投稿元:
レビューを見る
2011/1/29 Amazonより届く。
2019/11/11〜11/14
いや〜、結局良く分からなかったが、それは舞城作品ではいつものこと。独特のドライブ感で読ませるのは読ませる。しかし、説明のイラストが散りばめられていたが、やっぱり分からない。結局のところどういうことだったんだ?
投稿元:
レビューを見る
前半の推理合戦を読むのがつらくて、いつ投げ捨てたろうかなと思いながら読んでいたけれど、たまに出てくる笑いどころで、ぶふぉあと笑ってしまい、また読み進んでしまう。だけど、中巻の後半、第四部方舟の手前から怒涛の展開で、ここからは結構面白い(それまでも面白いけど)。
ロバート・ランキン「ブライトノミコン」のハチャメチャさと、リチャード・マシスン「ある日どこかで」、楳図かずお「漂流教室」を足したような感じ。
文庫で出ている舞城作品くらいは全部読んでから読んだ方が作品をより楽しめる。
投稿元:
レビューを見る
舞城王太郎さんは、『怒涛』です(^-^)
疾走感はハンパない。
----------------------------------
2011年02月06日 読了
007冊目
購入にて熟読。
----------------------------------
投稿元:
レビューを見る
武者震いで進める下巻。
ちょっと悪が弱い気もするけれど、
世界と時間を向こうにまわしてなので、
楽しめた。
投稿元:
レビューを見る
怒濤のクライマックス! 一気読みの下巻、603P!!
正直半分くらいはついて行けない様な展開なのですが
そこを脳みそを必死コイてのフル稼働で、喰らい付いて
行く先には、なんとも言えない脳内麻薬がジワーっと!
いやー、凄い、もの凄い作品ですなー。
ストーリーの着地点は途中から見えては来たものの、
そこに至るまでの運びは何度もハラハラさせらるし、
中盤での推理合戦がこうやって後半に活きてくるのを
感じるだけでもニヤニヤしてしまう。
そして何より...「水星C」の存在感! 133Pで書かれた
イラスト図がこんな伏線だったなんて!! 最高にカッコいい!!
単に紙に印刷された文字の羅列を目が追い、その内容を
理解しようとするだけで、自分の中で、その紙に書かれた
活字は上下左右、奥行きを持ち、自由に脳内にその世界を
構築するのだ。きっと自分が小説を読む事が止められない
理由がそこにあるんだろーなー。
ラストに書かれるインドのムンバイのカエルのシーンには
あまりの美しさに思わず涙が溢れ出てしまった。
もっと自分がジジイになった時に必ず読み返そう!
投稿元:
レビューを見る
この本を読んでる最中に「JOJOノベライズ」の発表を知った。参加した作家は三人。おおっ上遠野浩平!作品からリスペクトがあふれてるもんな。西尾維新!自身が尊敬する上遠野先生と一緒に大好きな漫画をノベライズするなんてヤバい。舞城王太郎…?えっ?以外ッ!!そう思ってた時期が僕にもありました。しかし、時空を超える能力をディスコが得るプロセスと丞太郎がザ・ワールドを得るプロセスはなんだか似ていると気づいてしまった。ぶっ飛んだ会話と世界観も近いかも?え?本の感想?舞城スゲェっすよね。
投稿元:
レビューを見る
上中下巻の「下巻」
≪あらすじ≫
時空探偵となったディスコは過去へ未来へ飛びまくり。
パインハウスの31人失踪事件
パイナップルホームとムチ打ち男爵
≪吊るされた男≫自殺事件
ラミア症候群(3億人の子供攫い)
すべての謎を解決すべくディスコは未来のJJのもとへ向かう。
そして明らかになる子供の虐待を商売とする『梢式』。
梢が起こした魂の分裂よろしく
子供を虐待することにより魂を人間に入れ出し空の肉体を作成し
需要者は意識の転送を行うことにより不老状態となる。
それを商売とし億万長者となったJJ。
子供を虐待していたのはブラックスワン(黒い鳥の男)であり
その計画を防ごうとラミア症候群・子供攫いをしていたのはディスコ本人であることがわかる。
