紙の本
はっちゃけちゃった感じがする
2011/05/27 21:48
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「えの素」の榎本俊二氏と「空の境界」「DDD」の奈須きのこ氏が、それぞれオリジナル漫画と小説を作り、それを交換して互いの分野で表現しなおすという競作企画になっている。
榎本氏が描いた「MAGNITUNING」は、年齢職業もバラバラな5人の男性が、コマ割りもなしに紙上を縦横無尽にレースをするというだけの作品だ。何のために走るのかも明かされない。ゴールすればどうなるのかも分からない。
読者に分かるのは、各ページで繰り広げられる、レース障害に対する各人の反応のみ。それだけなのに、ページをつなげるとそれぞれの人生が浮かび上がってくるような気がするから不思議だ。
奈須氏が書いた「宙の外」は、アゴニスト異常症患者の二人を主役に据えた作品だ。最強少女・石杖火鉈と最強ニート・大熊猫目々の邂逅を描く。オリガ記念病院崩壊の時、大熊猫目々の病室を訪問したカナタが見た、病室に広がっていた世界は、4千もの星々を抱える宇宙だった。
そこで繰り広げられる、ふたりのテンポの良い会話と、不条理なまでの超展開、そして最後にもたらされる結末は何か。
そしてこれらの作品を、互いが互いの領域で描きなおしたとき、それぞれの良さを残したまま、それぞれの個性が付け加えられる、かも。宙の外は手塚作品ぽい感じになってしまった気がするし、MAGNITUNINGには5人をつなぐストーリーが出来て論理性が加わった気がする。
普段はあまり読まない領域に触れられて、面白い体験でした。
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榎本俊二さんと奈須きのこさんのコラボ作品の書籍化。
榎本さんは存じ上げなかったんですが、「えの素」の方だったんですね。
正直、すごいコラボだと思います。内容がすごい。
榎本さんのマンガを奈須さんがノベライズ。
奈須さんの小説を榎本さんがコミカライズ。
こう言うのも面白いなと思いました。
で、奈須さん。
DDDの3巻はいつですか?
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榎本俊二と奈須きのこのコラボ
宙の外がDDDの外伝
MAGNITUNINGがオリジナル
MAGNITUNINGは漫画もテキストもきてた
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2011 3/23読了。有隣堂で購入。
榎本俊二による漫画「MAGNITUNING」と奈須によるそのノベライズ、奈須による小説「宙の外」とその榎本によるコミカライズ、および2人の対談とあとがきを収録したコラボ企画。
『漫画BOX AMASIA』に収録されたものの再録とのこと。
同書は値段にびびって買ってなかったので有難い。
以下、それぞれ感想。
・「MAGNITUNING」
なんだろうもうこれなんだろうw
まず単独で読んで意表をつかれ、何度も見返し、さらに奈須のノベライズを見ながら読むとまた違った感じで楽しめる。
・「宙の外」
な・・・DDDじゃねえか!!
DDD2巻ラストの成績表で「超強敵。超無敵」と書かれていた銀河最強ニート、大熊猫目々VSカナタ戦。
まさか読めるとは思ってなかったのでビビった&銀河最強ニートマジぱねぇ。ところどころ腹抱えて笑った。
しかし読む前どうなるのかわからない企画だなあと思ったけど、これは面白いなあ・・・「えの素」は小学生の自分に一度だけ見たっきりな気がするけど、これを機にちゃんと読むか、と思った。
次の読書の入口になる読書はいい読書だ・・・たとえ次が「えの素」でもな!
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順番としては、①あとがき⇒②対談を読んで裏設定(背後関係)を理解してから⇒③本編を読んだ方がいいです。そうすれば、以前とあまりにも違う作風に、「こんなの○○じゃない!!」などという見当違いな怒りを感じることはないでしょう。
面白かったです。
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DDD外伝。
銀河最強ニート『大熊猫目々』と殺されるたびに死を学習するフレイムハチェット『石杖火鉈』さんの、まさに宇宙スケールの戦いの記録。「オラ、ワクワクすっぞ」とは今回は流石に言えない火鉈さんがどうやって最強の悪魔憑きと渡り合うのかが見所ですか。
また『マグニチューニング』の方は、題材が題材なだけに、よくここまで話を広げたなあと感心。長めの対談も読んでいて楽しめました。
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だいぶ前に読み終わっていましたが、レビューするのを忘れていたので。
この報告はいらないですねw
私の好きな奈須きのこさんが書いた作品がある、ということで興味を持って読んだ一冊。
もう一人の榎本俊二さんは漫画家のようですが、まったく知らなくて申し訳ないのですが、この本を読んだことで興味をもつことができました。
この本は「宙の外」と「マグニチューニング」という短編二つと奈須×榎本のロング対談のある、二人の出逢いは事件だ! と謳われるほどの一冊。(表紙のコメントより)
漫画自体の量は少なく、ほとんどは小説と対談なのですが、実に読み応えのある作品だったと思います。
個人的に好きな展開で、最初はお金がなく本屋で立ち読みしたほどです。もちろん、その後にまた読みたいと思って買わせて頂きました。
榎本さんの描く漫画も、大衆受けとはいかないかもしれませんが、一癖あってはまればどっぷりとはまるんじゃないかと感じました。
個人的に、話は「宙の外」が好きで、なんだかなんでもありなような気がしないでもない話ですが、まぁ、設定がなんでもありみたいなもんだから仕方ない、と広い心で受け入れれば十分に奈須さんの作品として読むことのできるものでした。
お二方のファン、あるいはどちらか一方のファンであるならば買って損はないでしょう。
普段はあまり読まないような対談も面白くて、いくつか学ばせていただくこともありました。
案外、どの書店にいっても一冊だけぽつんとあるような本だと思います。
ちょっと一癖あるものを読みたいならオススメかと。
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榎本さんを知らなくても不条理ギャグを楽しめる人なら問題ないと思います
ゴッキーを久々に見ました。相変わらずシュールですね
対談でのジェイコブ黒化の話を見て、これが桜の元なのかな?とか邪推したり、あのシュールな絵を書き起こすとこうなるのかとひたすら感心したり
楽しめる1冊だと思います。
ただ、講談社BOXシリーズはお値段が少々高めなんですよね。
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[ 内容 ]
因果律を超越した謎のレースに参加する5人の男たち。
銀河最強のニートに挑む、宇宙最強の美少女。
リスペクトし合う2人の天才がコラボした、かつてない期待と不安に満ちた創造の誕生!榎本俊二×奈須きのこの対談やBonus Trackも収録の1冊がついに登場。
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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榎本俊二と奈須きのこのコラボ本です。
奈須きのこは知らなかったんですが、
そんな自分には小説がやたら長く
内容も理解できなかった。
そんなわけで、片方だけ知っている人にはあまりオススメできない。
ただし、榎本俊二のマンガは描きおろしで
大変面白く読めました。
両氏を知っている方が楽しめる本になってます。
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榎本って誰?とか思っていたけど,えの素の人か.同じストーリーなんだけど,小説とマンガで受ける印象がすごく異なる.