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★お手軽数学話★さっと読んで楽しい数学話。とはいえ、完全に公平な選挙法は(数学的に)ない、背面跳びは重心が身体の外部に存在するので高く飛べる、6合枡で4合を計る方法などは、どこかで聞いたことがあった気もするが参考になった。
最も印象に残ったのは、著者が最後に説明する「数学を学ぶ基本的な能力」
・自分の靴をそろえて指定の靴箱に入れる→1対1の対応概念
・知らない単語の意味を辞書で引ける→順序関係の理解
・(本を見ながらでも)カレーライスが作れる→手順に従う。観察力
・最寄駅から自宅までの地図が書ける→高度な抽象能力
これができれば理系の大学を卒業するくらいはでき、後は練習量の問題だという。
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確率の知識は知っていると日常生活でも得する場面がありそう。数学は思っているより、日常生活の中にある。問題は学校教育が純粋に数学だけやってて、数学の知識が「日常生活のどこと関係するのか」を教えないこと。
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前回の読書会で持っていかなかったこの本。
数学が嫌いで文系に走った私にとって、是非とも読んでみたかった一冊。
著者は、あの秋山仁先生。
内容としては、数学にまつわるエピソードが大半だ。八割方そうといっていい。
まさに、数学ってどういうヤツなのかをもう一度確認するなかで、
徐々に数学に惹かれていくのだ。
数学は自然の中にあふれている。
セミの種の保存方法、フクジュソウの受粉方法・・・・
数学は日常生活の中にもたくさんみられる。
物を分けるときや、意思決定、順位の決定・・・・
そして、こんな世の中だからこそ、騙されないための数学スキル。
借金の計算、統計・・・・
この本を読んで思い出したことがある。
大学時代に数学の参考書を使った時のことだ。
その参考書は、一時前高校生に数学やら現代文やら教えていたときに買った。
そういや恩師が著者の1人だったような。
久々に高校生と数学やってみて、純粋にパズルを説くような面白さを感じた。
高校当時は嫌いだった数学、数年後に"再会"してみると、
「お、意外と面白い奴じゃないか」と思う。
この本を読んでいて思ったのは、そういう感覚。
一度は嫌いになった数学との"再会"のきっかけに、お勧めしたい一冊です。
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大学受験では先生の本にお世話になったなあ。この本はラジオ原稿を起こしたようなものらしく,雑談風でちょっと内容薄め。
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数学が苦手な私でも、「ふむふむ、そうなのか!」と楽しく読むことができた。数学が嫌いな人にこそ読んでほしい本。
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数学のためになるこぼれ話を集めたといった印象
ときどき、数学というよりは他分野の内容のような。
あまり数式や定理といったものはでてこない。
説明がうまいのは秋山先生の腕によるところが大きい。
もうちょっと、原理の説明があった方がよかった。
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同時に同じ著者の本を2冊買って(「まだまだこんなところに数学が」(扶桑者))読みました。もちろん似た内容はあったし、過去にも秋山先生の本は何冊も読んでいるので、ほとんど同じ話題ばかりと言っても過言ではありません。それでも、読んでよかったのです。読んですぐは「オモシロイ」と思って、人に話したりもするのですが、すぐ忘れてしまうので、繰り返し読むことで頭に定着していきます。今回確認して、授業ネタに使おうと思った(あるいはすでに使った)話題。(その1)1L(リットル)のジュースから3dLマスと7dLマスを何度か使って(もとの容器にもどすことも可能)、5dLくみ出す。(その2)6dLマス1つを使ってジュースを1,2,3,4,5dLと全ての場合についてコップにくみ出す。ただし、もとの容器にもどすのはかまわないが、くみ出すのは1回のみとする。(その3)アメリカのテレビ番組。3つの扉の後に、1つは自動車があり、残り2つはヤギがいる。参加者はそのうちの1つの扉を選ぶ。そこに車があればその車がもらえる。さて、参加者が1つに決めた後、司会者が残り2つの扉のうち1つを開ける。もちろん、後にはヤギがいる。その段階で参加者は自分の選んだ扉を変更することもできる。さて、確率的にはどうするのが有利か。それぞれ考えてみてくださいね。
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数学者として有名な著者が、数学的な思考を用いて世の中の色んなことを解説した一冊。
頭の体操や思考実験的なことから、応用範囲の幅広いものや既に実用化されてるものまで幅広く取り上げており、非常に面白かった。
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思えば、授業のはじめに小話をしてくれる先生の授業は好きだった。あえて授業に関係のない話をして、あとの授業に集中してもらうためだったようだが、その先生の授業も小話もおもしろかった。
学生たちには分かりやすく教え、テストや試験で点数を取れるように指導することが大事にされている。どの教科においても言えることだが、特に数学に関してはその奥深さや必要性を教えてあげないと全く興味を持てずに苦手意識だけを持ってイヤイヤ取り組ませることになりがちだ。
秋山先生の数学小話は学生が興味を持てそうな内容で、大人も納得するものだった。
この世界は数学によって形作られているのだと思い知らされた。
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数学(数の世界)が生活に深くかかわっていること、自然の中に多くみられる=自然の探求のための科目であることが伝わったなら、数学を楽しく学べる子供たちがもっと増えるんじゃないかなって思っちゃいますね。
パズル的なものや統計的なものは考え方も楽しくて子供のころから好きでした。自然に関することは今改めて興味深いです。
実は今回初読ではなく、時々なんとはなしに手に取って、適当なページを開いて読んだりしてます。
今日なんとなく気が向いたのでブクログ登録(笑)
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理系大嫌いなので、恋までしなくても“普通”になれるかな?と思って読んだけれど、
やっぱりよくわからない。
実際にお勉強している学生時代に読めば良かったのかも。
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この本を読んで数学に恋したくなるか,というとまた別だなあ。
数学本はどうも翻訳もの軍配が上がる傾向が強いのはどうしてだろう(吉田武を除く)。
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自然と数学
日常生活と数学
社会と数学 多数決の罠がわかった
技術を支える数理 アトムの意味がわかった
スポーツと数学 スポーツと数学のかかわり
初めて新書を読んだが、いつも読む本とは違い、人生に役立つような内容だったのでおもしろかった。また読む機会があれば読みたい。