっている、っていう人の間には大きな隔たりがあるように感じてしまいます。
あ、この作品がそうだというわけではないのですけどね。。。
ただ、ひきこまれるものとそうでないものにどんな違いがあるのかなぁって不思議に思いながら読んでいました。オーケストラのこととか音楽のこととかに知識があったらもしかしたらもっと引き込まれたのかもしれません。けっこうひねられているし、収束のしかたも悪くなかったのですけどね。表現力というか描写力というか、まあ結局は感性の合う合わないなのかな。。。
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嫌いじゃない筆致。オーケストラを題材にしていて格好いい。でも、なんだかストーリーがとんとん拍子すぎるというかあまりに都合が良すぎる。残念。臨場感はあまり感じられないかなあ。
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ツッコミどころが満載すぎる。
ストーリーに無理がありすぎ。そして浅いし。
一例を挙げるとオレオレ詐欺した元教え子のホルン(まずこの設定がありえないし)。
君は楽器を所有してたんですかね。都合のいい話もあったもんですね。高校では普通、学校の楽器使いますよね。
作者がオケや吹奏楽経験者とは思えない。
小学館だから小学生向けの話だったのか。大人は読まないことを勧めます。
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設定などは現実的に無理だらけ。
でも、そのある意味小説らしい作り物の展開が分かりやすく、
気軽に楽しみ、ついでに曲についても下手な薀蓄よりよほど
面白く理解でき、旋律が浮かびやすい。
読了後の爽快感がとても高い♪
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可以給六顆星的話我一定會給這本小說六顆星!讀完之後好想去聽現場的交響樂團啊......荒木源先生,你真是太厲害了。期待你的新作品!之前出的兩本我也買了哦。
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また楽器をやりたくなった。
次から次へと小さな事件が折り重なって、最後は大団円。
パターンといえばそうなのだが、安心して楽しく読める。
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かなり面白かった!
主人公の先生が老人たちと接するみたいに
お養父さんともやっていけばいいのかも?
まぁそれが難しいんだけどね!
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うっかり間違えて老人だらけのアマオケに入団してしまった青年の周囲で起きるいろいろな事件。
国際スパイまで絡んできて……。
まあ、マンガみたいな話ですが一気に読んでしまいます。
映像化したら面白いだろうな……。
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音楽は、うまさだけじゃないんだ!ということを痛感する1冊。
ありえない設定もあるけれど、クスっと笑ってしまうさわやかなストーリー。
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オーケストラ経験者の私からすると、多少無理やりなところがあれどとても共感できる物語。
音楽団体で音楽する人が必ずぶつかる葛藤や悩みがすっごくストレートに書かれていて、そうそう!そうなんだよって思いながら読みすすめました。
音楽シーンの描写もとても臨場感があって納得の一言です。
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途中まではあまりにも想像した通りに都合よく物語が進むので、読むのやめようかなぁ…と思いましたが、ロシアの情報漏洩の話が占める割合が高くなってきてからはおもしろかったです。
そして、最後の解説にきてテンションアップ!「船に乗れ!」の藤谷治さんではないですか!藤谷さんは、「船に乗れ!」と「オケ老人!」は全くタイプが違い、両者が相容れないとお考えの方もいるのではないか、でも、それは違う!と言います。なので、私もそうね、そうね、と思ってみます。さらに、「船に乗れ!」は音楽をめぐる不幸について、「オケ老人!」は音楽をめぐる幸福について書かれたもので、どちらも重大なテーマなのだと続けます。私が音楽をめぐる不幸と幸福、どちらにより感情移入できるかといえば、不幸ということかな。みんなが共通して感情移入できるのは嬉しいという感情よりも悲しいという感情だ、と聞いたことがありますがそれと似た論理かしら…。「音楽といえば厳しくつらく、果ては音楽の名にあたいするところまで手の届かなかった」とおっしゃる藤谷さん。私はそんな藤谷さんの十分の一にも満たない経験しかないのでしょうが、それでもやっぱりそんな藤谷さんが書かれる小説の方が好きなことに納得してしまいました。
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まずほんのタイトルが面白いので、思わず買ってしまった本。
名前の通り「オーケストラ」が出てくるし「ぼけ老人」も出てくる(笑
最初の数ページ読んだら、よくあるつまらないクラシック音楽ものの書籍かと不安になったが、読みすすめていくうちに、主人公と周囲の人とのとても心温まる関係、ちょっぴりスリリングな展開に引き込まれていった。
なかなか面白い。・・・がしかし単なる娯楽小説ではあるのでそれ以上は期待しないでください。