投稿元:
レビューを見る
2011年の本。この後、2013年に新しいバージョンが出ているが、図書館にあったのでこちらを借りて読んだ。
イメージがわからなかった投資信託の全体像と裏側が、この一冊を読んで漠然ととらえられるようになった。
特に、販売金融機関と投資信託会社、受託銀行の関係、購入時手数料や信託報酬の、わかりずらいお金の流れは勉強になった。
著者が挙げているように、貴重なプライベートの時間を株式市場やチャートとにらめっこしながら資産運用の勉強に費やすのはもったいないと感じる気持ちが本当のところであり、そういう人にとって〝適切な”投資信託が向いているという趣旨が理解できた。
投稿元:
レビューを見る
選んではいけない投資信託を学び、逆にどのような投資信託であれば選んでいいかを学ぶ。
投資信託を買おうとするなら読んでおいた方がよさそう。
投稿元:
レビューを見る
【由来】
・
【期待したもの】
・
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
・
【ノート】
・
【目次】
投稿元:
レビューを見る
1.投資信託の話題が絶えないので、本格的に学ぶために購入しました。
2.著者の見解では、投資信託は長期で堅実に積み立てていくことが原則とされています。日本では、アメリカのように長期の投資信託が発展してなかった。その理由として、金融機関による手数料目当てのフロー型ビジネスによって食いつぶされたからです。そのため、日本は投資に対してイメージが良くないのですが、著者が唱えている6つの原則を守れば投資に対して前向きに考えることができます。
原則
1.信託期限が無期限
2.分配金を再投資に回す
3.購入時手数料がかからないノーロード型かつ信託報酬率が少ない
4.純資産が増え続けているもの
5.少額から可能で自分の銀行から引き落としが可能
6.投資対象が国際分散型
3.タイトルにはこの8本から選べと書いてありますが、当時はこの原則が守られているのがこの8本しかないだけだというのが本を読んでわかります。今では、NISA対応のものがいくつもあり、ノーロード型はたいてい、つみたてNISAの対象になっています。出版当時よりも環境が良くなっていますが、金融機関のフロー型ビジネスには注意を払う必要があります。金融機関を訪れる際には、ある程度目星をつけてからいくことをお勧めします。
投稿元:
レビューを見る
FPが出すような一般向けとは違い、投資会社の社長だけあって内容はきちんとしている。また投資信託への疑問や注意点も欠かさず載っている。初心者本で投資信託を理解した後は、銘柄選び、投資スタイルの確立、などを本書で学んでおくといい。
ただ著者は似たような投資本を何冊も出しているので、カリスマ社長の如く、宣伝目的で出版してるとも疑える。しかも、前半で信託報酬(運用中に発生する手数料)を少ない銘柄を選べと言うが、後半で「信託報酬のコストは良い投資運用のコストだと思ってください」と述べており、やはり100%の信用はできない。
しかし、内容は、ある程度投資信託を理解してる人向けなので、投資の知識を得るためなら読んでもいい。