投稿元:
レビューを見る
女が可愛い思われる、男に大事にされる素質のひとつに、前向きであることや、小さなことで素直に嬉しさを表現したり、(そして全力で)ドジなことをするっていうことがあると思う。男の人は、その様子を愛おしいと思うのだろう。
女のなかには、その「ちょっとの足りなさ」や「些細なことで幸せになる」を意識的に演出する人も決して少なくないとおもうのだけど、国際恋愛をしてると、否応無しにその「ちょっと足りない」部分が出てくる。言葉の不十分さ、文化的コンテクストへの相互理解の不足があって、そこで生じた齟齬が、好き同士だと「ちょっと足りない魅力・可愛さ」として変換されたりするのだ。
些細なことで幸せになれるのは、それを些細だと思うか、大きなことだと思うか、っていう差異があるから。
では何故「こいつ、些細なことで幸せになってるなー(ういやつめ)」って思うかというと、その人にとってはそれは既に存在して当たり前だったり、手に入れてしまったものだから。国際恋愛の場合、その違いは自分が生まれた社会的バックグラウンドから生まれて来たりする。そこには経済力の差異があり、文化的差異があり、政治的自由の差異があり、市民意識の差異がある。その差異を差異ではなく、優越や格差で捉えてしまう時、差別の問題が上昇してくるのだろう。
このマンガに出てくる月(ゆえ)さんは、なんて女として魅力的に描かれているか。
あくまでも男目線、というか井上さん目線で「魅力的」なので、人によっては日本人からみた「ちょっと足りなさ」などの点で「中国人嫁をバカにしている」と感じる人もいるのだろう。
(例えば、「中国嫁日記」の差別性が自覚できない奴は差別主義者!http://togetter.com/li/166146 )
誰がなんといおうと、井上さんが月さんをとても大事にしていて、愛している感じが紙面を通じて伝わってくるので、読後感は非常に良いし、月さんの言動を見ていても、きっと素敵な人なんだろうなと思う。
ただ私もすごく権力構造には敏感で、とにかく本人たちが幸せであればいいじゃない!という考え方にはどうしてもなじめない。何故この二人が惹かれ合ったのか、魅力的だと感じるのは何故なのかを深読みしようとしてしまう。そこに私は自分のきたなさを感じたりもする。一方で、このマンガを夫婦愛の物語の中に閉じ込めてしまうのは、やはりもったいないという気がする。
上記にあるような批判をしたり、「中国嫁」に対して中国の女の人に対するリスペクトが足りないと感じてしまう人がいるのならば、この漫画を槍玉にあげるより、そう思う自分の内面に向きあったほうがいいと思う。このマンガを読んでちょっとひっかかって感じることは、国際恋愛や国際交流をしている人に限らず、きっと多くの人が恋愛する上でぶつかる本質的な問題であると思うから。
女として、また中国人・韓国人・台湾人など、海外の男性との恋愛が多かった国際恋愛経験者として、いろいろと感じるところがあった。また時をおいてもう一度読み直してみたいマンガのひとつだった。
投稿元:
レビューを見る
著者の本職が男性向けアダルトフィギュア作成なので、本元のサイトは「未成年お断り」。大手検索サイトからの移動の際はご注意を。
------------------------------------------------------------------------------------------
書き下ろしの「中年男と中国娘」がねぇ、凄く共感する内容でした。私もオタクですからね、井上さんと同じ状況だったら、「これはないわ」と思いますよ。
「こんなに若くてカワイイ女の子が…、俺を好きになる!?」
「ないわ~」
なんか、ラブコメのシチュエーションまんまですな。
投稿元:
レビューを見る
書店で平積み,増刷とされていたので気になって手に取った一冊.
字が異なっていたので最初は気づかなかったのですが,ゲームデザイナーとして一名を馳せた井上純弌氏のコミックエッセイ.
すでに40を超えた井上氏が結婚した20半ばの中国人妻との日常をほのぼのとした絵柄で描いてます.
国際結婚云々とか中国人云々ではなく,純粋に嫁はんの事だけにフォーカス.
ほっこりとしたいアナタに薦める一冊です.
投稿元:
レビューを見る
希有馬屋の中の人が、こんなかわいい嫁さんもらってたなんて、う、羨ましすぎる!!
