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十津川シリーズ初読。
わかりやすいけど読点が多すぎて読みづらい……。
推理は憶測中心で結果がついてくる感じでワクワク感はありませんでした。
一畑電鉄の社員の能天気キャラは光っていました。
今は亡きティファニー美術館駅に思いを馳せつつ読みたかったですが、別にここじゃなくてもよかったんじゃ…という思いが最後までぬぐえませんでした。
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旅で訪れたところを辿りながら読める というのがこのシリーズの楽しみかもしれません。 なんとも唐突な展開でしたが訪れたことのある場所が映像となって浮かんできました。
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久しぶりに十津川警部物を読みました。一畑電車や松江に多少興味があったので、読みましたが、いつもの十津川警部の安定感は健在でした。連載も一杯抱えていると思うのに、書き下ろしなんですね、この作品。
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会津と松江の歴史と文化を知るきっかけになる本。
一畑電車があるというのを思い出しました。
松江は鳥取に行った際に,寄ったことがあるだけなので,
しっかりとした記憶がありません。
本書を読んで,また行きたいと思いました。
事件は,電車の時刻表などが関係していないところが少し残念です。
芸能界と文芸界の一部を垣間みれるところはいいかもしれません。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに
八重垣作る その八重垣を
という歌が深みを出してくれているかも。
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役者を辞め一畑電鉄の駅長になった男・田宮が、プラットホームで何者かに射殺された。田宮の衣服のポケットから、ノンフィクションライターの五十嵐という男の名刺が見つかり、重要参考人として捜査を開始。ところが、五十嵐は十津川警部らが捜査中の別事件の被害者であり、すでに殺害されていた!?二つの事件に繋がりはあるのか・・・。
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ここに出てくるルイス・C・ティファニー庭園美術館前駅は
今は松江イングリッシュガーデン前に改称しており、
一番長い名前の駅ではなくなったらしい。
長い駅名の内に一度くらい行ってみたかった。
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山陰本線の車内で読了。
他の方も書かれているように、登場する”ルイス・C・ティファニー庭園美術館前駅”は、今はもう存在せず別の名称(松江イングリッシュガーデン前)になっています。(直接コノ駅名は謎解きには関連がありません)
松江から京都に向かうのに、山陰本線で向かうという記述があるのですがこれはちょっと現実的な選択ではないですね。
松江・出雲からですと、伯備線経由で岡山乗換えで京都に向かうというのが現実的な選択肢です。(コレも謎解きとは直接関連のあるものではありません)
双葉社さんの初版で読ませていただいたのですが、p.159の下段に「森乱丸」と書かれており、p.177の上段では「森蘭丸」と書かれておりました。
どうやらp.159のほうが誤っているようですね。
普段、小説を読むことはありませんが、舞台となった地に近い場所で各駅停車に揺られながら楽しく読むことが出来ました。
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鉄ちゃん御用達のトラベルミステリー。
[西村京太郎]の十津川警部 シリーズ、その中でも身近な一畑電車が舞台の作品を連休に読了しました。
.... 日本一長い駅名の小さな駅の名誉駅長・田宮始が射殺された。被害者の胸ポケットから東京で殺害されたノンフィクションライター五十嵐昭の名刺が発見され、そこには犯行を仄めかすメッセージが書かれていた。
と紹介されています。
小説の舞台は、松江しんじ湖温泉から1駅目にある、「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」(ルイス・シー・ティファニーていえんびじゅつかんまええき)
あれ? そんな駅あったっけ?
実はこの駅、駅名が二度変わってしまいました。
一時 日本一長い駅名として有名でしたが、残念ながら2007年に美術館の閉館に伴い「松江イングリッシュガーデン前」に改称されてしまいました。
その前、かつては「古江駅」という名称でした。
2001年、古江駅近くにルイス・C・ティファニー庭園美術館がオープンしたのにあわせて長い駅名に改称したもの。
だからオールドファンにとって、2001年からわずか6年間の日本一長い駅名と言われても、ピンと来ないのです。一畑電車「古江駅」ですから。
さらにその前を辿ると3度変わってます。
1928年- 許曽志駅(こそしえき)として開業。
1946年以降 - 古曽志駅(読み方は変わらず)に改称。
1964年- 移転のうえ古江駅(ふるええき)に改称。
ちなみに、日本一長い駅名の小さな駅は、現在は九州の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき)」です。
小説の発表は2011年。すでに美術館は閉園して駅名は変わってます。駅名を舞台にすると、あるあるな感じですね。
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ミステリー片手に宍道湖沿を走る一畑電車に乗って松江(千鳥城)や出雲大社をのんびり巡るのもいいですね。
本書から新しい知識も学びました。
一畑電気鉄道は昭和初期に開設された鉄道だがその頃は一畑薬師にいくための電車だった。そのため当時の線路は現在の一畑口駅のさらに3.3キロまで延びていてそこに駅がありそこから降りた人々が眼病に効く一畑薬師に参詣していたのだという。普通とは少し違うスイッチバックが見られる。
文化・文政1804~1830(11代将軍家斉)松江藩主松平治郷が不昧と号して江戸大崎に隠居所を作リ当時の大名や浮世絵師の喜多川歌麿らの文化人と親しく付き合った。