紙の本
もうちょっと手軽に出来ないものか。
2016/05/09 19:16
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投稿者:ラビラビ - この投稿者のレビュー一覧を見る
保健所の規定がらみでフルーツの30分低温加熱をやってみたく、この本に書いてあるようにザルやボールを組み合わせてみた物で、イチゴの加熱をやってみました。
当然のことながら、鍋を火にかけながら30分温度をキープするのはしんどかったです。
結果は、ジャムのような臭いを発するホクホクのイチゴになりました。美味しいかどうかは謎で、何よりザルからイチゴのドリップが落ちてきてしまい、下の水がほんのりピンク色に。
まぁ、今回は失敗ですが、野菜や果物を加熱するのは酵素や食感を害する悪いことだと思っていたので、それが逆に良いことになるのなら、何かしら工夫して成功させてみたいです。
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有用。
特に巻末の「電子レンジで加熱すると」のくだりはメモ。
食べ物の分子は電子レンジの高周波によって異質な分子状態に変化、その結果過酸化物質ができる。つまり、電子レンジの高周波は食べ物のO(酸素)に反応するので、できあがった料理には酸化物が含まれている。酸化物は体にとって毒性。自然界にはない状態にしてしまう調理法。
せっかく有機野菜を食べていても、無意味になっちゃう。
できるだけ、電子レンジは使わないようにします!
あとは50度の湯で野菜や肉、魚を洗うことは実践できそう
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タカコさんの本だから、と買っておきながら全然読んでなかった本ですが、今回別府鉄輪で蒸し料理くらぶに参加してそのおいしさと有用性にめざめて再度本を読み返しました。この本にも載っているレシピを参考にしてカレーを作りましたが、野菜のうま味がものすごいことになります。とてもおいしいです。
自分はなぜすぐやらなかったのかを考えると、本書には鍋、ボウル、網が必要だと書いてあり、この網がちょうどいいものがなかったのでやらなかったんですね。いわゆる中華セイロでも他の蒸し器でもちょっとしたコツ(温度計を何とか間に差し込む、鍋とセイロの間に上記の逃げ口を作る、など)で代用できるので家庭でももっと活用できると思います。「ひらやま式低温スチーミング鍋 」という上記のコツが苦労なくできる鍋や電気式で温度自動調整してくれる「低温スチーミング電気鍋「ひらやま蒸し器」」もあります。(電気鍋はお値段が高いですが)蒸した野菜は冷凍・冷蔵保存しておけば料理にすぐ活用できます。
この本をベースに基礎理論を知って作ると工夫次第で色々な料理への道が拓けます。興味のある人は一読されることをお勧めします。
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50℃洗いを試したら野菜が美味しくなって驚いた、けど、わざわざ温度計で計ってやるのがえらく面倒だった。ところが、友人に水道の湯温を設定して洗えばよい、と考えてみたら当たり前なことを教えてもらい、今は楽に50℃洗いができている。
低温スチーミングは、それに比べると手抜きができず、かなり面倒。洗い物も増えるし。…けれど、やっぱり、美味しいのです。ほうれん草、蒸した後はアク抜きもせず、そのまま塩をかけるだけで甘いのです。
これはよい本を見つけたぞ、と今は鼻の穴が膨らんでいるが、手間がかかることは否めないので、続けられるか…が今後の課題。