紙の本
泊まってみたい
2023/05/14 00:29
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まったり読めます。タイトルのボロという言葉にはびっくりしましたが、中には泊まってみたいなぁという宿もありました。なんか、いい本です。
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探してないだけで、旅館ってけっこう色んなとこにあるもんかもしれんなぁ。今度から旅行に行くときはまず旅館を探すことにしよう
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行こうと思った宿がこの人のブログに載っていたんです。で、気付いたら本になっていたんです。
いやとても貴重です、こういう観点で宿を紹介してくれたりする人。お蔭でボロ宿の経営が救われ結果ボロ宿が世に残り続けてくれるならこんなに嬉しいことはないです。
いやー、行きたい。もう全部行きたい。ボロ宿は元娼館、ってのが多いのもまたそそる。
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この本が出版されると聞いたとき、正直「やられた!」という気持ちがしました。それぐらい僕にとっては「ツボ」にはいる本でしたね。こういう宿こそが本当に僕が泊まってみたいところです。
僕がこの本の元ネタとなったブログの存在を知るきっかけになったのはいつも行っている「東京DEEP案内」という「お好きな方にはたまらない」サイトの中にブックマークされていたのでなんじゃらほいといってこのサイトに行ってみたのがきっかけでした。「ボロ宿」と呼ばれるひなびた感じの宿の外観および内装の豊富な写真と、筆者独特のこだわりが出ていて、とても好感が持てたことを覚えています。それがライブドアのブログ奨学金の対象となり、こうして書籍化されるようになり、うれしいのが半分。そして、彼は僕と大体同じ時期にブログを始めたという記述を見て、複雑な気持ちになったというのが半分でしたね。
でも、内容は文句なしに僕の「ツボ」に入ってきて、全編を通して楽しく拝読できました。僕もこういった宿にはここに掲載されてあるものではありませんが、2・3箇所泊まったことがあり、もし一人で泊まるのだったらこういうところがいいなと、感慨を深めた次第でございました。このブログを作るために作者はどれだけのコストをかけて作ったんだろうと考えると、書籍化しても元は取れないのではなかろうかと読んでいてそんなことを老婆心から考えてしまいました。まぁでも、個人の趣味志向ですから僕がとやかく言うことではないんですけどね。
ここに掲載されている宿の多くは今ではそんなに見向きはされないのかもしれませんが、作者同様、僕も大変好きなので、できることならば、こういうところに常伯できるような経済力と時間がまたできたときに、この本をデイバックに忍ばせて、こういう宿をさ迷い歩いてみたく思っています。そして、筆者も言っていますが、こういうところで出される食事は、ボリュームがあって安くておいしいものが多いので、そういうものに出会うことも、楽しみの一つになると思います。
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元ネタは同名のブログです。嗜好に非常に共感できて、とても楽しく読めます。
ただ、写真は、ブログに載っている分にはなんとか見られる、商用印刷になると、ちょっとつらいレベルのものが多いのが残念です。
ボロ宿というのは、悪口ではなく、古びたものが好きな著者の愛情表現のようです。お風呂に旅館の主人や子どもが入っていたり、お酒が用意出来なかったり、美人女将が現れたり。ボロ宿あるところ、ボロ宿が成立できる地域性もあるのでしょうか。周辺散策も気取らず愉快です。ボロ宿だけでなくて、その周辺にいる人に会いに行く旅。いいなあ。
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風情がある古い宿を紹介して、大変面白かったです。
いつも、旅行に行く時に通り過ぎる古い、旅館など、とまったら、
どんな感じと思っていました。
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「ボロ宿」好きな著者が訪れた日本各地の宿を紹介。
「ボロ宿」ということで、本気でボロい宿も中にはあるのだが、正確には駅前にあるようなビジネス旅館とか、昔からあるような旅館とか、そういうのを指しているみたい。
自分で選ぶと、どうしてもビジネスホテルのようなのが多くなるが、こういう旅館もいいかもしれない。
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ボロ宿=古くて汚いというイメージですが、ここで紹介されている宿は、ただボロいのではなく古くても趣があったり、ゆったりとくつろげる感じの宿だったり色々でした。綺麗で快適な宿も良いけれど、ボロ宿にも泊まってみたいなぁと思いました。
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<目次>
はじめに
第1章 昔の姿を残す青森の湯治宿
第2章 花巻のお馴染み宿から、遠野へ
第3章 北関東の温泉旅館と利根川べりの宿
第4章 つげ義春ゆかりの宿を訪ねて西伊豆へ
第5章 忍者の里をさまよい歩く
第6章 伊勢から鳥羽へ歴史を訪ねる旅
第7章 四国から瀬戸内を渡って尾道へ
第8章 鳥取の限界集落と出雲の旅
第9章 熊本の日奈久温泉から鹿児島へ
<内容>
朝日新聞のに読書欄で文庫化したものの紹介記事を読んだら、図書館で見つけた単行本(続編もあります。たぶん読むけど)。「ボロ宿」と言っているけど、それほどでもない(鹿児島の旭屋と那須の喜楽旅館は額面通りだけど…)。むしろ、女将の素晴らしさや食事のよさが目立つ。一方、宿に泊まることが目的なので、それ以外の観光は杜撰(行き当たりばったりばかり)。旅行記としてはやや不満。それなら、もっと宿を詳細に書いた方がよかったかも(もとはブログなので、そちらは詳細なのかも…)。逗子市立図書館
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「ボロ宿」とはありますが、古い建物への愛を
感じる内容です。
高級旅館は昔からの佇まいを残していて当然
ですが、この本では安くて庶民的で、でも昔
ながらの施設で頑張る地方の小さな小さな旅館
の訪問記です。
この本にも絶滅危惧を懸念する人の叫びが万人
の共感を得ることは間違いないです。
消えてしまいそうなものでも、皆愛しているはず
なのに、無くなりつつあるのは何故なのでしょうか。
ボーっと生きている人が増えたからなのでしょうか。
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旅行記として、宿の様子や女将さんとの会話がたっぷり載っているため旅情を掻き立てられて楽しい。何ヶ所か行ってみたい場所もできた。
ただし、時折り著者の思想やわがままが垣間見えてがっかりする部分も。