ハルヒ本には昔お世話になりました。
ユエさん、ほんとうに可愛いです。
投稿元:
レビューを見る
実録四コマ本、という形式ですが
途中で飽きず止まらずすらすら読んじゃいます。
筆者・井上さんの中国人のお嫁さん、月(ゆえ)さんとの日常が主なのですが、
この月さんが凄く可愛いんです。
見てて自然と顔が緩んじゃう。
「かわい~」って口から出てしまうほど可愛い
お二人の日常に、心がほんわか和みます。
投稿元:
レビューを見る
中国から来たお嫁さん!しかも若い!そのせいなのか、本人の個性なのか、作者である旦那さんの毎日は、ネタに溢れています。それぞれ違いがあるのは当たり前なんだから、そこでイラつくよりも、吹き出しちゃった方が楽しいし幸せな毎日が送れるに決まってますよね。ご本人曰く、「オタクは女性をステレオタイプの偏見を持つ」といってますが、本を読む限り、個性を尊重されていられるのが印象的です。
投稿元:
レビューを見る
以前新聞で「月さんを応援しています」とブログが紹介されていて、見に行って面白い!と思っていたのですが、いちいち見に行くのがめんどくさくって、それ以降ブログは見ていませんでした。(^^;;;
なので、書籍化されたのを新聞広告で知り、早速購入。
全体的に月さんが面白い!
でも、ちょっとホロリとさせられる場面もありそこがまたいいです。
読み終わって、ほのぼのした気持ちになります。
そして、結婚ってちょっといいかも・・・と思ったり。
投稿元:
レビューを見る
家族の誰かが買ってきたものが、家に放置してあったので読みました。
40代の日本人のオタクの男性が、20代の中国人女性と結婚し、彼女との結婚生活を4コマまんがで描いたものです。
日本の文化に不慣れな若くてかわいいお嫁さんとの幸せな日々。
つまり、ノロケ(笑)です。
幸せな人の話を聞いていると、ついこっちも無意識のうちに頬がゆるんでしまったりしますよね。
そんな感じです。
ほっこりした気持ちになりたい時に読むといいかも。
純一さん、月さん、末長くお幸せに、です。
投稿元:
レビューを見る
表紙を見てインディアン嫁日記かと一瞬。
男女の壁を考えれば国籍の壁などささいなことかもしれない。
身近に中国人も奥さんが中国の人の人もいるのであまり特殊な話ではないかと感じた。
この本は国際結婚の薦めというより、結婚そにものの薦めだろう。
前述のとおり、男女の壁こそが最大の問題。と一既婚者として思う。
投稿元:
レビューを見る
国の違いからくるカルチャーショックも笑いに変換すれば、みんな幸せ。
国際結婚を扱った本にありがちな、言ってしまえば平凡な視点だが、ここまで徹底したらこちららはもう白旗を上げるしかない。
要は、本を丸々一冊使った壮大な「ノロケ話」なんだよね。
気に入りました。ブログを追いたいと思います。
月(ゆん)さんはとてもかわいい。ま、うちの嫁にはかなわんが(笑
投稿元:
レビューを見る
中国の月さんをお嫁さんとして迎えた、その後の生活を可愛いタッチで4コマ漫画にしてあります。
爆笑ではなく、にっこり笑えるほのぼの系のマンガです。
かなりお勧め!
現段階で3巻まで
投稿元:
レビューを見る
面白くない訳ではない。
ぼくの趣味ではないというか、ぼくの今の感覚ではヒットしない感じでした。
薦めてくれた人には悪いのですが、フツーにしか感じませなんだ。残念。
投稿元:
レビューを見る
とにかく面白いです!
出会いを描いた漫画も必見!
あったかい気持ちになれる本。
一緒がいいね、と思えます。
投稿元:
レビューを見る
面白い!
ユエさん(嫁)があまりに可愛らしくて微笑ましい。
あーこんな嫁さん欲しいなぁー・・・と
男性ならきっと思うに違いない。
文化の違いもなんのその!愛あふれるマンガです。
投稿元:
レビューを見る
この本、というかこのエッセイまんがのいいところは、本そのものの前書きやご本人のブログでも言及されている通り、「なんか国際結婚とかさておいて、結婚ていいなぁ」という気持ちにさせられるところに尽きると思います。
筆者(ジンサン)の漫画としての構成や演出、また言葉の選び方も、純粋に上手い。フィクション描きがエッセイ漫画も上手いとは限らないので、これは筆者の能力の高さだなあと感じました。
半分ぐらいは既にブログに掲載されている漫画ですが、後半の描き下ろし漫画もとても良い内容です。