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紙の本
共通の敵に挑むライバルたち
2011/10/18 21:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある目的のために70万円が欲しくて田舎から上京してきた女子高生のアイザワ・モモは、幸運にも恵まれて、アイドライジングという舞台で広告塔として戦うアイドルとなった。転入した鳴谷鶯高校には、同じアイドルのハセガワ・オリンもいて大喜び。いつでもどこでもオリンにくっ付いて行こうとする。
一方、オリン側から見れば、ちょっと背が高いだけなのに自分より目立つモモが気に食わない。何より、妙に馴れ馴れしくして来るのがもっとも気に入らない。そんなわけで、見かけとは正反対の腹黒さでモモに当たるのだが、のんびりした環境で育ってきたモモには全く皮肉は通じない。
そんな折り合わない二人に突然届いたのは、ダッグマッチナイトのお知らせ。オリンとモモがパートナーとなり、双子のアイドル、ユウゼンジ・アレコとユウゼンジ・ナギコのコンビと対決することになったのだ。
チームワークなどという言葉とは無縁の二人(主にオリン)は、当然のことながらアレコとナギコに翻弄され、手痛い敗北を喫してしまう。しかし、それで終わるモモではなかった!
モモからすればオリンと友達になろう作戦、読者から見ればオリンをデレさせよう作戦の始まり。共通の敵に対してライバル同士が協力するというのはヒーロー物の王道といえるが、その主役の一方は、あのオリンなので、一筋縄にはいかない。そんなオリンをやる気にさせる裏事情が仕込まれているのだ。
1巻で愛嬌のあるヒール振りを見せ付け、モモの主役を奪った感があったオリンだが、ここに正式に主役となったといえる展開になっている。
時節柄もあり、個人的には公共交通機関のエネルギーがゴミ処理施設でまかなわれているという設定も興味深かった。
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