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秘密と謎に包まれた、愛の奇跡
2012/02/17 08:09
9人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る
目下マイブーム真っ最中、一押し!作家、越谷オサムさん。
抜群の発想力を持って書かれた小説は、笑いや人情味に溢れていて、どの作品も抜群に面白い。
その越谷さんの作品が、某K國屋書店やJ堂書店さん両方で売れてる文庫ベスト10ランキングに
名を連ねていた。当然の如く嬉しくなり、即、購入へと至った訳である。
いやが上にも期待を煽る帯文に胸踊る。『それは、一世一代の恋(うそ)だった。
女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1』おほー、今度は濃密なベタ甘風味ですか!?
主人公の2人の名前は浩介と真緒。中学生時代に分数の計算はおろか、漢字の読み書きもままならない
『学年有数のバカ』と呼ばれ、仲間外れにされていた真緒の面倒を見ていたのが、浩介だけだった事もあり、
2人は2人だけの、秘密の親密さをも持つような関係になっていた。所が、中学3年生になり、
浩介が引っ越してしまった為、2人の関係は永遠に閉ざされたかに見えた。
のだが、浩介の勤める鉄道広告会社のクライアントとしてやって来た下着メーカーの広報部に、なんたる事か!
真緒が同行していたのである。更に驚くべきは、彼女は十数年の時を経て、バリバリ仕事もこなせる、
イケてる大人の女性へと、一大変貌を遂げていたのだ。が、浩介には昔通り、
砕けた態度や関係を保ってくれる訳で。2人の熱烈ベタ甘恋愛路線が展開されるのも無理はないだろう。けれど。
甘いだけでは渡れないのが『世間』って奴の正体なのだ。初めて真緒の両親に挨拶に行った時、
浩介は彼女の父親から、『真緒の秘密』を告白され、結婚を反対される。秘密は秘密であっても、
真緒は真緒だから、と駆け落ちして入籍を果たす浩介と真緒。幸せな日々を暮らしていく2人。
ただ、この幸せな生活の中でも真緒は様々な謎の行動を取るようになり…。遂に結婚一年後。
驚くべき運命が愛し合う2人の上に襲い掛かって来る!!正直面食らう展開だった。
でもラスト付近で、浩介が真緒の両親と交わした会話の温かさ。最後の最期、明らかになる全ての謎と、
実は深い意味の込められているタイトルに上手に騙されました!様々なジャンルの小説を網羅したロマンス小説。
読了後の爽やかさを体感しながら、ビーチボーイズの『素敵じゃないか』を聴けば最高の気分が味わえますよ!!
すてきな恋愛小説だった。
2022/09/24 18:23
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投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
hontoのおすすめで出てきたので、なんか気になって買ってみた。
読み終えるまでは、この後どう展開するのか不安だった。
ミステリー? でもファンタジーだった。
な~んとなく、そうじゃないかなというのは薄々感じてたのだけど。
最後まで読んでから、もう一度読んだ。
ファンタジーだけど心を打つのは、人間の真実が描かれているからだと思う。
読んでみてがっかり、時間を返せというような本もあるけど、
この小説に出会えてよかったと心から思う。
すがすがしい気持ちが残った。
素敵じゃないか
2022/05/03 15:20
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投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
比較的軽くて読みやすい作品なので、
普段本を読まない方でも手に取りやすいかと。
音楽をかけながら読むと最高です!
作中に登場するビーチボーイズ/素敵じゃないか、Dish/猫、山下達郎/光と君へのレクイエム
そうだったのか
2019/07/27 14:18
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういう展開だったとは。
青春?ラブストーリー小説かと思いきや、そうは問屋がおろさない展開。
ハッピーなのかどうなのか。
最後とても納得できた小説
2019/06/30 20:10
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投稿者:ルリラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の内容が含まれているので注意してください。
途中まで、ただの2人の甘いラブストーリーだと思っていましたが、主人公の奇妙な幼少期が語られるし、ちょっと疑問に感じていました。
でも、それが最後明らかになったとき、今までもやもやしていたことが一気に解消しました。
タイトルにもありますが、とても納得しました。
切ない
2018/05/31 17:16
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや、最後は必ずしも切ないわけではないんですが。
ファンタジーではありながらも、愛があって、やっぱり切ないって言いたくなる作品です。
あったかい気持ちになれる
2018/04/18 00:52
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投稿者:なえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと不思議な彼女との恋、たくさんの伏線を回収しながら、ぐんぐん読んでしまいました。
そして最後の結末、まさか……!の一言。
切なさの中にも、どこかほっこり、あったかい気持ちになれる名著です。
真緒かわいい!
