紙の本
一本調子のストーリー
2011/07/17 19:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビクトリアとかゴシックファンタジーとかいう割にそういった描写が少なく世界観に浸れない
ストーリーが急ぎ足で雑なあらすじといった感じ
バタバタ動き回るだけで、緩急がない一本調子の展開
キャラクターも毒にも薬にもならない安っぽい記号
主人公たちだけでなく、もっとしっかりしたサブキャラが必要でしょう
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ライトノベルはキャラクターと破天荒なストーリー!
久しぶりに直球真っ向勝負な作品です!
シャーロックホームズやキャプテン・フック等々
色々なキャラクターが登場してバタバタと派手に暴れまわる!
このハイテンポなノリは読んでいて実に心地良いですね!
シャーロックホームズの妹がヒロインということで
ミステリィかサスペンスを思い浮かべてしましたが
まさかアクションで責めてくるとは
良い意味で期待を裏切られた感じですね
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ヴィクトリアンなホームズパロディ+空想科学冒険譚。レールガンに突っ込んだら負け。
タイトルに出てくるアリスよりもイグレインの方がヒロインっぽいけど、ジェレミーのこだわりぶりだとメインはアリスなんだろうなあ。
新シリーズスタートということで謎だらけ。今後に期待。
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魔都ロンドン、犯罪結社、スコットランドヤードの刑事、あの名探偵の妹、謎めいた美少女、と、あらゆるゴシックオタク的琴線をくすぐるガジェットの数々。
絵も可愛いし、中身もポップで楽しいし、若い読書子にはもってこいだと思う。
途中に挿入されているキーワード解説という形で、古き良きホームズの時代の単語を解説してくれてるんだけど、うーん、それは、地の文でやるべきことなんじゃなかろうかとは思うものの、ライトノベルの特性から考えると、文章が煩雑にならなくて良い、のかもしれない。
内容自体は、ホームズの妹、という設定であるにもかかわらず、特に推理やミステリの要素は、強くないので、パズル的要素が強くなりすぎた昨今の本格ミステリに若干ついて行けていない、もしくは心が離れてしまっている人には、楽に読めるのかもしれない。
かくいう僕は、こう言うの、好きです。
感覚として、田中芳樹作品にありそうなテイストで、設定そのものは僕の好みです。
今回は第一巻ということで、キャラのお披露目的な要素が強かったのかと思いますので、続刊に期待。
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作者のトリシアシリーズが好きだったので読んでみたのだが、あまりの違いにちょっと驚いた。
びっくりするほどてんこ盛りのストーリー。
主人公は、貴族だけどなぜかスコットランドヤードで刑事をしている青年。
そして、かわいいメイドさんにおてんば美少女探偵、海賊もいるし、影には秘密結社。
女の子たちとのほのぼのとしたからみと陰惨な切り裂き魔の事件。
お腹いっぱいになりました。
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19世紀末のロンドン。
切り裂き魔が現れるなどの怪事件起きる裏には大きな犯罪組織があった。
その組織を相手に貴族刑事ジェレミーと名探偵の妹イグレインが立ち向かう。
一応、ミステリー系ラノベに分類されるだろうんだけど、キャラもシナリオもちょっと全体的に弱いかな。
途中に時代にそぐわないものも飛び出したしね。
雰囲気は嫌いじゃないんだけど…。