パインハウスをメビウスの輪に・・・水星Cはパックマンに・・・
≪感想≫
言葉の渦に飲み込まれ疲れた。。。
中巻の探偵による謎解き合戦はどれもこれもそれが正解で良いのでは?と思える程の素晴らしいものだったけど、結局どれも不正解なんだよねぇって解っていながら読むのはナカナカしんどかった。
でも先が読めない展開はさすがでした。
投稿元:
レビューを見る
めまぐるしく転がるストーリーに、上手く乗れなかった。sfアイデアがちょっと抽象的すぎることもあって、一読しただけではイメージできない場面も多々あった。展開自体は面白かったのできちんと読んで話についていきたかったのだけど、どうも長すぎてダレてしまった…
投稿元:
レビューを見る
我思う、故にセカイ有
そんな、セカイ系ロマンの実現したような世界で
セカイ系犯罪者とセカイ系探偵が戦うスーパーセカイ大戦
うんざりしつつもこれを書き上げたことに頭が下がる
投稿元:
レビューを見る
この壮大な内容をこの文体で書ききったことを賞賛すべきだろう。
舞城王太郎を一度でも読んだことのある人なら分かるだろうが、舞城の文体というのは、一人の人間の意識を途切れさせずに一本の糸のように描いていく。
読者は一つの人格の思考をひたすら追いかけていくうちに、世界観の大きな変容とコペルニクス的転換を何度も何度も体験することができる。
投稿元:
レビューを見る
玉ねぎの皮をひたすら剥き続けるようなタイムパラドックスに混乱したまま読了したアタマの悪いアタシ。。。で、結局、水星Cの詳細は描かれないままだったけど何者!? 彼もディスコの「気持ち」なのかな!? てことは全てディスコから生まれたディスコの世界!? ん〜考えれば考えるほど混乱……みんなはディスコに「考えろ!!」と迫っていたけど、考えるのって難しい!! 落ち着いたら再読してみよう(p^-^)p そんとき解るかも♪
投稿元:
レビューを見る
で、ここで満を持してお手上げ。全然分かんない。今も分かってない。ていうか覚えてない。きっと私の頭が悪いんだろう!そうなんだろう!と思いつつただひたすら文字を追うようにして読了した苦い思い出だけが残っております。あ、あんな恥ずかしい表紙をレジに持っていく羞恥プレイに(しかも別々に買ったので3回も)耐えた結果がこれかーい!!と思った。思っている。家にあるので今度もっかい読みますよ。読むもんがなくなったときに(しかしそんな日はこないのだった)。
投稿元:
レビューを見る
『違う。何ができるかじゃない。何かをするんだ。何でもするんだ。』
『世界は人の信じるように在り、その世界観は絶えず他人によって影響され、揺らいでいる。』
『深刻ぶってたって問題は解決しねえぞ? 罪悪感だか自己憐憫だか知らないけど、くだらねえ情緒的な苦しみなんか苦しんでないで考えろよ。』
『何しろ知識も経験も論理も時間も、全て積み重ねなんだからな。』
『親は頑固でも意地っ張りでもないし世界を敵に回しても構わないとも思ってない…護りたいものを護るだけなのだ。』
『俺に正しく強い意志があれば、運命はちゃんとついてくる。』
『…え?酷いって、どれくらい』
『世界が終わるくらいだよ』
『俺には誰かを愛するための愛情があり、それを小枝に注いでみたい。』
『弱いのが悪いなら、悪は弱いんだよ』
『小枝が隣で笑っていてくれるのだけが俺の救いだ。毎日の希望そのものだ。』
『いつもピンチになれば必ず俺が来ると思うなよ』
投稿元:
レビューを見る
舞城王太郎作品を読むのは初めてだったけど、予想以上に面白くてぶっ飛んでた。ぶっ飛び過ぎてて理解が曖昧のまま読み終えてしまったけど、それでも面白かったと言えるし、分からないままでも読ませる勢いがある。「踊り出せよディスコテック」でシビれた。
投稿元:
レビューを見る
水曜日の次は木曜日とかになるシリーズモノかと思ったら、、
普段どうりの舞城王太郎節。読んでて気持ちいい。
内容よりも活字のリズムとかで好き。