紙の本
値段のカラクリ
2022/10/28 15:28
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投稿者:せいたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉野家や王将など外食企業の特徴や、100均など生活に関わる商品の値段のカラクリが書かれていて、面白かったです。
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#まとめてアップ
世の中の原価を探る本です
基本的には予想通りのことが並んでいますが、でもこれだけ調べるのは大変だったんだろうなぁ、プロの仕事だなぁと関心させられます
左手にソロバンも大切というか、基本的にビジネスは9割方そこで失敗するということで…。勉強になります(2011.3.30ごろ読了)
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原価の算定が怪しいです。これを一般論として展開してしまうと、恥をかくかもしれないですが、ちょっとしたネタには使えます。ものの価値を判断するきっかけになる、というのは好意的すぎるでしょうか。
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これは普通に面白かった。
この本を読むと、我々がモノを買う時に支払う金額の中身が一体何に対して払っているものなのかってことが改めて良く分かった。
買い物するときに、つい、コレの値段の何%くらいがお店の経費で、何%くらいがレジのおねーちゃんのバイト代になるんだろうなぁ、とか考えちゃいます。
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様々な商品の原価を紹介している本。
様々な商品について、原価費、人件費、利益等の商品価格に対する比率が書かれていて面白しい。
すべてを鵜呑みにすることはできないが、読んでおくと話のネタにすることができる。
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カレー・牛丼・食べ放題・餃子・ハンバーガー・ラーメン・弁当・スーツ・メガネ・液晶テレビ・生命保険・マンション・海外ツアー・自動車…。ものの値とは本当に奥深いものですね。
この本を読んだのはまったくの偶然で、モノの原価ってどうなっているのかなと。そんな気持ちで読んでいました。で、実際読んでみて目からうろこがまた落ちましたね。みんなが大好きなカレーや牛丼に始まって、猫の目のように価格が変わるガソリン、2着目からは無料になるスーツがどこをどうやって利益を出して、どうやって、コストカットをしているのか、というのが具体的な数字とともに記されていて、よくもまあ。ここまで調べ上げて書いたもんだなと筆者の努力には頭が下がりました。
よく、『企業努力』という言葉を耳にしますが、1円、2円を身を切るような思いで削減して、利益を出していたり、タバコの約6割が税金など、衝撃の事実が次から次へと出てきます。でもやっぱり一番インパクトが強かったのはアダルトDVDの原価でしょうか?この本に言うと3000本売れれば採算が取れて、25%が女優の出演料だそうです。でも、これは一部の名前が売れたクラスの女優で、しかもそんなに長く続けられる仕事ではないので、長期的な観点からすると、疑問が残ります。
こういう『コスト感覚』が身につくと、たとえば、食事で店に入ったときでも、色々と頭が回ってしまうので、純粋に店の雰囲気や味を楽しめなくなってしまうのが、少々難どころではございます。
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コ○イチのカレー、吉○家の牛丼、Mのハンバーガーなど様々な商品の原価率と利益率が書かれていておもしろい。物の原価と利益率が分かれば、その商品の販売戦略もおのずと想像できてものの仕組みが分かった気にさせてくれる。
個人的に好きなのは、「スーツ量販店の2着目半額」がどういう仕組みか書かれてる章。
最近スーツを買い換えた際に疑問に感じた部分だったので「なるほど!」と納得できてよかった。
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著者の知識,経験に基づき,様々な商品,サービスの値段から,原価等を分析した本。
1つ1つは興味を引くものもあるが,雑誌の連載コラムをとりまとめたものであるため,全体として同じような話が繰り返されたりして,全体としての体系的な分析にはなっていない。
趣味的におもしろおかしく読むにはよいかも。
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勝ち組企業 海外での自社工場生産でコストダウン 物流から小売まで自社一括管理 → 産業の空洞化
売り場の演出で消費者の衝動買いをどこまで助長できるかがこれからのポイント
飲食店のセオリー 原価率30%以下
100円ショップ 50円で仕入れ 商品単位での在庫管理しない 買い物かごを多くして衝動買いを誘発
スーツ量販店 2着目 人件費その他の経費がかからないのでやすい
ライフネット出口さん推奨 死亡保険金 年収x3+子供一人1000万ー預金残高
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色々な店の商品の原価をひたすら類推していく内容。
たまに「元を取るには何を買え」的なアドバイスがあるが全然ピンとこない。
商品の価格が全て予想でしかないのは微妙。
全部が想定の話になっているのでは?
人がモノに見出すの価値は、原価に対してではないと思うんだけどなぁ。
1/3くらい読んで耐え切れず、あとがきに飛んだ。
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いろいろな商品値段の構成要素に関する解説本。
各業界の原価や利益に対する基本的な考え方や、各種チェーン店の戦略が、わかりやすく書かれていて面白く読めた。金子氏のテレビと同じく楽しく読める一冊。
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筆者の独自の取材や推測から原価を探った本である。
本書は下記の3つのPartから構成されている。
1.B級グルメ編
2.生活編
3.趣味・レジャー編
また、それぞれ、9項目、11項目、6項目の計26種類の商品に関して原価の分析がなされている。
本書は「会社はどうやって儲けているのか?」という点に着目して原価を分析している。ビジネス的観点からも、消費者としての観点からも面白いと思う。
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物の価格の決定方法に関するものかと思って読みましたが、そういう要素はあるものの、外から財務諸表をみた予測部分ということですね。会計の知識がある程度あれば、だいたいオチは予想がつくという内容でした。
なんだか無理に「得をしよう」とする提案が現実離れしている点も。
食べ物にしても、「おいしくいただく」ことが重要であって、いかに企業の利益を圧縮して食べられるかが重要じゃないと思います。
「元をとる」立場で、原価という観点に立てば正しいことは書いているのでしょうけど、消費という観点からすると、企業の「付加価値」というものを全く理解していない本だと思いました。
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青山の2着目が半額にできるワケ、生命保険の原価、自動車価格の値引きの構造など、日頃から疑問に思っていた商品の価格構造のすべてが明らかにされている。商品ごとに具体的企業名も明示されており現実と完全にシンクロ。非常にわかりやすくストンと腑に落ちる。賢い消費者としての眼力を養うことができた。
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牛丼、カレー、カップヌードル、寿司、保険やAVまで、幅広く、構造が書かれている。どの業界も、ギリギリのところで収益を上げており、厳しい闘いだなと感じた。この種の本は、忘れたころに、ヒットするのであろう。