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#015 教える技術
日経ほにゃららでオススメされてたので読んでみた。人に何かを教える、というのは難しそうで難しい。それを行動科学という切り口で各種メソッドを伝達する、という内容。目からウロコが落ちるような話ではないが、確かに今まではあまり考えなかった事柄が多く、実際にこのメソッドで人に何かを教えてみると、もしかしたらウロコが落ちるのかもしれない。とはいえこういうの実践するには毎日相当気張って意識してないとついつい忘れちゃうんだよな。忘れたころに定期的に読み返すのがいいかもしれん。
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あくまで「行動」に注目して、育てていく。
たしかに、言われたときの納得感が違いそうだ。
そして、まぁみんな言うが、よく後輩を見るということ。
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管理職になってから常に難しいと思っている「人を育てる」ことについて見つけた本。
考え方はとてもシンプルで実行できることが多かった。類似本でよく書いてあること(たとえば「叱ると怒るは違う」など)をさらにわかりやすく明記してあり、期待以上に読んでよかったと感じた一冊。
内容自体に何か特別な「解決策」が書かれているわけではないが、迷った時にまた読みたいと感じた。
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行動科学という名前から機械的なものかと思ったが、そうではなかった。あくまでも人間性とかではなく行動に着目し、マネジメントしていくということ。そこには人間的な温かさ、認めるやほめる、しかるが当然必要。ただその対象が行動ということ。欧米式だともっと「科学」的なのかもしれないが。教えるということの超基本・土台として血肉にしたいので★4つ。仕事を分解し、具体的に指示し、具体的な行動目標を作る、行動をチェックし、行動をクリアしたことをほめ、行動を強化する、そして成功体験をつませると。しかし、前提にはやはり信頼関係が必要だと。最初から仕事の話はしない、仕事とその人自身のビジョンとの結節点を見つけてあげる、自分自身を情報開示する。これが教える時の基本ですね。この基本の上に細やかなスキルがあるのだろう。
優先順位付けだけはなくやらないことを指示してあげる。結果が出ずモチベーションが下がるのを防ぐために行動目標を認めてあげる。なども基本的だが忘れてはいけないこと。
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題名の通り。
人がなぜそのように行動するのかを分析し、どう行動すればよいのかを教えていけば良い。
具体的に明確に教えていけば良い。
少しずつ進めていけば良い。
特に変わったことは書いていない。
分かってはいるが、なかなかその通りに出来ない事。
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行動科学(心理学)をベースにした部下指導法。
ベース(ソース)はどの書籍を呼んでも同じだな、ということを今回も確認した。
ひとつ、納得したのが、強化する行動の選択に注意をはらおう、という点で、そのために、好ましい成果を生み出す行動プロセスを、詳細にピックアップするということは価値があると思った。
はたして、その構築は、業界を選ばないのだろうか。
企業風土に大きく左右されると予測すると、導入には大きな壁があると感じたが、変革のためにも、どこに焦点をあてて変わるのか、明確にできる可能性があると感じた。
人を指導する立場にある人には「行動科学」は学んでほしい。
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教える立場でもないが、教える技術を読んでみた。
教わる側から読むと「そうそう!いっぺんに言われたって全然わかりません!その通り!!」と、頷ける文言が多々。メッセージは相手に伝わらないと何の意味もないんですよ。でも、いざ「教える側」に立つとそんなことは忘れてしまうんだろうなぁと。
この本は「具体性とは何か?」を学ぶのにうってつけだと思います。
人に「具体的に説明しなさい」と言ったり、言われたりしてもそれが何なのか分らない。説明できない。理解出来ない。
そんな人が一読すると見方が変わるのではないでしょうか。
と、具体的でないレビューをあえてしてみる。(b´∀`)ネッ!
