紙の本
素敵な絵本
2022/09/02 14:19
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
南北朝鮮を分ける非武装地帯を題材にした絵本です。
日本にいると、タイトルからして「軍事」を思わせ、手に取るのを躊躇してしまいそうですが、いったん開いてみると、その内容の素晴らしさ温かさに、心が洗われる思いがします。
勝手に地球に線引きし、敵対する人間の愚かさを、自然が教えてくれます。
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日中韓の平和絵本シリーズ。
朝鮮半島はもともと一つの国でした。でも今は、北と南に分けられていて、その間には「非武装地帯」があります。何重もの鉄条網が張られているなか、季節は移り変わり、動物や魚たちは生き生きと暮らしています。しかし、その同じ時に、人は軍人たちは訓練をすすめ、故郷を追われた人は展望台から、ただ、非武装地帯のその先を眺める。
本当は、展望台から見ているだけなんて、もういやなのだ。鉄条網の扉を開けて、なつかしい故郷でなつかしい人たちに会いたいのです。
自然の中に、あちこちに表示された「地雷」「危険」「止まれ」「警告」「立ち入り禁止」
絵本はじめの見返しにある世界地図には、朝鮮半島に南北のつぎはぎがあり、終わりの見返しには、ひとつの朝鮮半島がある。
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「非武装地帯」耳慣れない真実を、わかりやすく絵本で描く。自分の身近で起こっていることではないけれど、見直されるべき出来事に違いありません。そこに暮らす人々の苦悩を受け止め、心寄せていたいです。
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韓国と北朝鮮の間非武装地帯の四季を描いている。アザラシが普通に行き来しているのが描かれているのを見ると、人間の国境が愚行に思われてしまいます。平和への強い願いがこもった絵本です。
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韓国・中国・日本の歴史をちゃんと知りたい。いつもまでも領土の分捕り合戦してる場合じゃないでしょ!2013よみこん 高学年 絵本 h評価A
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「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「1. 外国のくらし」で紹介されていた10冊のうちの1冊。
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武器を手に殺しあい陣地取りをするのは人間だけだから“非武装地帯”おおよそ38度線の両側2㎞は鉄条網に囲まれた無人の地、平和郷。渡り鳥とかは気軽に飛び越えていく、羨ましいなあと望遠鏡で鴨だとかカワウソだとかイノシシとかカモシカを観るおじいさんがいた。ほとんどのインフラとレジェンドを破壊した内戦を忘れたいのか、「冬が来ると、南の軍人も北の軍人も…月を見ながらふるさとを思います」の一行だけ。「私の故郷だ、帰りたい」と思うが、半世紀の隔離で民情も離れた。
北の将軍の条件は『米軍撤退』本当に望んでいれば出来るだろう?
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朝鮮半島の非武装地帯の四季を見つめ続けるおじいさんの平和への思い。日・中・韓の絵本作家がおくる平和絵本。
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日・中・韓 平和絵本 シリーズ
その4・非武装地帯に春がくると
※この本の紹介は「父さんたちが生きた日々」をご覧下さい。
2024/01/30 更新