紙の本
食糧問題
2023/10/09 17:58
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自給率の低い日本の食糧問題について、分かりやすく解説されていてよかったです。当時より深刻になっていると思いました。
紙の本
食糧事情
2019/11/17 06:23
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な統計が日本を危うくさせているが、最も大切な食べ物の話。問題を言われ続けて久しいが現状報告とこれからどうするのかを考える。
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食料自給率でのカロリーペースによる計算方法はおもしろい。
達成目標の好きな日本人であることもよくわかった。
食糧自給・・・というと、つい日本人が「食べる」ものと思いがちですが、ポイントは「餌」ということなのですね。
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日本の農業が問題だ、というのはわかる。
しかし、それをどうすればいいかというとどうしようもないような気もする。
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タイトルと目次を見て、個別所得補償制度を批判し、TPPを擁護するのかなと期待して読んだ。しかし、個別所得補償制度の対象が広すぎる、選択と集中が欠けていることを非難する一方で、農業のTPPにも反対であった。理由は、日本が強いとされている産業だって今開いて他の国との競争に勝ち残れるか疑問であるからということだった。その点はあまり納得いかないが、他の点についてはとても興味深いと感じた。日本の農業とTPPを全く別物として議論するべきだと説いている。農業が経営を忘れ完全に国の援助に甘んじている状況を危惧し、農業の競争力を付けさせる施策を論じている。また、メディア出身の筆者であるから、食に関するメディアのあり方についてはなかなかの批評をしていると感じた。
最初が少し難しいし、一つの論点について多方向から攻めているから話題についていくのが大変だが、ひとつひとつはなかなか面白い。
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2011/09/26
すんごい雑。
前提条件とか調査とか論理とか。。
感想文って感じ。
途中から挽回してたら申し訳ないけど
読むのやめちゃった。
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中村 靖彦 (著)
日本経済の見通しが不透明な中で、中国を始めとする新興国の需要増等で穀物価格が高騰し、食料不足が目前に迫っている。輸入大国日本はこのままでいいのか? 農政の目玉政策といわれる「戸別所得補償制度」や自給率向上のための飼料用コメの開発を検証しながら、TPPへの対処など真の食料安保のために必要な政策を提言する。
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日本の食糧危機が喧伝されているというのは今に始まったことではありません。しかし、この本を読んでいると現実味が増してきます。
日本の食料自給率が危ない、というのはもはや常識で、海外が一度
「日本にこれ以上食糧は輸出しません」
なんていったら一体どうなるんだろう。そんなことを考えながらこの本を読めば読むほど恐ろしい未来が待っているような気がしてなりませんでした。「血と骨」でキャラクターのひとりである定子が
「腹が減るというのは死ぬことよりもおそろしいんや」
という言葉が実感としてありますので、やっぱり理屈抜きに恐ろしいものです。
まぁ、それはさておいて、この本は、日本経済の見通しが不透明な中で、中国を始めとする新興国の需要増等で穀物価格が高騰し、食糧不足が目前に迫っている。ということを詳細に語った内容です。今まではお金があったから諸外国から食糧を輸入できたけれど、今後はどうなるんでしょうね。今、日本の飽食は文字通り、「砂上の楼閣」だということをつくづく思い知らされました。そして、主に中国が水源を確保するために盛んに日本の山林を買いあさっているという話はやっぱり本当なんだと感じました。
そして、世界的に見ても水不足はもほや顕在化していて、これは行き着くところまで行くだろうと。そんなことも感じましたね。さてはて、どうなることやら。僕にはまったく理解の外にありますが、今できることは国際商品の市場に目を通して、今後どうなっていくのかを見守っていくことしかできませんからね。特に穀物関係は今後も目が話せませんから…。
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≪目次≫
序章 野菜畑は中国人ばかり
第1章 戸別所得補償制度と日本農業
第2章 試論・農地は公有化すべし
第3章 食料自給率論争の不毛
第4章 世界の食を呑み込む中国
第5章 鍵は餌にありーその1コメは救世主になれるか
第6章 鍵は餌にありーその2エコフィードの将来は?
第7章 無防備国家・日本
第8章 貿易の自由化と食料安保は両立するか?
第9章 メディアのあり方を問う
終章 飢餓から飽食、そして未来は?
≪内容≫
前半はややかったるい。第3章あたりからわかりやすい議論となった。
食と農業、政治、国際関係など複雑に絡み合い、今後数十年後の
日本に大きな影響を及ぼしそうなイメージを受けた。
生徒にはやや重いが、読みこなせないほどではない。
≪参考文献≫
『食の世界にいま何がおきているか』(中村靖彦 岩波新書)
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腹が減っては戦はできぬ。
……というわけなので、ごはんの供給についてはまじめに考える必要があると思います。
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戦後の農地改革から始まり現在に至る、日本の農業、農地の問題点を改めて確認できました。所得補償制度、TPP、外国資本による山林購入など、今日的な問題はこれからどのようになっていくのか、他人事と思って無知ではいられない。いろいろと考えさせられる、入門書です。
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(p.38)私はこの際、日本農業の規模拡大政策は修正すべきだと考える。規模を大きくして農業を営んでいる人はそのまま栄えていけばいい。しかし規模は小さくても、経営に熱心で立派に収益を上げている農家もいる。環境に配慮した農業を営んでいる場合もある。仮に兼業の農家であっても、このような人たちは大事にしていくべきである。ここに分類される農家には、戸別所得補償制度を適用する価値があると思う。要は、いわゆる担い手を育てるに当たっては、規模の大小で選別するのではなく、長く続く経営体であるかということと経営力を重視すべきだと考える。
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全く話題にならなくなったBSE
今はどんな状態なのだろうか
生物の遺伝子を人がごちゃごちゃいじくっていいものではないと思うけど、いじくられた生物の命が自分たちの食生活を支えていると思うとなんともいえない気持ちになります
人間はどこまで手を加えていくのだろうか・・