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5/4読了。
なるほどと感じたこと。
ー「プロンプト」「フェイディング」の加減
ー強化する行動を綿密に選ぶ
ー 行動の細分化とリスト化
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一番ハッとしたのは「劣後順位を決める」と言う点。多分私、自分でもできてませんでした\(^o^)/
教える内容を知識と技術に分けて考える、も言われてみれば確かにそうで、目から鱗。
評判通りの良書だと思います。
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職場の人間関係は「自然体」でなんとかなると思ってきたけれど、年齢が上がってくると、行き当たりばったりというわけにも行かなくなる。
しっかり相手と状況を観察して、考えて、「意識的に」行動することが重要なのだと思う。
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チームマネジメントでいつも思い悩むのは、「そもそもやらなければならないこと」だけではなく、「誰からも指示されていないけど、現状を打破するために新しく取り組むべきチャレンジ」を自分自身の信念を持ってチーム全員へタスク振り分けを行い、完遂させていくこと。誰が見てもやらなければならない業務をこなすだけでは、どんなに高い完成度で実現できてもそれは「作業」の域を出ないから(それだけでもキャパ以上の業務量だったりするんだけど)。これまでと違う新たな取り組みを進めるための変革のリーダーシップを発揮するには、共に働く人、特にチームメンバーへの接し方、能力の引き出し方、教え方が重要だと再認識。そして自分はまだまだ駆け出しマネージャーとしてこの「教える技術」が不足していると痛感。
自分自身も上司の部下であることを認識しながら(社長以外は全員部下なわけで)、自分自身も含めて「望ましい行動を如何に引き出すか」に焦点を絞ったマネジメントを意識して研鑽していければ。
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ひとに何かを伝えて、それがわかってもらえる、ましてや行動してくれる、と思うなんてことは実はたいそうおこがましいことなのだ、と近頃よく思う。上司⇔部下とか、講師⇔生徒とか、ていう関係性も、ある程度の社会的強制力は働くものの、根源的には何も解決しない。(しかもその強制力さえも、このご時世年代を問わず薄らいでいる。ハッタリ程度にしかならないと思っておくのが妥当か。)
伝える側は「わかってくれない、やってくれない→なんて理解の悪いやつだ」と考える百歩前に、どれだけ自分が伝える努力をしたのかということを最大限疑うべき。子ども扱いするな、とか新人扱いするな、とかは伝えられる側が勝手にそのうち言い出すので、それまでは赤ちゃん扱いくらいがちょうどいいのだ。
共感できること、ためになることは多かった。「教える技術」は裏返せば「聴く技術」にもなるので、二度おいしい。
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著者は社団法人行動科学マネジメント研究所所長を務めている。アメリカのビジネス界で絶大な成果を上げる人間の行動を科学的に分析する行動分析学、行動心理学を学び、帰国後、日本人に適したものに独自の手法でアレンジをし「行動科学マネジメント」として展開させた。日本全国の人材育成、組織活性化に悩む企業のコンサルティングをはじめ、ビジネスだけでなく、教育、スポーツの現場でも活躍している。
著書に「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」「会社を辞めるのはあと1年待ちなさい」「組織が大きく変わる最高の報酬」等多数。
これからの時代企業が発信する価値観や理念が重要になってくるのは明白であり、組織のトップのみならず、それぞれの部門のリーダーや組織を構成する全てのメンバーが信念や強さをもつことが求められる。
そのためにも「人材育成」が重要なカギを握ることになる。
人材育成には色々な問題があり、主な3つの原因として
①仕事は細かく教えてもらうものではなく、盗んで覚えるものだという考え方が未だに人々の意識の中に根強く残っていること。
②企業に求められる人物像が大きく変化していること。
③社員たちの価値観の多様化
「人材育成」は難しいものである一方、これからのリーダーたちにとって、「教える技術」はますます重要になっている。
本書は人間の「行動」に焦点を当てることに特色をもつ「行動科学マネジメント」を用いて「いつ・誰が・どこで」行なっても同じように成果がでる仕組みを利用し8割の人を確実に、しかも今までより明らかに短い時間で成長させることを目的としている。
本書は以下の10章から構成されている。
①教える前に心得ておいて欲しいこと
②上司がやるべきことは
③部下のためにできることは
④どう伝えるか
⑤どのくらい教えればいいか
⑥ほめることが大切
⑦叱ると怒るは違う
⑧継続させるために
⑨こんな場合はどうするか
10大人数に教える場合
「育てる人を育てる」ことが課題の企業は数多くあり、私が勤めている会社もそのうちのひとつである。
確かに業務において技術や仕事を教えていただくことは多々あるものの教え方を教えると点ではOJT・OFFJTを含めても皆無である。
教えることが仕事である現在の立場においては、やはり自分が学んできたことの経験から学び方を自分なりに工夫してきたが、どれが正解なのかは今もわかってはいない。
本書で紹介されている「行動科学マネジメント」では確かに行動に視点を当てるという前提を重視することで誰でも同じ成果を出せるというのもあながち間違ってはいない。
全てをあてはめることは出来ないものの、その考えは今の「教える」ということに試行錯誤している自分にとっては非常に有意義な考え方であった。読み進めながら共感できるリーダーも多いのではないかと思う。
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指導論の書は精神論から実用論まで幅広いけど、これは実用面が強い書。一部抜粋すれば「考え方を責めるのではなく、行動を責めよ」。その考え方、実際に仕事の場面で実用したところ、余計な波風が立たなくなり助かりました。
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自分一人でできる仕事には限界がある。だからこそ、大きな仕事は誰かと一緒に取り組む必要がある。
これはビジネスの現場だけに限らない。家庭や学びの場でも同じことだ。「教える技術」が優れているのは、そうした場についても応用できる内容であるところだと思う。
この書籍は、自分自身の仕事の能率を上げるテクニックではなく、相手の能率を高めるテクニックを取り上げている。自分がチームリーダーや組織の長になったとき、ここに挙げられている内容はとても役立つだろう。
以下、キーワードを列挙しておく。これらはムック本の方にあったパートタイトルから気になるものを抜粋したものだ。気になるフレーズが含まれていたら、書店で手に取ってみると良い。
・事細かに教えることが大前提
・指示や指導はすべて具体的な行動で示す
・教える内容は”知識”と”技能”に分ける
・優秀な社員の仕事ぶりを分解する
・ピンポイント行動を見つけ出す
・当然できるはず、という思い込みは禁物