愛する人を亡くした時 新版 みんなのレビュー

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投稿者：sacchibi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

友人がお子さんを亡くされ、何かできることがあればと思って読んでみました。
結局、読んだところで、私ができることはほとんどないという結論に至りました。

ただ、知らないが故に不用意な発言をすることは免れたなと思います。

今は、時々、元気ですか？できることがあれば連絡してねとメールを打っています。

相手の捉え方にもよるし、通常の精神状況ではなくなるような出来事だと思うので、
つかず離れずの距離でいつでも手を差し出せる気持ちで、気持ちが癒えるのを祈ることにしました。

私自身も母を亡くし、愛犬を亡くし、恩師を亡くし、立て続けだったので、
悲嘆な気持ちに明け暮れていました。

その時、先の友人も言葉をかけてくれましたが、他人事というか、しっくりくる言葉ではありませんでした。

大切な人の死については、しょせん、当事者でしかわからない、わかりえないものだということは理解できるし、
その中でどう立ち直っていくかというプロセス、少ないながらも周りができることについて、記されています。
良い本だと思います。