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阿川佐和子さんて名前聞くなと思って借りてみたけど、TVタックルの人って知らなかった。
週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選の第8弾。
20人の有名人との対談。印象的だったのは、マツコ・デラックスさん。テレビはあまり見ないから、何となく怖い・うるさいというイメージがあるだけだったけど、斬るとこは斬りながらも、すごく気遣いをする人で、頭のいい人なんだろうなと。
ドキッとしたのは最近売れている歌の分り易すぎる素直な歌詞に、「若い子はそれぐらい言ってあげないとわからないんでしょうね。」と話すくだり。
阿川:もっと自分の言葉ないのかッ? って歌詞ばかりだもんね、最近の歌。
マツコ:もう、ネットで二行のニュースを読んで何も考えず、そのまま頭の引き出しに入れちゃう感じでしょう。その極致がこの「君がいていよかった」云々って歌。CMで初めて聞いたとき、膝から崩れ落ちたわ。
確かに、今ってわかり易く筋道が付いていて、そこに乗っていけば楽みたいな部分があるなと思った。メディアの誘導とかで、気付かないうちに自分の行く先が決まっているような感覚になったり。
いや、昔から日本人はそういうとこあるのかもしれないけど。右向け右みたいな。
わたし影響されやすいから、もっと自分の頭使って考えないとダメだよなと反省しつつ、咄嗟のことにはどうにも機転効かないなーと思う。言葉の裏を読むとか、すごく苦手。
その他、梶芽衣子さんの『恨み節』や『女囚さそり』、財津一郎さんの『てなもんや三度笠』などを映像をYouTubeで検索しながら楽しんだ。
世間知らずの自分にはとても刺激になる本で良かった。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
週刊文春の長寿看板連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選第8弾です!長嶋茂雄、綾小路きみまろ、白鵬、マツコ・デラックス、由美かおる、大橋のぞみ、池上彰、団鬼六、西田敏行、梶芽衣子に加え、故・藤田まこととの特別対談に、「うちのお父ちゃん」阿川弘之まで登場(敬省略)。豪華メンバーと語り尽す極上会話の宴。
マツコ・デラックスが気になって借りてきたんだけど半藤一利とお父上の阿川弘之の対話が妙に染みました。
自国の歴史を勉強しろということですよね。
意外に?かっこよかった白鵬と団鬼六。マツコ・デラックスは見た目どおり?揺るがない考え方である意味安心しました。
大橋のぞみちゃん、小学生で馬刺し頼むのはあなただけだと御見それしました。
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マツコデラックスの対談で興味深い言葉を発見。
『トランスジェンダー』
男と女をいったりきたりしている。
へ〜!!
美輪明宏さんもおそらくこのタイプと
マツコの予想。
ふむふむ。。。。
トランスジェンダーね〜。
僕と私を両方楽しめる。
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大好きな三國連太郎さんの対談が読みたくて
手に取った。
やはり、深く、辛辣で、謙虚で、気品がある。
三國さんの言葉ひとつひとつに、
さまざまなことに気づかされ、
その想いが胸にしみてくる。
その他、マツコ・デラックスさんの対談もよかった。
軽妙なトークの中に、この人の深いものの見方、
しっかりと勉強して臨まれている姿勢を
感じて、とても好感を感じた。
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お茶の間の人気者だらけのラインナップ。団鬼六の自伝だったり梶芽衣子の映画だったりを手に取りたくなったのは、取りも直さず、対談ゲストの魅力が存分に引き出されていたからだと思った。『聞く力』の対談名人は相槌名人。
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有名人との対談傑作選の8。
作品紹介欄にもほかの方の感想にも
なぜか名前がないけれど、
楽しい回のひとつはタモリさん。
いいとも!とかで
ゲストと話すことがないときどうするの?
という質問への返しも面白かった。