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今後の日本を考える上での重要な要素がたくさん。また情報を鵜呑みにするのではなく、情報を元に考え、欠落している部分を見つけるなど、critical thinking skillsの重要性にも触れられていた。そして、情報源であるメディアの報道をどう読み、どう考えるのかが大切だということに改めて気づかされた。
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世界中の国との密接度が高まり続けている事実。資源がない日本という事実。少子高齢化という事実。グローバルスピードの事実。記者の知識の低下によるメディアの質の低下という事実。
これからの時代は自由で開かれ、そして答えがなく、忍耐強い思考の技術が必要な事実。
いかに事実から逃げずに、事実を把握しようと学び、それをもとに思考できるかが重要になってくる。
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数珠繋ぎのように次から次へといろいろな事象を分かりやすく解説してくれ、更に池上彰さんには珍しく痛烈な批判を加えている。今の日本の置かれている立場を理解するのにとても役立った。
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長いあとがきが良かった。これからの日本について考える材料をその前の部分で池上彰さんらしい分かりやすい文章で書かれています。
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個々の問題を丁寧にわかりやすく解説はしており、時事問題に関する基礎知識を習得、補足するにはよい。ただ、全体として筆者がこの国のかたちとどうすべきと主張しているのかは見えてこなかった。
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少子高齢化、食料自給率、赤字国債などの重大な問題を、これ以上先送りするわけにはいかない。
こうして見ると、日本は結構危うい国なのかもしれないと思えてきます。
先進国となった日本は、もはや他国の真似をするのではなく、自分で開発し、市場を開拓してゆかなければならない。
そこに必要なのはスピーディーな決断なのですが、復興の速度を見ていると、それは難しいことだと難なく理解できます。
これからの日本はどうしてゆくべきか、それを考えさせられる本でした。
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池上さんは本当に分かりやすいとつくづく思う。
理解出来た事で更に深い知識を得たいと知識欲が増えていく気がする。 タイトル通り日本人お得意の先送りはこれ以上出来ない。今抱えている問題から目を背けずに皆で真剣に考えていきたい。
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分かりやすい。
TPPとはなんぞや、に始まって購入した本。
様々な意見があるけれど、なんとなく意味は分かった。
ありがとう、池上さん。
なによりいいのは、最後の「長いあとがき」。
正解を見つけることより、考えること。
国に頼る前に、考えること。
国家に頼る時代は終わった。
立ち上がる時代だ。
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池上彰氏は、TPP賛成の立場だ。中野 剛志氏の「TPP亡国論」によると、
韓国の優勢は、関税の撤廃よりも韓国ウォン安にあると書かれているし、
日本が輸出を期待できる国は、アメリカのみであると書かれている。
池上氏からこの点への反論は一切見られなかった。少し残念である。
保護することで、その産業が衰退することも分かるが、輸出が伸びないTPPでは全く意味がなく、現状の円高を考えると、中野剛志氏の考えに賛成したい。
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■社会情勢
1.スウェーデンは企業に厳しい。企業は自由競争の中でつぶれても救済はしないけれど、個人については社会福祉政策で助けるという政策を、しっかりと実現しているのです。
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「いい質問」から「いい答え」が出る
・「いい質問ですねぇ」はどんな質問?
核心を衝いた質問
欠落した情報の穴を埋めるもの
いい質問を考えることであなたの思考は深まります
国に頼る前に、「いい質問」を考えよう
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非常に読みやすくわかりやすい本だった。
日本の良さと、今の日本の問題、そして新興国の強さ等がわかる。
このままじゃいけないと思いました。
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分かりやすい文章は、さすが池上さん。現代社会の問題と先送りできない状況を訴えています。現代を生きる私たちに必要なことは、このままの状態を放置せずに変わっていくことである。考えて考えて自分なりの答えを見つけて生きていくことが大切と感じさせられた。
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借金大国の日本がギリシャのようにならない理由、韓国躍進の理由や、日本が今後期待できることなどが書かれており、読み進めやすい本。
東日本大震災後に書かれている。
マスコミが報道すべきところが報道されていない点を鋭く突いていて、ためになった。
池上さんに「いい質問ですね」と言われたいなと思った。
この本を読んでいて、日本人は、一つのことを極めるのは得意だけど、さまざまなことから判断する能力が小さいと思った。
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TVなどで池上さんの丁寧なあの喋りを聞いた事がある人ならまさにその喋りが文章で再現されていて面白かった。
難しい言葉は一切使わず、現在の世界の情勢はどうなっているのか、日本がなぜこれ以上「先送りできない」国であるかを分かりやすく解説してくれていた。
ただこの本だけでTPPに全面的に賛成したりする事は非常に危険だろうし、勉強したての学生の身としてはこの本を入り口と捉えて他の本も読んで行きたいと思った。