紙の本
建前の世界、facebook。本音は語りにくい?
2012/01/30 23:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はfacebookもMixiも使ったことはないが、自分が新し物好きで、かつ飽きやすいのを自覚している。
Twitterは始めやすいと思い、昨年始めたが、これも長続きしなかった。
しかしブログとbk1の書評投稿だけは自分が好きなときに書けるので、今もマイペースで続けている。
従って、最近では新手のサービスには、すぐに飛びつかなくなって来ている。
スマホもそれに近い。年のせいか?
さて、本書はよくあるfacebook入門書。内容はfacebook礼賛だが、熱くなりすぎていないところには好感がもてた。
日本にもユーザが広がっているそうだが、昨年のチュニジアやエジプトの市民革命にも活用されたことで注目度が上がった。
オバマも選挙活動に活用していたそうだ。
しかし革新性はない。従来のサービスの「いいとこ取り」では?というのが印象(facebookは何でもかんでも飲み込んでいる)。
最大の特徴は「実名主義」。そのメリットは、実名だと自分の発言に責任をもつようになるという点。”炎上”しにくいという。
CEOのザッカーバーグは実名以外(匿名を含む)の使用について「2種類のアイデンティティーを持つことは、不誠実さの見本だ」と言っているそうだ。理想主義すぎる。その点について著者は「facebookは”建前”の世界。本音を語るのは難しい。
本音を語りたい人は匿名サービスを使う」だろうとしている。
また、「実名か匿名か。どちらか一方だけの世界にはならない。統一される世界のほうが気持ち悪い」というのは同感である。
facebookが市民革命に活用されたことを世界の権力者たちは敏感に受け止めたことだろう。
実名ゆえに政府が国民の監視のために利用したり、サービス運営に干渉することはないのだろうか?
マレーシア政府はfacebookを監視していると公言しているそうだ。
また中国ではfacebookは禁止だが、一部の中国人はファイアウォールを乗り越えてまで利用しているらしい。
便利なサービスを多いに活用するのはよいが、どんなものでも、それを悪用しようとする輩やリスクの存在を意識しながら、ほどほどに使っていくほうがよいだろう。
ところで「facebookの情報の中にはGoogleには検索できないものがある」らしく、今や巨大なユーザを抱えるfacebookを、Googleも脅威に
感じ始めていることだろう。ユーザをGoogleの宇宙にとどめておきたいと思っていた同社も、検索サービスとは異なるfacebookにユーザを奪われている。ネットの世界の変化は激しい。一時はGoogle脅威論のようなものがあったが、次はfacebookが標的にされるかも?
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Facebookってなに?・・・という人は読んでみるとよいかも。
具体的な機能などについては詳細に説明していない。仕様変更があるから・・・という理由であるらしい。たしかに僕もそう思う。
実際、僕も本格的に使い始めて数ヶ月であるが、Facebookの使い方には「唯一の正解」はないのだとわかった。各自が使い方を工夫し、あれこれ「楽しみながら」やればいいという感触を得ている。
使ってみるとわかる・・・としかほかの人には説明できないのであるが、この本はそのあたりを「いろいろな人の使い方」を例にあげて、「各自それぞれの使い方を探しましょう!」と提案する。
最近、現実世界のつながりがFb内にもいい感じに展開してきていると感じる。そのあたりを見事に描いている良い本だと思う。
今、やっと日本においてFbが普及してきている。そういう時期だからこそ、読んでおきたい本ではある。
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facebook初心者のための使い方ガイドです。内容は具体的かつ平易。読みやすい本ですが、メッセージ性はなしと考えた方がいいです。
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Facebookの良さや活用方法が分からない人向けのゆるいフェイスブック本。ガチガチのノウハウではなく、FBを始めるに当たっての、心理的な壁を超えるのに役立ちそうな内容。アカウントを作ったまま塩漬けになってるなぁ。
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人脈を広げるなどのビジネス目的の使い方よりも、日常のインフラとして親しい人とより親しくなるためのツールとしての利用を想定した本。「友達」のとらえ方や公開設定なども堅実な考え方で好感がもてる。
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facebookの本というと「マーケティング」とか「ビジネスに活かす」という感じの本ばかり。
この本はもっと普通に「実際、facebookってどうよ?」的な視点から、facebookが説明されていると思う。
ビジネスじゃなくて、普通の生活で普通にfacebookを使うというのは、こんな感じという本。
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読んで欲しい方:これからfacebookをはじめようと思っている人。また、アカウントを持っているけど、こわくて使っていない人(私です)
やはり一番最初の名前入力するとこが、一番重要だったと実感。
かなり読みやすかった。
アメリカから始まったので、オープンなものなのかと思っていたが、facebook以前に、ニックネームでやるようなものがあったらしい。
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これから使おうかと思っている人向けの内容。FaceBookは仕様変更が頻繁なため、細かい解説はできないようだった。
「習うより慣れろ」がこうしたツールを使うコツだと思っているが、FBの特徴である実名主義について、どうしても現段階では抵抗があり利用には至っていない。ただ、それは本書の中にも指摘されていた「いくつもの顔を使い分ける」生活を送っているからなのかもしれない。
職場と家庭と友人と、常に全く同じ顔を見せざるをえないことに、自分はストレスを覚えそうだ。ネットと実生活の境界はこうもなくなりつつあるのだなと思った。
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淡々とした感じで読み易い。
仕様変更が速過ぎて、既に内容が古くなってしまっている印象。
facebookの本は、生鮮食品そのものですな。
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フェイスブックをはじめたばかりの時に読んだ本。フェイスブックの機能について紹介されていた。フェイスブックについては便利ではあるけれど、1個人としてどう使い、どう向き合っていくかを考えていかなければいけない気がする。
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2012/01/18 読了。
Facebook がどんなコンセプトのものか、というのを丁寧に説明してあった。初心者向けのバランスの取れた読み物、という感じ。
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Facebookをどのように使えばいいのか、またどのように使われているのかを記した本。「こういう特別良い使い方がある!」と言った内容ではなくあくまで大多数でどういう使われ方をされているかについて書かれている。またその他のSNSとの違いを実名の観点から説明している。全体的に筆者の個人的経験を元に書かれており、具体的でわかりやすい。Facebookをやったことがない、あるいはどう使えばいいのかわからないという人にとって導入として読みやすい本。
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ビジネス云々と違う一般的な本で好感。mixiやtwitterと異なりいろんな接し方ができるのが良い。職場の上司や部下と家族そして友人に同じ顔を見せなければならない。今までつかいわけてきた顔が一つになってしまう。かつては例えば友人との会話を部下まで見えてしまう。情報公開は十分注意をする。
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facebookのとっかかりがつかめない、Twitterはおもしろくなかった、ほかのSNSとどう違うの?と疑念を持っている方が読むにはちょうどいい。読み進めることが苦にならない本。
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出張の合間に買って、次の出張先に向かう途中と帰宅する電車の中で読了。フェイスブックに登録はしているものの、どうも今ひとつどのように使えば良いのかわらずにいるので買ってみた。
フェイスブックのつきあい方の基本みたいなことは解った。まあ気負わずに付き合えば良いのである。
2011年4月の発行だが、著者が本の中に書いているようにフェイスブックはどんどん変容していっているし日本でのユーザーも発刊当時に比べると急増で次のステージに入っている感じなので、フェイスブック未経験でどうしようと思っている人には余計なことが書いていない分良い本かもしれない。