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取引先の会でいただいた本です。サラサラと2時間弱で読める本です。企業でのノリに関してなかなか興味深くよみました。ポジティブワードで行きたものです。
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若干消化不良かなぁ。期待値が高かったのでしょうがないという面もあるのですが、社員のモチベーションであったり人間関係のところをすべて「ノリ」という言葉に集約して進めているところは、納得がいく部分もありつつも、それだけじゃないでしょ、と。
ビジョンを提示してその方向にむけて…というのもちょっとしっくりこないし、良い事例もあるなかでなんか雑多にまとめられている印象だけが残ってしまいました。
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ノリによりどう会社を伸ばすか?
→仕事そのものが面白いと思ったら生産性は高まる
理を形に変えるには情への働きかけが大切
組織のノリを生み出す環境を良質なものにするには、共同作業と基本の徹底が大事
ノリはホラ、つまり経営者の夢や思いから生まれる
具体的な目標を掲げる
加点主義
言葉と行動
適度なストレス、仕事の選択、仕事の意味
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タイトルを見て直感的に「それだ!」と思ったのだけど、内容を読んでもその感覚は変わらなかった。『見える化』等、どちらかといえば「理」の方面で有名な著者だが、「情」が満載の本書の説得力も尋常ではない。今の日本に蔓延する、とにかく心配顔で後ろ向きなことさえ語っていれば「事情通」のようにふるまえるというイヤな雰囲気を叩き壊す起爆剤になり得る一冊。
著者のメッセージは極めて単純かつ明確だ。今の日本企業に足りないものは「ノリ」である。人や組織、社会全体の「ノリが悪い」ことが停滞の要因であり、逆に今の状況下でも「ノリのいい」会社は存在し、成功している。今必要なことは、「ノリのよさ」を自ら生み出して逆境を乗り越えていくしぶとさということなのだ。
厳しい環境下で真面目に歯を食いしばっている人たちからは「何を能天気なことを・・・」という声が聞こえてくるかもしれない。高度成長期のようなイケイケドンドンの時代ならいざ知らず、構造不況と言われている昨今、ノリだけよくても何も解決しないのではないかと訝しがる向きもあるだろう。でもあえて「ノリ」を前面に出す著者に賛同する。今求められているのは「説得力のある楽観論」とその技法なのだ。