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書簡形式で進んでいく物語というと「あしながおじさん」を思い出す。相変わらず森見ワールド全開で、何だかんだ言ってもみんな主人公である守田くんが好きなのね、と電車の中でニヤニヤしながら読んでしまった。
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「思う思う思う。でも『やむを得ぬ!』
ただなんとなく、相手とつながりたがってる言葉だけが、ポツンと空に浮かんでる。この世で一番美しい手紙というのは、そういうものではなかろうかと考えたのです。
☆日常のもやもやを「やむを得ぬ!」でのりきりたい。
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書簡体小説。主人公が何人かの文通相手に送りつづけた手紙が綴られている。恋文の技術を磨くことが目的。
数人の宛てた手紙をみるだけで、出来事が立体的にわかるのがおもしろい。別著が絡んでくるというお楽しみもあった。
ひさびさにお手紙を書くのもよいな。
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最近の森見登美彦はなんか面白い!!手紙だけでストーリーが出来上がっているのにはおみごと!という感じ。
読み終わったら誰かに手紙を書きたくなる
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他の森見作品とちょこっとつながりがあるのが面白かった。
マシュマロと三嶋亭のすき焼きが猛烈に食べたくなった。
「教訓は求めるな」!!
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辺境の地に飛ばされて、色んな人達に手紙を出しまくるヘタレ大学院生。気持ちを伝えるためにあの手この手の試行錯誤をする主人公が微笑ましくも、愛らしい。
手紙もメールも、文面を考えて、送って、返事をまって、そしてその返事を開く瞬間…そのすべてが醍醐味なんだろうな。何よりラストがいいな…
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2011/04/17読了
恋文の技術、いつかは買おうと思って単行本が中古かしないかなあと待っていたら、生協で文庫本で売ってたもんだからすぐに買っちゃったよね。
読みたかったんだよもう一度!
大学生になり、更に地元を離れた身で再読してみるとまた味も違うもんだね。
伊吹さんとのその後はやっぱり書いてはいない。追加はなし。これまた想像せよということか。
こっちに来て私も文通家になったこともあり、共感できることもいくつかあった。
読み終わってから友だちにも手紙を書いたしね。
やっぱりメールよりこっちのアナログ通信のほうが好きだわ。
人によって文体を変えるとか、話のニュアンス(書いている内容は一緒なんだが)とか
少しの違いからそうでもないところまで
ほうほうナルホドと思える箇所がたくさんあり、さすがはモリミーだねえって納得。
作者自身も出ているし、エンターテイメント小説ってまさにこのことだと思う。
まあコメディにカテゴライズさせてもらっていますが。
妙にメタ発言や、他作品のリンク(例えばマンドリンとか大日本云々とか)もあり、他の作品をあらかじめ読んでおくとまた面白いんじゃないかなあ。
ラストの森田ではない人たちのやり取りも、彼の代筆なのだろうか。あとがき以外は全て彼の筆なんだろうな。やっぱり面白いものは面白いよ。
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思いのほか良かったです。
ううん、こういうのもありかな。
主人公のキャラが道化っぽくて面白い。
おすすめ。
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アホすぎて、かなりツボで、面白すぎました!
そして手紙が書きたくなったので、時候の挨拶など、ちゃんとした書き方を勉強して、縦書き•茶封筒で友達に送りつけました。
この本を読んで私と同じような事をした人は結構いるはず!
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映画化できなさそうな本、本で出してこその強みがある本でした。しかしまさか本人登場とはたまげた。読み終わって手紙書きたくなった。これじゃ作者の思う壺だ。
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恋に焦って、頑張って、悶えて…読んでいるほうはキュンキュンして~♪な、本です♪
手紙形式で全て書かれた珍しい形式の本!!
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「恋文というのは、意中の人へ差し出すエントリーシートでしょう。」
「伝えるのは、あくまで第一歩に過ぎない。その想いが叶えられることに、恋文の真の意味がある。」
「裏目と裏目を掛け合わせると表になるんだ」
「風船に結ばれて空に浮かぶ手紙こそ、究極の手紙だと思うようになりました。伝えなければならない要件なんか何も書いてない。ただ何となく、相手とつながりたがっている言葉だけが、ポツンと空に浮かんでる。この世で一番美しい手紙というのは、そういうものではなかろうかと考えたのです。」
これまでよりライトめ。今までも全然重くないけど。モリミ色満載。終盤が爽やかで読後感がよかった。
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カバーかけないで読んでると、周囲の視線がちと痛い。
どう見てもHow to本にしか見えない…
内容はといえば、さすがの森見節で面白く読めた。
「見どころのある少年へ」「わが心やさしき妹へ」の章が好き。
本当はいろいろと迷っているのに、大人ぶってアドバイスしているところがいいし、なんだかこちらまで元気づけられるような言葉が多かった。
私も誰かに手紙を書いてみようという気持ちにさせられた。
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手紙の内容だけで物語が進んでいく
森見さんの作りだす人物は、なんともアホで、それでも憎めず、愛おしく、なんとも素敵だ
アホなことばかり言ってる守田でも、実はとても純粋で、これを読むと手紙が書きたくなること間違いなしだと思う
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森見節炸裂で、常にニヤニヤしながら読めることまちがいなし!それなのに中だるみせず、しかも最後は綺麗にまとまってます。”見どころのある少年”や”私史上最高に厄介なお姉様”など、キャラクターも面白いです。秀作◎あぁ、高等遊民になりたいな。そもそも高等遊民ってなにしてんや??