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『アクロイド殺し』を読んでいて思い出したのだけれど、唯一今までに読んでいたアガサ・クリスティーがこれだ。
読み終わったのは10年くらい前だけれど、未だに結末にびっくりしたのを覚えている。またいつか再読したい。
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様々な身分や国籍の人が乗っていた豪華列車オリエント急行が舞台。大雪で立ち往生していた列車の中で起きた密室の殺人事件。これを名探偵ポアロが解決する。
20数年ぶりに読んだが、古典的な「ザ・推理小説」って感じで、トリックに凝っている。
12人の容疑者のキャラが弱いように思えたが、名探偵ポワロの推理の過程が独創的で、独特な雰囲気が魅力を感じさせた。
先日、三谷幸喜脚本でドラマがあったようだが、様々な国籍の登場人物を、日本人だけでそのように演出したのか是非見てみたい。
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今年第1冊目(洋書を除く)
特別ドラマで三谷幸喜脚本のオリエント急行殺人事件を見て、面白かったので読む事にしました。
が…、この手の作品を、流れも結末も知った上で読んでも面白くない(^^;;
三谷幸喜脚本の脚色の仕方の面白さに気付くぐらいで(^^;;
ドラマを見ずに読んでいたら、面白かったのではないかと思うので、評価は付けるのをやめました。
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フジテレビで先にドラマを見てしまった、、、
が、それでもおもしろい!
登場人物の嘘が含まれた証言から、段々と事実が浮かび上がっていく。
終わり方も秀逸です!
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この本のネタバレをまったく知らずに読むことのできる人は幸せです。しかし、ネタバレを知っていても尚、この作品には魅力があります。豊かな人物描写、そしてなんといっても終盤のカタルシス!これほど「ざまあ!」と言いたくなる殺人もないものです。
それにしても、作者は睡眠薬というものをあまりに便利に考え過ぎではないでしょうか?(笑
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久しぶりに読んだクリスティの小説。有名どこしか知らないけど、やっぱり面白い!
真冬のオリエンタル急行は、満員だった。季節外れの時期にして珍しい。名探偵ポワロは、予約はとれなかったが、鉄道会社の重役の友人のおかげで乗ることができた。
列車には、様々な国籍や様々な人が乗りあわせていた。そして、老紳士の遺体が見つかり、警察が踏み込んで来る前にポワロは事件解決に乗り出す。
この物語の背景には、実際にアメリカで起きた悲しい殺人事件が関係している。乗り合わせた乗客が疑われるが、怪しい男女を見たという証言やポワロ自体が怪しい人物を目撃している。
二度目の読了で、結末は分かっていたけど、もう1回読みたかった。何年も前に読んでいて、結末にえーっ!と驚いたことは覚えてる。だが、何度読んでも人物の関係性が分からなくて、頭が弱いことが判明する…もう1回読もうかな。
2015.6.28 読了
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各国の人々が乗り合わせる列車内で起きた殺人事件に、名探偵ポアロが挑む。
人々の国による個性が出ているのが「欧米」でくくってしまいがちな日本人の私には面白かったです。
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オチは割と有名なのか、読む前から犯人知ってたんだけど、
(この表現が適切ではないだろうが…)
それでも読み終わると憑き物が落ちたかのような爽快感がある。
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【あらすじ】
列車内で1人の男が殺された。しかし、列車には誰も乗り込んだ形跡がなく、乗客には全てアリバイがあった。
【感想】
最後まで読むと非常によく組まれた作品であると感心した。結末としては、一つの選択肢として想像できたが、そこに至るまでの推理が素晴らしい。全てのことに理由があるということに納得せざるを得なかった。
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洋モノは困ったことに名前が覚えられないことがしばしば。本作も然り。
日本人名だったら、もっと頭に入ってくるのか、登場人物が多いから覚えられないのか。そのミステリも解いてはくれぬか、ミスタ・ポアロ!
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トリックが有名なミステリだと解説にも書いてあったけど私は一切知らなかったので、新鮮な気持ちで驚くことができた。ワンシチュエーションものが好きな私にとっては、オリエント急行の車内だけで事件も推理も展開されていき、じょじょに真相に迫っていくのが閉鎖的でスリリングで好み。ただ、トリックの衝撃もさることながら最後の最後のオチも私には衝撃で、それについて考えさせられる余韻のあるお話。
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小学生の時に読んだときは、たくさんの人が複雑に出てきたので混乱しながら読み終え、感想「なんかすごかった」と、嵐のような印象を受けました。
大人になって読み込むと、相変わらず登場人物の思惑が嵐のように渦巻いている印象を変わらず受けます。でも、その一つ一つの感情の機微から人物が浮かび上がり、それぞれに愛おしさを感じることができました。
年を経て、自分自身に経験が積まれたからでしょうか。
繰り返し、読んで検証したい作品です。
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◎夜行急行の中で起こる殺人事件の犯人は?
オリエント急行で殺人事件。偶然乗り合わせたポアロは、容疑者を探すがみなアリバイがあり容疑者がいない・・・?そこで見抜いた真実とは。
列車の中でこんなにもいろんな事実をつなぎ合わせ関係者をあぶりだすポアロの明晰な推理力に感服。
トラベルミステリーの元祖かどうかわかりませんが、2015年の年初に三谷幸喜が脚本を書いた日本版オリエント急行の殺人を見た後だと、演者が目に浮かび外国文学のはずなのに日本の物語みたいに読みました。
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ミステリーの王道ですね。読んだことあったけど、内容を忘れていたのもあり、再び読んでもおもしろかった。
こういう外国の小説読むと、いろんな国の人達の特徴が書かれていてそれも楽しみのひとつ。
そして、オリエント急行と言えば、国と国を通り抜ける列車なので、スケールが大きい。
ミステリーとしてももちろん面白い。
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ミステリーの王道!オリエント急行内で起こる殺人事件。乗員乗客全員に完璧なアリバイがある。この「完璧さ」が実はヒントなんです。
様々な国の人物が乗り合わせているゆえ、言語や文化の違いを多く発見することができ、こういった描写は陸続きの海外ならではだなと感じました。他言語や海外の文化に造詣が深ければもっと細かな点に目をつけ、楽しむことができるのではないかと思います。
そして最後にポアロが謎解きをするのですが、終わり方には色々な意見があると思います。犯人はまさか予想した通りでした…