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氷の戦士と美しき狼 みんなのレビュー
- ナリーニ・シン (著), 藤井 喜美枝 (訳)
- 税込価格:1,153円(10pt)
- 出版社:扶桑社
- 発売日:2010/12/01
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紙の本
極上のパラノーマル
2010/12/23 14:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目。
前2作は豹に変身できるセクシーなチェンジリングの男性と、超能力種族・サイの女性とのラヴストーリーだった。しかし、今回は反対。情熱的なチェンジリングの女性(狼種族)とクールなサイの男性が主人公だ。
前2作がとても良かったので、このカップリングには少々不安を覚えた。が、それも束の間。冷たく危険なジャッドは痺れるほどかっこいい!
また本書は、1作目でサイの殺人鬼から救出されたブレンナが、自身の心の傷と戦う物語でもある。心をズタズタにされたブレンナが、それでも前を向き、必死に生きようとする不屈の精神には心から魅了される。
炎を思わせる情熱的な狼チェンジリング・ブレンナと、氷の男と呼ばれるジャッドのカップルの間には深刻な障害があるのだけれど、それがどう解決されるのか、気になって、夢中で読んでしまった。
前作と変わらず、いやそれ以上に面白い。
というのも、本書は前1、2作からのつながりがとても深いからだ。
このシリーズが素晴らしいのは、骨太の、きちんとした世界観の上に成り立っているものだからだろう。
企画外れのの世界であっても、それが隅々まで作りこまれていれば、読者はどんどん惹きこまれていくものだから。
本国では次々と続編が発表されていて、来年の夏には、満を持して狼チェンジリングのアルファ(リーダー)・ホークの物語が発表されるらしい。1作目からすでにホークの虜となってしまっている私としては、翻訳バージョンも早く追いついて出版してほしいものだ、と切に願っている。
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