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伊勢新聞2011.01.25の広告では「全国から注目されている高校生レストラン『まごの店』誕生から現在までをまとめた最新刊!」
伊勢新聞に連載されていたものを加筆・修正したものだそうです。
連載、読んでました。
内容は・・・
はじめに 「がんばれ高校生」
第1章 「まごの店には感動がいっぱい」
第2章 「教育は真剣勝負!」
第3章 「社会にはばたく教え子たち」
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高校生レストラン「まごの店」の話し。想像どおり話が多くそのままだな。
2011.3.1
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日テレのドラマにもなった「高校生レストラン」調理クラブ顧問の先生の著書。
県立高校調理科の生徒を、求人が殺到するような料理人の卵として育て上げられている。
しかし、すごく特別なことをしているわけではなく、基礎をしっかり学ばせ、人間としての心得を説き、社会人として巣立つための訓練を地道にされている。
すなわち、元調理師として「技術」「知識」「店舗の経営」を高校生レストランを通して教えるだけではなく、教育者として日々の生活態度や服装、振る舞い方(言動、表情)についても温かく指導していらっしゃる様子が文章から窺えた。
また、今の子供達は昔だったら「見て盗む」ようなこともいちいち言葉にして一つ一つ教えて行かなくてはならないところがあると述べられていた。
自分の後輩や部下に対する接し方として一つのヒントを頂いたように思われた。
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前作「高校生レストラン、本日も満席」を読了後、続けてこちらも
読んでみた。前作と被る内容が前半にあり(おそらく、前作から
読んでいない読者にも話しがわかるようにしてあるのだろう)
最初の被っている部分は、前作を知っている分、ややダレぎみに
読んでしまったが、後半からは著者が立ち上げた高校生レストランの現在の様子、卒業生の様子など、その後の話しがあり
読んでいてとても興味深かった。
また今回も著者の教師としての持論、熱意がとてもよく伝わって
くる作品であり、子育てってこうやっていくのだと、教えられた
気がした。
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そういうレストランがある、とは聞いていましたが
一体何が理由で建てられたのか、は知りませんでした。
ものすごくありがたい理由で建てられています。
即戦力になれる、というのもありますが、これは確実に
己の中で力になります。
バイトでは得られない部分。
それは、とても幸せな事だと思います。
やはり、何事もやってみないと分からない事もありますし
バイトしてのとしていないのでさえ、差がでてきますし。
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経験、情熱が生徒を育てている。
社会人にとって、得る事が多い1冊である。
昨今、企業は誰のためにあるのかという問いに、
株主だと言う経営者はだんだん減って来たと思う、
今一度、考えるときである。
国の宝は子供、学校の宝は生徒、そして企業の宝は従業員である。
社員がいなければ会社はやっていけない。
PCも機械も全て人間が動かしている。
心を持った人間を育てる、育て方の良書といえる。
《文中より》
生徒は正直です。
生徒は先生の鏡です。
私がだらければ、生徒もだらける。
私が生徒の方を向いて情熱を傾ければ、生徒も私の方を向いてくれる。
「小さなウソで楽することを覚えると、だんだん大きなウソになってしまう可能性があります。」
社会に出たら、愚直に、誠実に仕事をすることがいちばん尊く、そして結局、それがいちばん会社やお店のためになるのです。
厳しくて労働時間が長いなかでも、経営者や幹部が、若い世代と蜜にコミュニケーションを図り、マメに気持ちをケアしてあげているところは、若いスタッフの従業員満足度が高いようです。
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一作目の「高校生レストラン、本日も満席」が、村林先生の半生や、高校生レストランが立ち上がるまでのご苦労が書かれていて、とてもインパクトがありましたが、本書は教育論の本という感じで、大事なことがたくさん書かれているのですが、読者を選ぶかもしれません。
本書を読んで印象に残っているのは以下の点です。
・子供たちにはやはり、本物だからこそ、真剣勝負だからこそ、と伝わらないことがある
→こういう調理といった職業教育などでない普通の学校教育で、生徒にいかに本物で真剣な場を設定できるか?
・教員以外の大人との関わりは、いい先生である。
→特にコミュニケーションは実際的でないと難しいのでは?
→これを実現するためには、やはり地域の協力が大切
・大人、特に高齢者は、無条件で若者を可愛がってくださるので、教育にとっていい協力者
→もっと高齢者の力を教育に導入すべき!