どこかで聞いたような物語
2011/02/05 16:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は萌え、後半は燃え
まず「魔女=絶滅危惧種の希少生物」という認識を確立させないと、全体的に非常に分かりにくい
基本的に作者に文章力というか、常識がないのかな?と思います
ちょこちょこ意味が通らない
そもそもがかなり無理のある設定なので、うまく説得力を持たせられていないです
ストーリーの根幹としては「絶滅危惧生物を拾った少年が、世間に隠して可愛がりつつもいずれ仲間のところに返さなければいけない」というどこかで聞いたことがあるような話
ただ設定はなかなか凝っていて、色々裏設定や陰謀説、深読みなどがありそう
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ミラが可愛い。そのひと言に尽きます。個人的にラストの展開はあえてこの展開だったからよかったと思う。後日談的なエピローグがなくて少しあっさりしすぎな感じがなきしもあらずだけど、ラストの茉莉、リョータ、そして文哉とミラの一連のやりとりには思わずうるっときた。
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よくある話。
ドラえもんだと「のび太の恐竜」が当てはまると思う。
流れも何となく読めて、
これが後々伏線かな?と思うものも当たってたりで、
王道な流れだったと思う。
ラストもきっとこうだろうな、という部分はそのままで、
その形できれいなエンディングを迎えてしまった。
本当に各人のハッピーエンドを考えればハッピーエンドなのかもしれない。
ただ、仮に今後不幸な出来事が起ころうとも・・・
本当に幸せになる道を選ぶのであれば、これはハッピーエンドとは言えないのかもしれない。
そして2人のことを考えると、このハッピーエンドは激しく裏切ってほしかった。
とにかく泣いた、久々に号泣した。
続編は見たいけど、出ないと思うし出ないでいいと思う。
それくらい綺麗な終わり方だった。
でもなぜか心が痛むのは、
魔女と人間が同等に暮らすことのできない世界を
人間が創ってしまったことへの負い目なんだろう。
仮に差別も偏見も無い世界が築かれていれば、
この物語はもっと幸せな結末も迎えられたのではないだろうか。
最後に主人公の文哉は親父が行方不明、家は壊され、体もボロボロにされて不憫ではあるが、こんなにかわいい幼女と暮らせたのだから、それでも対価は安いだろう!というロリコンの意見w←
ミラが本当に可愛かった。
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ミラがかわいい。無垢で素直な幼女は正義ですね。
切ないというか、なんかもどかしさの残るラストだったけど、この話はこれでいいのかもしれない。
でもやっぱなんか、もうちょっとだけでいいから、読後感にさわやかさがほしかった。
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うぅむ.
そこそこ面白かったよ.
“最後の魔女”が死んだ,というニュースと一緒に聞こえてきた父の訃報.
魔女オタクの親友と共に
“最後の魔女”が捕獲された森に立つ屋敷で少女を見つける.
その少女は“最後の魔女”の娘だった.
そして人間の少年と,魔女の少女が一緒に暮らす
笑いあり涙ありのほのぼのストーリー.
だと思ってたんだけどなぁ…,半分くらいまで.
なんであっちの方向へ進んじゃったのか.
ぐぬぬ.
少年にミラと名付けられた魔女が可愛過ぎます.
ぐぬぬ.
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タイトルに魔女とあるので、魔法がいっぱい出てくるファンタジーな話かと思っていたら違かった。ミラを愛でるお話です。「むふー」なミラが可愛い。イラストがマッチしてる。可愛い小動物(見た目人間)が好きな人に。
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捻りつつもストレートなボーイミーツガール。
美しいラストがいい。それにしても、後書きでも触れられてるように、CUTEGさんのイラストが凶悪w 犯罪的なまでに可愛い。
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魔女に出会った男の子のお話。
魔女である、ミラの成長過程が微笑ましいです。
読みやすい文章で、たまに思わずクスッとしてしまう感じでした。
終わり方は、感動的で個人的にはウルウルしてしまいました。
エピローグがあれば尚良かった気がします。
ミラ可愛い!
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このライトノベルを一言で表現するのであれば「ミラが可愛すぎる」に尽きます。このライトノベルの「魔女」観は、魔女を題材としたライトノベルの中でも割と独特でその世界観に引き込まれました。楽しく切なく、読んでいて最後にはうるっとしてしまいました。
印象批判はここまで。山川先生安定の伏線の張り方と回収、ひとつひとつの暖かいエピソード、最後までキャラぶれしない個性的なキャラクターの描写で、これらがバランスの良い作品構造の中でうまくまとまり作品の完成度を上げています。物語の構造というかストーリーラインをとても丁寧に練られるラノベ作家さんですので、安定して個人的高評価の作品を書いてくださります。
このお話の、いちばん見事と感じた構成は、「起」と「結」の構成でした。いちばん最初の文章といちばん最後の文章が美しく対をなして作品をまとめているのです。エピローグに相当する章がない、という少し珍しい章構成ですが、この終わり方がもっとも作品の区切りとしてすばらしいと思います。