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森を歩くと優雅な生活が好き。
私たちがしたことも明るくはないけど印象に残って、あと永遠に完成しない二通の手紙・冬の一等星もとっても良かった。
そういえば裏切らないことはちょっとびっくりした。けどこれもけっこう面白くて満足の一冊でした。
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"ポラリス"とはこぐま座α星で北極星のことらしい。(by Wikipedia)
個人的に「春太の毎日」がお気に入り。
春太がかわいい。なんとなく某ほねっこのCMソングが頭の中を流れていきます。
全体的に「禁断」な香りが漂う、いかにも三浦しをんって感じの作品だったと思います。
短編集。
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やはりしをんさん良い。
表現の仕方や文字の並び、そこからくる雰囲気がとても好き。
短編やエッセイじゃなくて長編小説を書いてくれないかなー。
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三浦しをんの書く恋愛小説って変なのばっかですきー。フィクションなんて普通じゃないほうが絶対おもしろいよね!
最初と最後のがたまらなかったんだけどしをんさんこういうのもっと書いてくれないかナ~駄目かナ~BLと文学の境界は難しいナ~
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恋愛小説を滅多に読まない私でも読めた!が最初の感想。
各物語に「恋」と「愛」がさまざまな形をして生活に色を出し、それが暗く鈍重だったり、明るく軽快であったりし、一遍ごとに不思議で奇妙な読後感を残して行きました。
うまく説明できないので、解説文の言葉を借りれば、一皿一皿がさっぱりしていたり濃厚だったりと、食べ応えのあるフルコース(短編集)。
「森を歩く」「春田の毎日」「冬の一等星」がさっぱりに見えて奥深くて特にお気に入り。
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山を下りた私たちは、電車のなかでバナナの残りを食べ、すべての星が出そろった空の下を、手をつないでアパートに帰っていった。
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図書館で読んで、文庫化したので購入し、再読。
恋愛小説の短編集なんですが、色々なパターンの話があり面白いです。 中でも、「森を歩く」が一番好きだなー。幸せな気分になる。 印象深いのは「裏切らないこと」の中の多恵子さんの言葉。あと、「春太の毎日」の『命の速度がちがうからだ』P.318という春太の言葉。せつなくて、でも正論で。
しをんさんのこういう感性が好きだ。
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短編集。シャープな文章なのにドライじゃなくて、あったかい。
・裏切らないこと・・・主人公が見た「うつくしいもの」には、本気を貫いた人達の絆があって、尊い。彼の決心もまたうつくしい。
・私達がしたこと・・・黒川くんがかっこよすぎる!「苦しい?」と聞いた彼の優しさというか愛というか。かっこいいです・・・
・ペーパークラフト・・・里子の覚悟が男前だなあと思った。
どの話も好きですが、以上3話が特に心に残りました。
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極めて日常に近い、けど、どこか非日常的な話を集めた短編集。
恋愛物が読みたくなり、たまたま手に取った一作。
初めは短編集だと知らず、普段あまり短編集を読まない私は開いた瞬間は少しがっかりでした。しかし、がっかりしたことを恥じるくらいの面白さでした。ので星5つ。
いろんなパターンの話がありますが、すべて、「愛」の形を書いたお話です。様々な視点、様々なキャラクターが描く愛の形を覗き見るような感覚で、とても面白かったです。
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恋愛におけるちょっとした感情・場面を物語にした短編集。内容はかなり特異な場面だけど、すぅーっと読める文章の構成が凄い。
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はいきた、大の苦手、短編集!
でも今までより読むの辛くはなかったなー
話が面白かったし、何よりしをんさんの
文章、言葉がとっても綺麗だったから。
それでもやっぱり短編は苦手です、
一冊じっくり読みたいなあ、うん。
森を歩くと優雅な生活が好きでした。
素敵な言葉だらけだったので少し抜粋。
腐敗しとろけゆく、
永遠に暴かれることのない秘密を、
沈黙と忘却をもって苗床の栄養に変えよう。
私は大人になるまでも、大人になってからも、
星座を探すような歯がゆさを何度も味わった。
「あの星とこの星を結んで」と説明しても、
並んで夜空を見上げるひとに、
正確に伝わっているのかどうかはわからない。
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最初と最後がテンプレBLすぎて遠い目になった。それ以外の話もなー……子供に重い話する大人って、とか、友達電波強すぎね? とか、またそっちか、とか、道化のくだり本編にまったく関係ないよね? とか……まあ、合わなかったということか。ロハスにかぶれて玄米を食べる話は面白かった。
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ねちねちしてないところがいい。いろんな恋や愛の形がある。でも、読後感は不思議と爽やか。こういう恋愛小説ならもっと読みたいなあ。
最初と最後が切ない…
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恋愛短編集。どれも素敵。
特に「春太の毎日」が、いい。
それから、巻頭と巻末の主人公の岡田くん。
愛おしい。
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三浦しをんの世界観がすごく好きなので、ひいき目になってしまうかもしれ
ませんが。
やっぱり彼女の現実的だけれども非現実的な設定にすごく惹かれます。
恋愛をテーマにした短編11篇。
深くて暗い部分も描きながらも、コミカルさも忘れない。
そして台詞がきちんと一人ひとりから吐き出されているなぁという感じが持てます。
彼女の作品に派手な印象は私は持たないです。
でも引き込まれるのは、淡々としている中に見られるそういった動の部分であったり、時間の中できちんと人物が生きている感じがあるからだと思います。
だから私は彼女の作品が好きです。
ただ、恋愛小説なんですがドキドキだとか甘さを求める人には向かん気がしますー。
世の中にありそうだけどない人間が抱えてる関係の縮図な感じ。