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おバカなタイトルと思い、つい手にとってしまった。内容的には誰にでも書けそうな普通の記述が大半(毎日登ったという事実以外は)だが、終盤の八合目、九合目、剣が峰あたりは個人的体験談でなかなか読み応えあり。
人生、なにをはじめるにも遅すぎることはないという思いは共通するところでもあり、読んでいて実に清々しい。
あとがきの最後に添えられた盛岡の学校の詩碑のことばもすばらしい。
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富士登山の前に参考にした本です。著者は肉体だけでなく、精神的にも非常にタフだなと感じた。準備、心構えをご教示いただいたおかけで、無事に登頂しました~。
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この、まいにちかあさん、というマンガを想像させるタイトルは、定年から富士山に登り始めたという佐々木氏の著書である。私の父も定年になってから地域散策を始めたが、文体や生活スタイルが似ているなというのが率直な感想だった。そこそこ大変な富士登山を淡々とこなす様子、また、100回登ろうがなんだろうが、素っ気ない妻の応答などなどだ。
佐々木氏に恐れいったのは、定年から始めた割には、冬山にまで登っていることだ。私も山登りを始めたくちだが、まだ冬山には手を出していない。実際、突風でふっ飛ばされて滑落する経験もされたようだ。そんなこんなで、800回以上も登っている佐々木氏であるから、佐々木氏の人柄と共に富士山の雰囲気がよく感じられる著書に仕上がっていた。富士山に登ろうと考えている方には強くお勧めしたい本である。
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毎日富士山って、ちょっとなんだか理解できないなあと思ったのだけども。
私も何年も前に、3週連続富士山に登ったことがあり、なつかしさもあって読んでみました。
やはり富士登山は過酷だよなあと、読んでいてますます実感しました。
登山するのは、準備だけでなく勇気ある撤退をする決断も必要だ。
富士に登る人は、ぜひ読んでおいて損はないと思います。
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この本は学校を定年退職してから富士山登山にはまり800回富士山登ったそうです。
昨年夏に富士山を登ってから富士山が身近に感じるようになり富士山登山についての本が目について読んでみました。
まいにち富士山と言っても、五号目までの道路が開通している五月から十一月まで荒天時は登っていませんのでまいにちという内容は誇張がある本でした。
ただもともとの興味のあった富士山登山については十分言及があつたので釣りタイトルにヒッカタとはいえ満足はしています。
「まいにち富士山」という本で2つ印象に残る内容ががありました。
一つは「富士山登山をまいにちできたのは目標が適切だった」。これは簡単過ぎす、むつかしすぎず、また同じ登山というものがないので飽きることがないという最適なターゲットだったからこそ繰り返すことができたと振り返っていますが、続けるためには重要な要素だと思います。
次に富士山を、のぼるまえは見晴らしが良く山頂の形がみえるので近くに感じる。登り出すと全然山頂の近くにこない。その時は前を見るのではなくしたをみましよう。そうすると今まで登ってきた距離をかんじことができるという話がありました。
たしかに富士山を登っていても前々山頂が近づく感がしませんでした。
これは様々なことにも置き換えれると思います。
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富士山に800回以上登った作者の本。
登る際の準備、上る際の心得など。
そしてなにより、失敗談がおさめられている。
登山は、成功する話よりも、失敗する話のほうが大事だと思います。
富士山に登りたくなる本。
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定年退職後に富士登山を始め、数年間で千回の登頂を経験した著者の富士登山入門の本。
こういうリタイヤ生活もいいかもしれない。