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カメがイヌとネコに振り回される話。
爽やかな話の内容に対して回りくどい語り口。そのあべこべ感が面白いのかもしれないけど…うーん。
登場人物には好感がもてるから漫画化したらおもしろそう。
子イヌの話が好き。こんな同級生いたら絶対好きになるな。
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青春学園ものです。
読後はさわやかです。
揉め事大好きコンビ「イヌ」「ネコ」と
なんでか気に入られた「カメ」。
いろんなトラブルを起こして、巻き込まれて。
格好良く漫画化したら女の子にも受けそうな感じ。
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「このミス」受賞作、そしてその後の作品でも
爽やかで伸びやかな青春作品で注目度の高い作者の
3作目となる今作。地方の高校を舞台に描かれる
まさに爽やかな青春小説と呼べる内容でこの作者の
得意とする作品になっている気がします。
一見平凡で取り柄のなさそうな新入生の「カメ」が
その妙なオーラを発して引き起こしたひょんな事件から
「イヌ」と「ネコ」と出会う事い、彼の学園生活は
少しづつ変わっていく...という学園小説。
この「イヌ」と「ネコ」のコンビがベタな設定ながらも
いいキャラでコチラ側の青臭い感情をザワザワとさせて
くれます。最前は会話のテンポや語感や、展開が
伊坂幸太郎っぽい...との声を多く聞いた気がしますが、
もはや気にならないくらいに、しっかり山下作品としての
登場人物たちの会話を楽しめます。
4編+番外編の5話で構成されていますが、何か読み終わりの
収まりが悪いのは...まだ続く作品だからかのかな?
まだまだ「カメ」の持つ妙な器のデカさが引き出されていないし、
まだまだ彼等のユルく、素敵な暇つぶしを読みたいですよ。
乞続編。
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子供向けの内容でもありながら、大人にも絶対読んでほしい!!!
ミステリー風の内容も重たすぎず、メインになることがない。
人間らしさを分かりやすく描写してくれる作者の人間観察力が素晴らしいですね。
イヌ、ネコ、カメ、ツバメ…っていうギャグ?
ってちょっと思えるけど、すごくまじめに毎日生きてるのが羨ましい。
いい青春ってこういうことだと思う。
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個性的なキャラクター達が生み出す
等身大の日常を描いた作品、と表現すればいいんでしょうか
大きな事件が描かれているわけでもないのに
退屈せずに物語を楽しむ事ができます
これは登場するキャラクターの魅力に起因する部分が
大きいと思います
直情的で強引なイヌと、思慮深く物言いが面白いネコ
平凡でどことなく可愛いカメ
この三人の生み出す空間がとても素晴らしいです
なんと言ってもエスプリの利いた会話が秀逸
読み進めているうちに、もっともっと彼らと一緒に居たい
もっともっと話を聞きたいと感じてしまう
とても素晴らしい作品の1つと言えます
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地元高校に入学する「カメ」は、ひょんなことから、一つ先輩の「ネコ」と「イヌ」に出会う。頭が良く、冷静で、饒舌な「ネコ」。背が高く、情動的で喧嘩っ早い「イヌ」。そんな彼らに振り回される「カメ」。キャラクター設定は、抜群に面白いが、何か鼻につく感じがした。もっと「こんな人ありえないでしょ?!」と言う位、突き抜けちゃっても良かったんじゃないか?と、面白い設定だっただけに少々残念でした。
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どういう事だろう、どうなるんだろう、って続きを読むのが楽しかったです。
ゆるやかな感じの雰囲気が素敵です。
イヌもネコもかっこいい。
イヌネコカメの他の話も読んでみたいと思いました。
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すっごい面白かった!哲学書みたい!私はイヌ派ですもちろん!素敵!かっこいい!借りた本なのですが買いたいと思いました。
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まさに青春といった感じで、こういうの大好き。たまらん。
よい台詞もたくさんありました。
気持ちのいい小説でした。続き読みたーい!
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イヌ・ネコ・カメの3人の語りが面白い 地方高校が舞台、青春小説 表紙買いだったがこれは続きも読みたい
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以前から山下氏は「伊坂もどき」のように言われていたのに自分ではそれほど思わなかったのですが、さすがにこの作品は伊坂流ですね。
特にイヌの真直ぐブレないキャラは、伊坂作品の王道です。
でも、まあまあ面白かったからいいか。
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どこかで読んだことがありそうとか伊坂っぽいというのはもう当たり前の感想の作者。でも面白くて好き。イヌとネコはかっこいい設定でカメ君はそんなことないのにちゃんと女子との会話があるとこが新鮮。
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地方高校を舞台にした青春ミステリ短編集。
妙にシニカルな高校生2人の会話を面白いと思えないのは、自分が歳とをとりすぎてるのか。
(図書館)
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山下貴光の作品2冊目
前回読んだ屋上ミサイルでも感じたとおり、かなり伊坂色が強い。
でも屋上ミサイルよりはだいぶ文章が読みやすい?というかこなれている気がする。
ただ、若干まどろっこしい表現もあるけどそれさえも伊坂っぽく感じた。
で、内容に関しては普通に面白い。
キャラクターは個性的で、日常の謎を扱った青春ミステリー?になるのか?
謎よりもテンポの良い会話がメインな感じ。
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まあまあかな、の評価が最終話で伸びた。面白い。
言葉遊びをしているようなイヌネコカメトリオの会話が良い。真っ直ぐに青春している感じが眩しい。