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とあるブログで取り上げられてて読みました。
実話をもとにした・・・みたいな感じだったので惹かれて読みましたがフィクションらしい。
小説家を目指す30代男性の投稿し続けるお話。意識の変革とかを取り上げてます。
なるほどと思うところもあるけれどいかんせん文章がくどい。
必要ないんじゃないの?と思われるくだりも長いので読んでて飽きます。
限りなく☆1つに近いのですが、ためになることも書かれていたので☆2つ。
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題名に功名な仕掛けが。
小説の書き方本のような題名。
読み始めるまで小説の書き方本だと思ってました。やられた。
しかも「努力しないで....」なんて嘘ばっかり。
少なくとも、この本の主人公のような人が手に取りそうな本に見せていることは成功。
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作者(作品中ではイルカという名前)が厳しい生活を送りながら、ついに新人として作家デビューするまでの話『邪馬台国はどこですか』
大学中退ゆえに営業職の仕事にしか就けず、ノルマに追われ、妻には作家の夢を断念するように言われ、それでも書くことが止められない 妻子とともに生活に困窮しながらも独力で小説を書き続けた、その努力も才能だと思う
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鯨統一郎はたまたまデビュー作の「邪馬台国はどこですか?」を読んでいて、面白いなーと思った覚えのある作家。なので図書館でみつけて借りて見ました。
これ、その「邪馬台国はどこですか?」を読んでいるヒトでないと面白くないんじゃないかなぁ。プロ作家を目指している、自信はあるけどどうやらすばらしく面白い作品が書けない青年(?)の、デビューするまでの話。
「この作品は事実を元にして構成しましたが、あくまでもフィクションです」とあるし、小説である以上、もしかしたら全部が作り話かもしれない。でも作り話としてこれだけを読むには「それだけ」の話なので、ちょっと、ね。
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努力しないで作家になれるんだったらそりゃいいよね・・・って軽い気持で読み始めてみて、タイトルで惹きつけようという著者の意図にやられたと言うのが、最初の感想。
とにかく、中盤からの苦労の数々が、妻子を持つ身としては読んでいて苦しくなってくる。夢があるとか、才能があるわけでもないのに、同じように苦しんでいる人も多いと思うが、そういう中で、自分の(配偶者の)才能とか夢を信じて突き進む姿は、むしろ哀れ。たまたまデビューできたから良かったようなもの。
最後の最後でデビューできたくだりは、小説らしく一気に流れ込んでいくところはさすが。
ただし、読み終わってふと考えると何も残らないのも事実。
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そんなわけがない。
努力・努力の何物でもない内容でした。
作家デビューまで17年間かかったんですよ。
転職・転職の繰り返しで貯えも底をつきモヤシ炒めの生活。
奥様の支えあっての作家デビューですよ。
事実を元にしているので、デビュー作品も読んでみたい。
苦労して生み出された作品だから。
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2014.12.14読了鯨統一郎さんのデビューまでの自伝的作品。文庫化された時に泣けた本ってツイッターにあって興味を覚えた作品。タイトルが問題になったそうです。確かに全然違う。でも、小説作法、読む方からもすごく参考になり面白かった。
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『2011年 6月 25日 初版 第1刷 発行』版、読了。
タイトルにものすっっっごい、偽りアリな「意地と努力と根性で!」ギリギリまで生活に追いつめられながらも、見事、著書を刊行するところまで、こぎつけるのことのできたサクセスストーリー的な内容でした。
その年数、およそ17年。やみくもに、そしてがむしゃらに書き綴っては応募して、そのたびに落選を繰り返して…一時は作家になることを断念するも、やはりまた闘志が沸き起こって再び挑むという…鬼気迫るも、周囲の冷たい反応にも耐えて締めくくった内容は「あー、良かったなあ!」と、それにつきました。
自分は、この伊留香総一郎が主人公の本を続編にあたる「作家で十年生きのびる方法」から読んだために、このあとどう展開するのかは存じてはいたのですが…それでも本作はどう(自分がすでに知っている)結末へ着地するのか気になって、一気読みした一冊でした。
そして次は間違いなく作者のデビュー作である「邪馬台国はどこですか?」を読んでることと思いますww
作家を志していれば、何かしら「心に刺さる」一冊だと思いました☆
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「邪馬台国はどこですか」を読んで興味を持ってこちらに手を伸ばした。
伊留香総一郎と言う名の主人公が苦境に耐えながら小説を執筆、投稿し、小説家を目指すというストーリー。
邪馬台国〜 のようなトリッキーさや、構成を考えて作った様子は感じられない。(タイトルのキャッチーさは共通しているかも知れない)
しかしながら、主人公に次々と苦難が襲いかかってくるなど、楽しめる内容になっている。
似たような展開が出てくる箇所もあるが、くどくなるほどではない。
主人公が最終的に書き上げる小説が「邪馬台国はどこですか」なので、筆者の自伝的小説という位置づけなのだろう。
筆者と主人公は重なる部分も多いが、本書の内容がどこまで本当かはわからない。
なので、ドキュメンタリーではなく、フィクションとして楽しむべきだと考える。
作中に「他人のために書くのがエンタメ小説、自分のために書くのが純文学」とある。
本作品は筆者にとって『純文学』なのだろうか。
「純文学寄り」ではあるかも知れないが、そこかしこに筆者のサービスを感じたので、エンタメ小説に分類した方が適切であろう。
主人公の行動には言い訳じみたところが多く、納得するのが難しいところもあるため、感情移入ができるかは人によるところが大きい。
主人公を挑発して失職のきっかけを作る男、夢を諦めて長年書きためてきたアイデアノートを破り捨てるなど、印象的なシーンがあり、なかなか読ませる内容だと感じた。
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鯨統一郎デビューまでを描いた私小説。
フィクションであるとされているが、読者としてはこれが鯨氏の真実であると理解している。
「努力しない」とあるが、明らかなタイトル詐欺。
鯨氏は努力に努力を重ねようやくデビューに漕ぎ着けた。
小説を書く行為の全てが楽しみのため、トイことであれば、努力をしていなかったのかもしれないが、それは一般人における「努力しない」とはやはり異なる。
後編の10年作家で生き延びる本でもそうだったが、鯨氏は書きたいことが次々に溢れてくるタイプのようで、そういう人でなければやはり作家にはなれないのかもしれない。
少なくとも私は現状、次から次へと文章が生まれてはこない。