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エルキュール・ポアロ・シリーズ
オリエント急行内で起きた殺人事件。12か所刺された被害者の正体はアームストロング大佐の娘を誘拐し殺害した犯人カセッティ。崩壊したアームストロング家の関係者が載るオリエント急行。乗客たちの証言内容に隠された秘密。ポアロの下した結論は?
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途中で犯人が分かったのであまり楽しめなかった。
読み物としてはそれなりに面白かったけど、なんか消化不良。
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ミステリー好きと言いながら、王道を読めていなかったので初めてアガサ作品を読みました。
海外作品は翻訳者によって内容の理解度が違ってきますが、この訳は非常に分かりやすいです。
ただ、分かりやすいのはいいですが、現代風に訳してあるため、現代小説に慣れた人向けな感じがし、文章を楽しむよりは内容をそのまま読みたいって人向けの翻訳です。
内容の感想としては、えーーーといった感じです。
その手があったかと感心してしまいました。
ある程度ミステリーを読み慣れている人のほうが面白いと感じると思います。
ただ、人によってはこの結末は納得できないかも・・・。
現代としてはそれほど目新しい手法ではないかもしれませんが、当時としてはかなり型破りな結末だったと思います。
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アガサ・クリスティー生誕120周年(新訳)として購入してから早2年^^;ようやく終着しました。
1933年に書かれた物語。真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行。初のポアロ探偵シリーズ。ミステリの魅力が詰まった永遠の名作です。
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すんなりと名前が覚えられないので海外作家ものは読んでいなかった。
手始めにと有名王道どころを選んで読んでみた。
こんなにステレオタイプで判断してよいのかと思ったが
最後は納得できる推理が展開されたので結末には満足できた。
ただ、ポートピア連続殺人事件のようにあまりにも有名すぎて
結末を知った状態で読んでしまったので感動は薄かった。
記憶を消して読みたかった。
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作品名も作者もそしてポワロもよく知ってはいたものの、内容を分かっていなかったので、TVドラマの録画を見るのを我慢して、先に本を読みました。
事件のモチーフの一つが実在の出来事であったことに驚きました。証言を集めて、灰色の脳細胞で次々と推理していくポワロのスタイルが冴えわたっていて痛快でした。状況証拠からのアリバイ崩しもあってそれもなかなか楽しかったです。ある人の「陪審員の…」言葉で、なんとなく分かった犯人像が決定的になったことが忘れられません。
オリエントエクスプレスに乗って実際に現場を確認したいものです。
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久しぶりのポワロ作品!
よかったですね~最近戯曲しか読んでなかったから凄くよかった気はするんだけれど、アクロイドは超えられないのが惜しい(笑)
全員にアリバイがあるということ、こんなのクリスティーしか考えられない作品だと思う・・・
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国も風貌も違う、「たまたま同じ列車に乗った」乗客たちが巻き込まれた殺人事件。
初めは小さな染みのような疑問が散見されるだけだが、主人公によって、物語が進むと共にそれぞれは繋ぎ合わさり、驚くような結論に行き着く。
まさに「やられた!」という感じ。
でもそのオチはズルい。
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http://picchuko.blog.fc2.com/blog-entry-1061.html
http://picchuko.blog.fc2.com/blog-entry-1062.html
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最後の最後まで、この小説が何故名作と言われているのか分からなかった。
正直退屈とすら思っていた。
推理にカマかけがあるような気もしないでもなかったが、この発想は(逆に)盲点で名作といわれる理由がわかったきがした。有名なクリスティーがこれをやったから許されるわけで、名前の知られてない人が出してたら全く問題外の作品だったのかなとも思う。
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アガサ・クリスティ、『オリエント急行の殺人』を読了。
国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた豪華列車オリエント急行で、老富豪が死体となって発見される。偶然乗り合わせたポアロが調査を開始するが、全ての乗客には完璧なアリバイが…。列車内のクローズド・サークルものである。
探偵ポアロが地道に10人以上から証言を聞き集め、徐々に推理をまとめていく。
読んでいく内に一部の証言が嘘だと思えてきて、誰が事実を言っているのか混乱した。嘘の証言が一部どころではないかもしれないとも思えてくる。
犯人はかなり意外だった。予想の範疇を超えていたというか…。
あまりに予想外だったんで、それってアリ?とか思ってしまった。
確かに段々そんな雰囲気にはなってはいたのだが…。証言の矛盾に気付き、謎が解けた人なんているのだろうか?いたら賞賛に値する。
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家人の本棚より引っ張り出して読んでみたところ、実に昭和54年刷(320円)!バーコードもなく、便宜的に新しい版でブクログ登録するけど、訳が大仰で字が小さく逆に色々新鮮だった。ラスト見逃しちゃうあたりポワロいいのか?と思わなくもなかったけど、古典的な謎解きベースの推理小説で微笑ましく読めたかな。後書き読んだら、自分が読んだ版が出版された際にはまだアガサクリスティが存命で創作活動もしていたらしく、これが1番驚いた。
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ちょうど渡独前、「名探偵コナン」において重要(だとうたわれている)事件が連載されてまして、その事件が「オリエント急行殺人事件」をモデルにしている、とのことでした。
この背景をふまえ、「オリジナルってどんな感じだろう?」と興味を持って購入しました。
さまざまな国の人物が登場します。それぞれの国民性について書かれた描写が多いので、当時の(作者目線からの)国際状況等を知る上で参考になるかも。
あまりにもなじみのない名前が多くて (しかもカタカナでかいてあるし)、あまりストーリーに集中できませんでした。ミステリーの女王様、すみません。
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海外のミステリー小説としては、一般的にみてこの作品がアガサクリスティの中では1,2を争う有名作品ではないだろうか。本作品はいわば死刑台列車での旅においてポアロが推理していく作品である。本作はアメリカのとある殺人事件がキーとなっている。キーとなる発言は作中の登場人物であるイギリス人のアーバスノット大佐の発言を注視していれば、大まかな犯人の人数が分かってくる。
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なぜか映画を(テレビで)見たことがあったので結末は知ってました。
知っていてもなお面白い、というのも良作の条件の一つだと思います。
通常のミステリーとは一線を画す作品。それがこの「オリエント急行の殺人」だと言えます。
中学生か高校生だった頃。
ミステリー小説を読んでみよう、となった時、エラリー・クイーンやコナン・ドイルなど幾つか読んでみて自分にしっくりとあったのがアガサ・クリスティーでした。
海外の小説だから翻訳の影響もかなりあったとは思うのですが、クリスティーの小説は見事にハマりました。
ただ小説で読む時、なぜかポアロは敬遠していました。
ミス・マープルの作品は好きで何度も読み返したりしていましたが、エルキュール・ポアロ物にはなかなか手を出しませんでした。
ポアロの代表作である本著もそのなかの一つです。
ミステリー好きを自称するなら是非一読しておくことをお奨めします。