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バッボの手作りプーリア料理 南イタリア記憶の食卓 みんなのレビュー
- 奥村 千穂 (著), アントネッロ・アグルスティ (料理)
- 税込価格:1,466円(13pt)
- 出版社:アップオン
- 発行年月:2011.7
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紙の本
ゆったりした時間と、美味しい料理
2011/08/17 12:44
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段はトスカーナ州(北イタリア)のフィレンツェ郊外に住む著者が、夫の田舎である南イタリアのプーリア州に定期的に里帰りするようになり、これまで現地で味わった料理や、地元の歴史あるパン店の話題をつづる。紀元前からのプーリアの歴史を昨日のことのように語るのんびりとした人々と、自然と調和した風景が美しい。
海に面した州であるといっても、料理紹介では魚介を前面に出すことなく、豆類や根菜を使った料理、果実、菓子、パン類などを含め、バランスよく見せていく。
写真が美味しそうだと思ったもの、印象的だったものをいくつか挙げてみると:
++++++++++
たことじゃがいものサラダ
トマトの詰め物オーブン焼き
あさりとブロッコリーのトロッコリ、オレンジ風味
マルティーナ・フランカ風のボッコノッティ
まぐろとパプリカのインヴォルティーニ
++++++++++
これまで南イタリアに関する本(現地にお住まいの方々の著書などから受けた印象)では、乳製品を使わない料理やデザートが多く、また現地の方々も乳脂肪などをあまり好まないといった風に書かれていることが多いように感じていた(*1)が、本書にはバターやチーズが登場して、乳製品好きとしては、ほっとした。
ちなみに表題の「バッボ」とは、イタリア語で「とうちゃん」のようだ。本書には義父や著者の夫など、料理をする男性が複数登場する。
巻末には、プーリア州に旅行をする際のアドバイスも掲載。
(*1)
これは歴史的、地理的に「北イタリアでは乳製品が豊富」、「南はオリーブオイルや新鮮なラード」といった傾向があって自然なことと思うが、本によっては著者の意向や主義が出やすい問題でもあると感じていた。
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