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大好きなのが、これまた兎印文庫(私読み。カバーを外すと、うさぎだから)に入ったので購入。枕頭の書の一冊になりました。
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ヘッセは庭仕事には瞑想に近い感覚があるって語ってます。土を触ることには癒しの効果があるらしいですし、僕もベランダですけど毎日土を触っていると何だかホッとするんですよね。
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再読。図書館で単行本を借りて読んだが、何度も読み直したいので文庫本を購入。自然が好きになるし、関わり方も変わってくる。ひとつの生き方の本。ヘッセの小説のバックボーンが知れる。
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畑をやっているので「 ヘッセと庭?」というところで興味を持って、文庫化された本を読んだ。
ヘッセの詩やエッセイ・小説から「庭」というテーマで集めて、ヘッセ研究者のフォルカ・ミヒェルスという人が編集したものの訳本。
詩やヘッセの庭仕事の写真があって興味深かったが、ヘッセが水彩画を描いていたとは初めて知った、なかなか味わいのある絵、色がいい。
文章も作物に関することはいちいち頷けるし、なにしろ哲学がある。たきびをして思索にふけるところなどは東洋人
でも不思議ではない。そちらのほうの素養もあったのだから。
訳者あとがきにもあるが、若いとき読んだ者は作品の再読したくなるらしい。
ヘッセは「青春の書」と、わたしたち学生のころは言われていた。学習雑誌に『青春は美しいうるわし』が必ず掲載されていたものだ。 そのころヘッセはきれいな全集ものもたくさん出版されいて、 はなざかりだったし。
学校時代先生が絶賛、薦められるままに、『郷愁(ペーター・カーメンツィント)』や『知と愛(ナルシストゴルトムント)』など、 わかりもしないのに(今から思えば)読んだものだ。しかし、『デミアン』はなぜか読み始めては投げていた本だった。
そこで今回なんとか読み通してみた。どうして読み通せなかったのだろうかというのは今はよくわかる。
ヘッセの作品の特徴はとても象徴的なのだ。
例えば尊敬するものの対象が神か、友人なのか、 はたまた、自然に対するのか、鉱物なのか、事象なのか、全部なのかわからない。
恋愛対象も相手が女性なのか男性なのか、母なのか判然としない。 すべておぼろで
「私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したに過ぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか」
とおっしゃられると、そんな気難しいことおっしゃるから、なんだよと言いたくなる。といいつつ、ノーベル賞作家のヘッセは歳とって読むもだのという結論になった
そういえば『シッダールタ』も最近読んだのだった。
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2度目だけど読み通せない、のでヘッセの描いた絵だけを眺めてみた。花々をいつくしんでいることが伝わってくる絵だ。
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ガーデニングの本を読んでいると時々紹介されているので読んでみた。ちょっと難しかった。自身が描いたイラスト、得も言われぬ魅力を発揮している。
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「庭でのひととき」1935年7月に姉アデーレの誕生日の贈り物として創られた叙事詩、個人的に共感し心に残った。
焚き火をしながら、情熱と衝動の思慮深い支配者となるよう落ち着かせ、窮迫した時代にもできるだけ世界の成り行きに あの魂の平安をもって臨もうと。
人それぞれ、魂の平安や善は違うだろうが、まずは自分自身に正直に。
グンター・ペーマーによるスケッチ、ヘッセの水彩画、ヘッセの様々な表情の写真も良い。
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人間も自然の動植物と同じ一生物にすぎないとみるヘルマン・ヘッセ(1877~1962、1946ノーベル文学賞)。定住して家郷をもつという幸せ、一区画の土地に対して責任をもつことの歓びと愉しみ。ヘルマン・ヘッセの一日は、アトリエでの仕事と庭仕事。そして庭には、レーヴェ(ライオン)とティーガー(虎)という名の牡猫が。ヘルマン・ヘッセ「庭仕事の愉しみ」、1996刊行、2011文庫、382頁。
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私が考えたり感じている事を、深い考察と研ぎ澄まされた感性で、美しい表現で著した、ソーローの森の生活に並ぶ、私の座右の書です。