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私の偏見ですが、今の日本人は、日本に対する愛国心や日本人であることに対する誇りみたいなものがあまり持っていない気がします。
私自身、数年前まではあまり自分が日本人ということに誇りだとかそういうのはなかったのですが、この本を読んで、日本人の素晴らしさが分かりました。
昔の日本人たちの素晴らしさを、今の私たちも持っているはずなので、昔の人達に恥じないよう日々暮らしていきたいと思いました。
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人生に悩んでいるわけではありませんが、『感動する!日本史』を読みたくて買ったのですが、続編っぽい本だったので、この本を先に読みました。この本は、題名にそぐわず、俗に言うスピリチュアル本ではなく、日本人としての誇り、志をしたためたものです。すでに、続編を読む前に感動しました。一つ一つの話しは、どこにでもあるものなのかも知れませんが、そこには、もれなく日本人の生き様がありありと記されています。
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白駒姫登美さんが優しい方なんだと思いますが、とても愛情に溢れた本だと思います。
自分自分と人を押しのけていく生き方より、謙虚に頑張り和を尊ぶ日本人的な生き方は私は好きなので、間違っていないんだよと言ってもらっているような気持ちになりました。
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日本人であることを、誇りに思える一冊です。
歴史の授業では教えてもらえなかったエピソードが、改めて日本史を学びたくさせてくれます。
子供達には、ぜひ読んでほしい。
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いい話がたくさん詰まっているなかでも、日本とトルコ、エルトゥールル号から東日本大震災までの互いに助け合う関係には涙してしまいました。
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日本の偉人の素晴らしさを気軽に読もうと思い手に取る。
偉人の例を紹介し、日本人としてどのような点が素晴らしいかを読みやすい文章でつづっている。
とにかく読みやすい。
ポーランドがシベリアの孤児をどの国も受け入れてくれなかったなかで日本が受け入れてくれたことに関するエピソードは涙を流しました。
他にも西郷隆盛の敗者に対する気遣い、坂本竜馬が仲介に入った薩長同盟での工夫、東京オリンピック誘致での感謝をメキシコに還元していることなど、心温まるいい話がたくさん掲載されています。
そのなかでも、一番印象に残っているのは、豊富秀吉の成り上がり方についての考察。
人生を豊かにする上で、人間には2種類のキャリアの積み方があるという。
「目標設定型」と「天命追求型」。
目標設定型は、明確なビジョンを掲げ、そのために手段と何をすべきかを考える欧米的な志向。
現在世の中で本屋などでも出回っている考えはこっちではないでしょうか。
対して天命追求型は目の前のことを楽しみ、工夫し、全力で取り組むことで一つ一つのステップを上がる。
豊富秀吉は百姓の生まれであることや信長のために尽くしたエピソードなどからもこのタイプの人間ではないかという。
欧米人とは違い日本人は本来、行為そのものが目的になる行為が多く広まっていく風潮にあると思う(お茶や花をいける、娯楽やゲームなど)。
もちろん志があることがいいことではあると思うが、
その目の前のことに意味を見出すことを強制する考えは、日本人には適さない人もいるのではないかとも思う。
意味のないことなどないのだから、目の前のことを全力で楽しむ工夫をした秀吉のように駆け上がる人生設計も考えの一つとして受けいれてみてはいかがでしょうか。
日本人には日本人独自の方法論があってもいいと思うように考えられていい本に出会えたなと思う。
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読んで欲しい一冊です。
2008年に子宮頸癌を罹患されたという著者。肺への癌移転までしながら奇跡的に生還して下さった(そして2011年に本書を執筆)のが本当に有難い。
一人でも多く本書に触れて欲しい。Facebookを経由し申請のメッセージをくださる先着10名の方には、私から本書を寄贈します。
是非に。
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さくっと読めますが,特に最後の方は何度も目頭が熱くなりました。
どんな国にも誇れる人はいると思いますが,日本人であってよかったと再認識させてくれる本。
勇気をもらえます。
この本を読むのと読まないのでは、生きる心構えが違ってくるはず。
その意味で、若い人ほど読んでいただきたいと思います。
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日本人って素敵だなと。過去の日本人が築き上げた外国人からの日本人への高評価を私達も継続できるよう努力していきたい。
