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紙の本

たとえば「母親殺し」という「凶悪な」事件を起こして服役しているひとに取材しているが、はたして彼は本当に「凶悪」なのか、そこからして疑問に思わざるを得ない。有期刑で罰するのみで世間に復帰する道筋をまったくつけられない、そんな服役・処罰システムで本当に大丈夫か。

2011/03/01 00:17

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 更正や厳罰化、死刑や無期懲役、殺人や自死などについて、考えたり情報を収集していたりして出遇った本。タイトル通りの内容。刑務所に服役して出所したひと・するひとの現状をなかば淡々と紹介してくれる。なぜ入所したのか。何を思い何をしながら服役しているのか。この服役はこのひとにとってどういう意味があるのか・ないのか。そう思われるのはなぜか。
 
 たとえば「母親殺し」という「凶悪な」事件を起こして服役しているひとに取材しているが、はたして彼は本当に「凶悪」なのか、そこからして疑問に思わざるを得ない。有期刑で罰するのみで世間に復帰する道筋をまったくつけられない、そんな服役・処罰システムで本当に大丈夫か。
 
 坂本敏夫『死刑と無期懲役』(ちくま新書)等にも同様のことが書かれているが、出番と役割が与えられ、誰かから期待されれば、人の更正はそれほど難しいことではないのかもしれない。‥‥という夢を見てしまう本である。そしてこの本を読み、この夢は、やはりそう悪い夢ではないのではないかと思うようになっている。
 
 ともかく「更正」がキィワードなのだと思う。罰するだけで人が変われると思うのは楽観的に過ぎる。「飴と鞭」とも言われる。北風と太陽の喩えもある。道は険しくとも、ともかく、John Lennon の『imagine』でも口ずさみながらやっていくしかないだろう。

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2012/10/30 12:21

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2013/03/15 21:35

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2019/03/28 23:41

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