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私は何事にも慎重になってしまい、動けずじまいのことが多い。それを払拭したくて、自分の背中を押してくれそうな本書を手にとった。
案ずるより産むが易し、とにかく思い立ったらすぐ動こう。慎重になりすぎて動けない人が動くための指針となるノウハウが書いてある。
・考える前に動く
・時間は限られている
・出来た!という経験をもつ
この三つが基本。ここから
「例え嫌なことでも、すぐに出来ることから取り掛かる」
ということがいえる。完璧主義者ほどノロマなことが多い。そういう人は、中途半端な出来でもいいから設定時間がきたら終える、ということを意識すべき。
精神的な面に関してのポイントは
・人は誰も他人のことなんて気にしてない
・やってみないとわからない
・引き際はきちんと決めておく
・人生を豊かにしたいなら、痛い目をたくさん経験する
・ちょっと恥でもかいたろか、という心意気
つまり、失敗したらカッコ悪いと考える人は、いつまでたっても人生を楽しめない。
以上が私にとって大事だと思った部分。最後にまとめてみると、
動けない人はマイナスを過大評価しすぎる。行動にはプラスの面とマイナスの面があるから、何事も動いてみないとどうなるかはわからない。動いてみて結局はマイナスの結果に終わったとしても、「自分が動いたことの中にプラスの要素を見つける」、これこそが本来あるべき姿勢なのではないか。
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まず動くこと。あなたが動けば世界がわかる。軽く動きましょう。いっぱい失敗して大成功しちゃいましょう。ダメだったらやめたらいいんです。誰もあなたの失敗なんて覚えてないんですから。まず行動ありきです。せこから、すべてが始まります。いいんです、ダメだったらやめればいいんですから。行動する人は幸せです。すぐ動く人はもっと幸せです(^^)v
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タイトルで「お、中々面白そうじゃないか」と思い図書館で借りた。
「何事も行動を起こし、恐怖を克服すれば成せないことはない」という風な話が書かれているのだけれど、
よくよく考えてみるとこれは行動を起こさない俺に対して母が口を酸っぱくして言う言葉とまったく同じであることに気がついた。
パラパラとページを捲ってもほとんど同じ事が何十何百ページと書かれている。
「とりあえず行動を起こせば何かしらの結果が出る」この一言で十分なのだ。
母は偉大である。
この本を読む前に著者のことを調べてみるとアンサイクロペディアに「彼の書く文章は論文などではなく小説だ。昔言っていたことと180度違うことがあっても小説だから批判をするのはナンセンスだ」とある。
話は変わるが最近小林秀雄の講演CDを聞いている。そこには「小説というのは「小人の説」である。つまらないものである」という話があった。
まさにそのとおりなのかもしれない。