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目頭が熱くなる時が何度もあった。
志を持つ人には同じ人が集まる。
野暮じゃなく粋な生き方を。
得ではなく徳を。
先人達の生き方を学べる本。
日本に生まれて良かった。
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日本人で良かった。
こんなすごい人たちの過ごしてきた日本でに生まれたことに感謝。
そんなふうに思わせてくれる本。
歴史は大人になって学ぶと、日本のよさがよくわかる。
学生時代は資料集に落書きばっかして、すいません偉人達よ。
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タイトルの通り、人生に悩んだ時の考え方、ものごとの捉え方について、日本史の歴史を紐といた各種エピソードから紹介し、示唆してくれている本。なかなか素晴らしい本だった。
<メモ>
・秀吉は遠い未来に目標を定め、”いま”をその手段としたのではなく、いつでも”いま、ここ”に全力投球であった。雑用係では自分がやれることを精いっぱいやった。その結果まわりから応援されて、次々と扉が開いて、いつのまにか天下人へと運ばれていった。人間の進化には、2通りの形がある。
ひとつは「目標達成型」これは夢や目標を持ってそこに邁進していくタイプ。もうひとつは「天命追求型」目の前にある課題に対して、ひとつひとつ力を出し切ることによって次の扉が開き、新しいステージに運ばれていくタイプ。自分から目標に向かうかまわりから運ばれていくかの違い。
おかげさまの精神をもつ日本人の感性にあっているのは、天命追求型かと。
無理やり目標を作らなくてもいい。無理やり自分の人生を創りださなくていい。ただ、目の前のことをひとつひとつ大切にしていくこと。夢って言葉は素敵だけど、自分で自分の限界を決めてしまっているのかも。縁を大切に今やれることに工夫を施す。すると人生に風が吹き、思ってもみなかった場所へ運ばれる。命が運ばれた場所、それが運命。
宝はは他からくる。YOU&ME あなたと私でみる”夢”こそ現実になる。
・夢に生きるとはやりたいことだけやることではない。夢に生きるとは好きなことだけやることではない。夢に生きるとは目の前のことをすべて受け入れ、そのときにできる小さな一歩を踏み出し続けること。夢に生きるとは大切な人たちをちゃんと大切にすること。チャンスはいつだっていま、目の前にあるということ。
・自分のいま置かれている環境がたとえ気に食わないとしても、一生というスタンスで眺めたときには、そこに意味があるはず。自分の置かれている環境をもっと信頼すること
・正しいか正しくないではなく、楽しいか楽しくないではなかう、粋か野暮か。それで決めてみませんか。自分だけでなく、周りのみんなのハッピーを考えることが粋で、自分のことしか考えないのは野暮。
・個で考えているうちは野暮。命のつながりのなかで発想するのが粋。
・生きるとは、「なんのために死ぬか」ということ。そこが見えた時、人は覚悟が決まる。
・先人を見てて思うのは、人生の最高の楽しみ方は自然に感謝することではないか。
楽しむとは、自然を感じること。
楽しむとは、神様を想うこと。
楽しむとは、想いやること。
・竜馬の持てる技術。それは相手の望んでいることをまず知ること。
・人のいいところを見つけると、あなたのなかのかわいげが育まれる。
・ダメな自分を笑飛ばし、ありのままの自分を受け入れること。自分を受け入れた分だけ世界へダイブできる。
・命の本質はつながりにある。
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歴史上のちょっとマイナーな人物を短編で分かりやすくそれぞれ紹介されていて、吸い込まれた。約一年ぶりに和書を読み、やっぱり紙の本が好きだと改めて実感した。
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●人生に悩んだら・・・というタイトルとは直結しないが、この本に登場する日本の偉人達には非常に興味をもった。特に、「ジョン万次郎」、「島津斉彬」、「フレッド和田」、「北里柴三郎」。これらの人については、自伝などを読み込み、深掘りしたい。日本偉人史への興味を沸き立たせてくれたという評価で「★5つ」とした。
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とても読みやすく、誰もが知っていそうであまり知られていない歴史上のエピソード、興味深いストーリーが収録されている。
日本史の勉強というよりは、戦国時代から近代にかけての日本という国や日本人の素晴らしさを、それぞれの物語を通して著者は熱く語っている。
この手の本は、ややもすると、日本という国にもっと誇りを持とう!的な思想に誘導しがちだが、そこは著者のソフトな語り口が功を奏しているのか、肩の力を抜いてゆるく読める。
全体を通して、幸せとはどういうことか、というテーマが核となっており、戦争や災害の中を生きてきた主人公達には悲壮感はない。
歴史上の人物の人間関係が時代を超えてつながり、絆として現在まで受け継がれている。さわやかな読後感が残った。