2017/10/15 22:39
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベタといえばベタですが、こんな経験してみたい!読み進めるといろいろありますが、ふたりは再会できて本当に幸せなんだなということが伝わってきます。
題名に納得。衝撃の最後。
2017/02/08 02:00
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投稿者:Andy - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで読むと、何故題名がこれなのかがよく分かります。
結末に思わず涙が出てしまいました。
もしかしたら・・・
2015/09/28 12:25
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投稿者:るりぴーのママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えた後で、もしかしたら、こんな不思議なこともあるかもしれない、と思わず考えてしまうような、とても素敵な愛の奇跡!? の物語です。
ほのぼの~
2013/12/05 08:42
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投稿者:あ~ちゃん0928 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読み終わりました!
心が癒されましたね~
これから、松潤の映画観よう思います。
女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1
2013/11/19 16:17
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投稿者:しょたPong - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューというか、感想になってしまいますが。
映画版からの逆輸入でこの原作を読みました。映画にしても、原作にしても、僕には少し切なすぎたなあ、という印象。
いえ、作品自体は、ものすごく良かったのです。久しぶりに号泣しました。
でも一方、そこまで切なくなくてもいいんじゃないかと。もう一度、もっと奇跡が起きてもいいんじゃないかと。
(もしかして奇跡が起きているのかもしれないけれど、「かも」だとそれでもやはり切ない)
とにかく、胸キュン、なんて言葉では足りないほど切ないのです。
ただ、「女子が男子に読んでほしい恋愛小説」とか、「胸キュンストーリー」という形で前宣伝されているところを見ると、ひょっとして女の子が読んだら、僕ほど切なさを感じないんじゃないかと考えるようになりました。
それは何故か。
おそらく、男性である僕は、前半のうちに物語に引き込まれ、女性読者の方より強く、浩介に感情移入しているからだと思います。
もちろん女性読者の方も、視点が浩介に寄り添っているので、ある程度は浩介に感情移入するでしょうが、やはり女性として真緒への感情移入の部分も多くを占めるのではないでしょうか。
真緒をひたむきに愛する浩介。しかし消えてしまう真緒。浩介は一人残されてしまいます。それでも生きていくのです。
思うに、残すものと残されるものでは、やはり残されるものの方が、切ないのではないでしょうか。
まあ以上勝手な憶測を述べて参りました。
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」
という触れ込みのこの本ですが、女子は自分が好きな本だからといって、感受性の強い男子に読ませたら、僕のように数日間切なさで胸がいっぱいになるかもしれません。
それでも、素晴らしい作品に出会えた、とも思いますけどね。
面白い!
2013/07/06 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツ丼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
結末がとっても意外で面白いです!
オススメです♪
引き込まれました
2013/04/22 17:28
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投稿者:こは - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えたあと、泣きすぎて放心状態でした…
「素敵じゃないか」が鳴り響く。。。
2012/01/11 19:15
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アヴォカド - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん、私の家にも「ペットサウンズ」はある。
ないわけがない。
音楽好きな人が、「ペットサウンズ」を持たずに一生を終えるわけがない。
宇宙人がやって来て、地球を代表する古今東西のCD3枚を差し出せ、と言ったら、間違いなく入るはずの1枚である。
こう使ったか。
この小説の感想や書評を書くのは、相当に難しい。
何を書いても、すべて「ネタバレ」になってしまう。
帯には「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」と大書してある。だろうね、だろうね、そうだろうね。
恋愛小説であることは間違いないけれど、しかしそれだけではない。
読み進めるにつれ、なんとなく不穏なのだ。ずっとなにやら胸騒ぎがする。このまま終わるわけがない…と。
タイトルも随分牧歌で素朴なタイトルだなあ、あまり惹き付けられないなあ、と思っていたのだが、最後まで読むと、なるほど、こうとしかつけようがないよね、と思う。
バッドエンドなのかハッピーエンドなのか、という話もあるみたいだけれど、少なくとも私はバッドではないように思う。
珠玉と言うにはいささか甘すぎるけれど、例えば恋が終わりかかっている時とか、失恋した時とかに読むと、やさしい気持ちを思い出せるんじゃないかな。
一番好きなセリフも、ネタバレしてしまうので書けないけれど。